先日発売されたような気がしますが、もう既にLCIモデルの開発が行われている模様。
BMW 8シリーズグランクーペ G16がもうLCI?
BMWのフラッグシップモデルである現行の8シリーズがデビューして約2年、そしてグランクーペが追加発売された約1年ちょっとというタイミングですが、8シリーズのLCI(マイナーチェンジ)モデルがテストされています。
BMWのモデルライフは概ね7年前後なので基本的には発売後3年から4年程度でLCIが行われることが多いですが、今回スクープされた8シリーズのLCIモデルはかなり早いタイミングで開発が行われている模様です。
ただしBMWではLCIのタイミングではないタイミングで改良モデルを投入する場合もありますので、今回スクープされたモデルが必ずLCIモデルであるかは不明です。
先日もこちらの記事のようにフォグランプが消滅したX2 F39が日本でも販売が開始されましたが、この車両ではLCIされたという情報はなくあくまでも前期モデルとして現在も継続販売されています。
よって今回発見されたBMW 8シリーズグランクーペの開発車両が本当のLCIモデルなのかは、時期的に考えて微妙なのかもしれません。
どうもキドニーグリルは無事のようです
今回目撃されたBMW 8シリーズグランクーペのLCIと思われる車両ですが、ボディの前後のみ偽装が施されていることから、フロント、リア周りのデザインの変更が主な改良点だと思われます。
フロント部分に関しては偽装が大きく施されているので詳細は不明ですが、一応キドニーグリルは横長の現行デザインを維持しているように見えます。
4シリーズや7シリーズのような大型のキドニーグリルを採用することが多くなったBMWですが、8シリーズグランクーペ G16に関しては変更なしであることを祈るばかりです。
ヘッドライトの形状も大きく変更はされていないと思いますが、ウインカーなどの位置は変更があるかもしれませんし、バンパー下部のインテーク部分に厚い偽装がされていることからこの辺りのデザインが変更されるのかもしれません。
インテリアの変更があるかもしれません
リアに関しても全面的に偽装が施されていますので、細かい変更点を見つかるのは難しいです。
定番なのはやはりテールランプのデザイン変更だと思いますが、テールランプ中央に偽装が施されていることを考えるとランプの位置やデザインが変更されるのかもしれません。
また写真でははっきりとは見えませんが、ダッシュボードに布らしきものがかけてあるように見えます。
これはインパネ部分の変更を隠す際に使用される方法ですので、このテスト車両のインパネは何かの変更が施されている可能性があります。
先日発表された次世代のiDriveであるiDrive8.0が8シリーズグランクーペのLCIに合わせて採用されるのかもしれません。
2021年または2022年に発売されるモデルから順次採用されるとも言われていますので、8シリーズグランクーペのLCIの際に変更が行われてもおかしくはないと思います。
どちらにしても、外見的な部分での大きな変更はない、小変更のみであり、インテリアに関してはiDriveのアップデートという大きな変更が実施されるかもしれない8シリーズグランクーペのLCIと思われる車両。
これが早すぎるLCいモデルなのか?それとも大きなイヤーモデルとしての小改良になるのか?現状ではまだまだ不明な点が多い今回のスクープ車両でした。
【引用・参照元】
https://www.motor1.com/news/491771/bmw-8-series-spy-photos/