知人にBMW 640i グランクーペを売却することが決まりましたので、仲介してくれるショップに車を引き渡してきました。

車を個人売買しなかった理由

BMWとBMW MINIの正しい中古車の買い方

今回BMW 640i グランクーペはこちらの記事のような経緯で知人に売却することになりました。

今回は個人売買ではなく長年お付き合いしているショップさんに一度買い取ってもらう形で知人に売却しました。

知人に売却するので個人売買でも良かったのですが、今回個人売買をしなかったのには理由があります。

  • 任意保険に可能できない可能性
  • 現状渡しにしたくなかった

この2つが個人売買しなかった理由です。

1.任意保険

一部の保険会社では個人売買の場合は、任意保険に加入できないからです。

以前任意保険の見積もりをしていた際に個人売買だと加入できないという記事を見た覚えがあるからです。

恐らくネット系保険の場合は個人売買の車は加入できない恐れがありますので事前に調べる方が良いと思います。

2.現状渡し

知人に売却するので売却後に故障してもお互い気まずい感じになるのが嫌だったので、今回はショップさんに仲介してもらいました。

もちろん、売却先も決まっているので通常ほどの利益を上乗せして販売する訳ではありませんが、多少は手数料的に利益を取ってもらっています。

当然車検や税金納車前整備もキッチリ行ってもらえるので、私も知人もショップも三者同意の上でwin-winになるように調整してもらえました。

早速納車に向かって整備が始まりました。

私がBMW 640i グランクーペをショップに引き渡した途端に納車前整備&点検が始まりました。

手際よく色んな部分を点検していきます。

少しショップの人と話し込んでいる間に点検は終了。

個人的にはタイヤの交換が必要かな?と思っていましたが車検を通すだけならこのままでもOKとのこと。

後は購入時に知人がタイヤを交換するかどうかになったので安心。

想定外だったのはバッテリーが交換時期に来ているとのこと。

約3年、3.8万キロ、ほぼ毎日乗っていたにも関わらずバッテリーの交換時期が来ているとは思いませんでした。

私も初めて知りましたがBMW 640i グランクーペにはバッテリーが2つ搭載されているとのこと。

大きい方は通常のバッテリーですが、BMWの場合はバッテリーも車に登録する必要があるらしく何でも良い訳ではないそうです。

また小さい方は予備バッテリーの意味合いが強いようで、大きいバッテリーが機能しなかった場合にエンジンの始動やコンピューターが停止しないためだそうです。

バッテリーが2個ですから価格も10万円以上らしいので、この分は納車整備代金に上乗せされそうで、知人には申し訳ないことになりました。

BMW 640i グランクーペの売却価格

実際のBMW 640i グランクーペの売却価格をここで記載するのは避けますが、ちゃんと根拠に基いて売却価格を決めています。

今回ショップは買い取っていますが、売却先も決まっているので適正な買取価格を査定してもらうのは避けました。

よって、他社2社ほどで下取り車として査定をしてもらった価格を元に売却価格を決めて、その価格で買い取ってもらいました。

知人にはできるだけ安く購入してもらおうと思ったのですが、相場価格からかけ離れた価格で売却することはできません。

このBMW 640i グランクーペは社用車なので所有者は会社になります。

会社の所有物を格安で売却すると後の税務調査などで利益操作として疑われることになるからです。

例えば、100万円の価値があるものを50万円で販売した場合、会社に50万円の損金が発生しますのでその分の支払う税金が減ることになるからです。

なので、実際に査定してもらった価格に近い金額で売却するしか方法がありません。

ちなみに、相場価格と資産としての簿価はイコールではなく、あくまでも市場の相場価格が対象になりますのでお間違えの無いように。

それでも知人は私がカスタマイズした金額分は得していると思いますし、私もカスタマイズした部品をバラ売りするのも忍びないので、お互いにメリットが有る形になりました。

まあ、普通に下取りに出してもカスタマイズした分はプラス査定にはなりませんし、逆にマイナス査定になることが多いのでこのまま引き取ってもらっても私的には同じなので損にはなりませんけどね。

しかし、いざお別れするとなると寂しいなあと思ってしまいます。