BMWの主力車種である3シリーズセダン G20のLCIモデルがスクープされました。
BMW 3シリーズセダン G20のLCIは2022年
前回はこちらの記事のようにBMW 3シリーズセダン G20の内装に関するスクープ写真が公開されていましたが、今回は外観(フロント部分)のスクープ写真が公開されています。
写真を見る限りの主な変更点は、ヘッドライトのデイライト部分がヘッドライト下部から上部に変更されていること、フロントバンパー中央部のエアダクト部分がブラックアウトされた部分も含めて大型化されていること、またフロントバンパー両サイドにあるダクトが縦型形状になっているなどを確認することが出来ます。
残念ながらキドニーグリルが取り外された状態の写真ですので、キドニーグリルのデザインに関しては詳細は不明ですが、取付部のみを見る限りでは従来のキドニーグリルから大きな変更点はないと思われます。
また撮影されたモデルのサイドミラーがMタイプのサイドミラーになっていることから、この車両はMパフォーマンスモデルであるM340i xDriveである可能性が高いと思われます。
BMW 3シリーズセダン G20のLCIモデルの変更点は少ない
今回撮影された3シリーズセダン G20のLCIモデルと思われる車両の外見上の違いは上記のようにあまり多くない印象です。
現状の3シリーズセダン G20に関しては販売面でも好調に推移していると思われますので、必要以上に外見を変更する必要がない、ということだと思います。
ただし、フロントバンパーの両サイドにある縦型のダクトとその下の黒いストライプのデザインは、先にLCIされたX3/X4と同様の手法が用いられていることから、フロントバンパーのこれらのデザインが今後のBMWのフロントバンパーのデザインとして共通性を持たせる部分になっていることになります。
なので写真では見ずらいですがフロントバンパー中央部のエアダクトからサイドのダクトにつながる面のデザインがかなり鋭角なデザインになっているのもX3/X4と同様の処理になっています。
なのでボディカラーによってはフロントフェイスの迫力が増した精悍なフェイスになっているのもX3/X4のLCIモデルと共通になっていると思われます。
4シリーズクーペ G22程ではありませんがBMWのフロントフェイスはどんどん精悍な顔つきに変わっていることは間違いないと思われます。
iDrive8の大型モニターは本当に採用されるのであろうか?
3シリーズセダン G20のLCIモデルが最初にスクープされた際に室内にはiDrive8に採用されている大型のモニターが装備されている写真がありました。
しかし、現在ではこのiDrive8を採用すると思われる車両はi4などのEV(電気自動車)のみで採用されていることが確認出来ています。
なので2022年発売が予定されている3シリーズセダン G20 LCIモデルで本当にiDrive8が搭載されるかは不明です。
先日スクープされた新型M2 G87の室内にもiDrive8を想定することが出来る大型モニターが取り付けられている姿が撮影されています。
なので弟分であるM2 G87にiDrive8が採用されるのであれば、その前に3シリーズセダン G20に採用されてもおかしくはないとも考えられます。
BMWはこの先進的なiDrive8に関してどのような意味合いで採用するのかを具体的にはしていませんので、いつ、どのタイミングでiDrive8が採用されるのか?
詳細が分かるのはもう少し先の話になるのかもしれません。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2021/07/20/2022-bmw-3-series-facelift-allegedly-leaked-on-instagram/