(出典元:http://www.bmw-new7.jp/feature05.html)
BMWの新型7シリーズから採用されているディスプレイキーとリモート・コントロールパーキングって便利なんでしょうか?
BMWの新型ディスプレイキーはさらにデカイ!
上記の写真から想像すると今までのリモコンキー以上にサイズが大きくなっているように見えます。私の640i グランクーペのリモコンキーも最初手にした際には「デカっ!」と思いましたけど、さらに大きくなっているハズです。
写真のように中央部にディスレイが装着されているため、ある程度の大きさがなければディスプレイの内容が見ません。それでは本末転倒ですから、それなりに幅も長さも大きくなることが予想されます。
ぶっちゃけ、もうジーパンのポケットには入りません!車のキーとiPhoneをだけを持って出かけるというおしゃれなシチュエーションはさらに期待できそうにはありませんね(笑)
リモート・コントロール・パーキングってどうよ?
この動画から分かることは2つです。
1.エンジンの始動・停止ができる
2.リモコンキーで車を前進・後進できる
この2つができることがわかります。エンジンの始動、停止が出来るのは便利だと思います。特に冬場は車を暖機運転される機会もあると思いますし、夏場は車に乗り込む前にエンジンを始動させることでエアコンを効かせることも出来ますね。
しかし、リモコンキーでの前進・後進はどうでしょうか?動画では広い場所で利用されていますが、本来は駐車場で駐車スペースが狭くて車は停められるけど人が降りることができない場面での使用を想定していると思います。
しかし、実際には直進だけで車庫への入庫、出庫をさせることはできないでしょう。それだけのスペースが街中のコインパーキングではほぼ期待できません。
大抵の場合は車を90度の確度で曲がりながら車庫入れする場合がほとんどだと思いますので、実際にリモート・コントロール・パーキングを使用できるのは、大きな立体駐車場のような駐車スペースに限定されるでしょう。
自宅のガレージに車を入れて人が降りられないような車は購入しないと思いますので、やはり利用する機会は思ったよりも少ないでしょう。
日本で発売される全てのBMWにはディスプレイキーが標準装備
今後日本で発売されるBMWにはディスプレイキーが標準装備されるそうです。リモート・コントロール・パーキングは標準では装備されない(3シリーズ、2シリーズ、1シリーズ)と思いますが、オプションでの装着は可能になるかもしれません。
私が次に5シリーズ以上の車を購入するのであれば、価格にもよりますが積極的には装着する気にはなれません。実際にどんなシチュエーションで使用できるのか?イメージができませんから。
また、3シリーズ以下のモデルの場合はそもそも利用する場面がほぼ無いと思いますからわざわざ別途費用を支払ってまで欲しいとは思いません。
一見すごい最新のテクノロジー的なイメージを持ちますが、実際にどれだけ利用されるかは別問題で、装備はしたけど一度も利用することなく車を乗り換えることになりそうな装備というのは意外と世の中には多いです。
今回のリモート・コントロール・パーキングもその代表例になりそうです。