2026年に登場する新型BMW 3シリーズ G50と、Neue Klasse（ノイエクラッセ）世代のi3 NA0のボディカラー情報がリークされました。
特にリセールバリューはボディカラーによって大きく変動するため、どの色を選ぶかは購入後の価値を左右します。
私は今回のリーク内容と過去のBMW市場の傾向をもとに、資産価値を守りつつ所有満足度も高くなるカラーを考察しました。
この記事では、新色の特徴から各色の市場的評価まで、リセールを重視する方に向けて丁寧に整理していきます。
❗️記事3行まとめ
✓BMW 3シリーズG50とi3 NA0のカラー戦略
✓リセール重視なら白黒グレーと青系が鉄板
✓後悔しないBMWボディカラーの選び方解説
新型G50 3シリーズ／i3 NA0で判明したボディカラー一覧
新型BMW 3シリーズG50と電動モデルi3 NA0のローンチカラーが公開され、全体として従来のBMWらしい定番色に加え、ブルー系やグレー系の新トーンが目立つラインナップになっています。ここでは参照記事に基づいて正しいカラー情報を整理し、リセール観点での特徴をまとめます。
G50 3シリーズのボディカラー一覧
| 英語表記 | 日本語 | 区分 | 特徴 | リセール考察 |
|---|---|---|---|---|
| Alpine White | アルピンホワイト | 定番 | BMWの代表的ホワイト | 需要が最も広く高リセールが期待できる |
| Mineral White | ミネラルホワイト | 定番 | 真珠のような光沢を持つ白 | 上級志向の層に強く残価も安定 |
| Black Sapphire | ブラックサファイア | 定番 | 深い黒で高級感が強い | 指名買いが多くリセールが堅い |
| Brooklyn Grey | ブルックリングレー | 定番 | 近年BMWで人気のモダングレー | 人気継続が見込め堅実な選択肢 |
| Space Silver | スペースシルバー | 新色 | 金属感を抑えた淡いシルバー | 万人受けしやすくリセールでも有利 |
| Fire Red / Vegas Red | ファイヤーレッド／ベガスレッド | 新色 | 鮮やかで存在感の強い赤 | 好みが分かれ中古では価格差が出やすい |
| Le Castellet Blue | ル・カステレ・ブルー | 新色 | 鮮やかな青でスポーティさが強い | 青系人気の追い風で残価が期待できる |
| Polarized Grey | ポラライズドグレー | 新色 | やや青みのある洗練されたグレー | トレンドに合いリセールも安定しやすい |
| Ocean Wave Blue | オーシャンウェーブブルー | 新色 | 深みと明るさを併せ持つ青 | 希少性と人気のバランスが良い |
| Eucalyptus Green | ユーカリグリーン | 新色 | 自然調の落ち着いたグリーン | 個性が強くリセールは読みにくい |
i3 NA0（Neue Klasse）のボディカラー一覧
| 英語表記 | 日本語 | 区分 | 特徴 | リセール考察 |
|---|---|---|---|---|
| Alpine White | アルピンホワイト | 定番 | EVでも扱いやすい白 | 幅広い層に売れ最も安定 |
| Black Sapphire | ブラックサファイア | 定番 | 濃色の高級感が際立つ | i3でも需要が強い可能性 |
| Brooklyn Grey | ブルックリングレー | 定番 | 近年のBMW EVに適した中間色 | 安定したリセールが期待 |
| Space Silver | スペースシルバー | 新色 | 先進性を感じる淡いシルバー | EVとの相性が良く堅実 |
| Le Castellet Blue | ル・カステレ・ブルー | 新色 | 躍動感のある鮮やかなブルー | 青系人気を背景に残価も狙える |
G50/i3のカラー構成から読み取れる傾向
今回のカラー展開を見ると、G50は白・黒・グレーを軸にしながら青系や淡いシルバーを加え、幅広い層に訴求できる構成です。
一方でi3 NA0はよりシンプルで、EVとして普遍的な色を中心に据えている印象があります。
私はリセールを重視する場合、G50は白・黒・グレー・青の4系統が有力で、i3 NA0はさらに白・グレー・青の3本柱が価値を残しやすいと考えています。
BMWのリセールを左右する“色のデータ的傾向”とは？
世界データに見る「売れる色」の共通項
リセールを考える際にまず押さえておきたいのは、色の人気そのものが市場価値を左右するという点です。
2024年のiSeeCars「Most Popular Car Colors Study」では、世界的に白・黒・グレーが販売比率の大半を占めています。
白は清潔感と視認性、黒は高級感、グレーは流行に影響されにくい安定性が理由として挙げられます。
私はこうした“普遍的に売れる色”の傾向はBMWのようなプレミアムブランドではより顕著に反映されると感じています。
実際、これらの色は買い手が多いためリセールで価格が落ちにくいというシンプルな構造があります。
日本のBMW中古市場で強い色：白・黒・グレー・青
日本の中古市場を見ても、カーセンサーやGooの在庫傾向はアルピンホワイト、ミネラルホワイト、ブラックサファイア、ブルックリングレーが高い需要を維持しています。
BMWには青系の人気も根強く、G50やi3 NA0にも設定されているル・カステレ・ブルーやオーシャンウェーブブルーのようなブルー系は、鮮やかさと上品さのバランスから比較的高い評価を受けやすい色です。
私はBMWの青が“スポーティさとプレミアム感の両立”というブランドイメージを形作る象徴だと考えており、この点が中古相場でも好影響を与えていると感じます。
こうした背景があるため、G50では白・黒・グレーに続いて青はリセール強色の筆頭になると予測できます。
下落しやすい色：赤と緑のリスク
反対に、価格が下がりやすいのはファイヤーレッド／ベガスレッドのような鮮やかな赤系、そしてユーカリグリーンのような個性の強い緑系です。
BASF「Automotive Color Report 2023/2024」でも、明るい赤や緑は世界的にニッチな需要に留まり、プレミアムブランドでも残価が安定しにくい傾向が示されています。
買い手の絶対数が少ないため市場規模が小さく、色の好みが合わなければ選択肢から外されやすい点が理由です。
私は特にG50で新設定された赤と緑は“展示映えはするが中古評価は読みにくい色”として注意が必要だと考えています。
リセールを重視するなら、定番色か青系を選ぶのが現実的な判断です。
2026年 G50/i3でリセールが高くなると予測できるカラー
最も堅実な選択肢：白・黒・グレー系
筆者の元愛車：M440iグランクーペ ボディカラー：ブルックリングレー
まずリセール重視で最優先となるのは、G50とi3 NA0に共通して設定されているアルピンホワイト、ブラックサファイア、そしてブルックリングレーです。
白と黒は世界的に最も人気が高く、中古市場でも「買い手が多い＝価格が落ちにくい」という強みがあります。
ブルックリングレーは近年BMWの象徴的な色となっており、モダンで飽きにくい印象からリセールにおいても堅実です。
私は、この3色は世代が変わっても評価が大きく崩れにくい“王道カラー”だと考えています。
ブランド価値と結びつくブルー系：ル・カステレ・ブルー / オーシャンウェーブブルー
出典：speedme.ru ル・カステレ・ブルー
次に注目したいのが、BMW特有の人気を持つル・カステレ・ブルーとオーシャンウェーブブルーです。
鮮やかでありながら品のあるブルーは、過去のBMWモデルでも比較的残価が高い傾向があります。
私は特にル・カステレ・ブルーが、G50・i3のどちらにも設定されている点を踏まえると、販売台数が一定数集まり中古市場で“適度な流通量と希少性”のバランスが取れると予測しています。
一方でオーシャンウェーブブルーはG50専用で、深みのある色味が特徴的です。
こちらは希少性がやや高く、条件次第では強めのリセールに繋がる可能性があります。
新色の中で評価が分かれるカラー：スペースシルバー/ ポラライズドグレー
出典：carpaints.co ポラライズドグレー
新色の中では、スペースシルバーとポラライズドグレーが堅実な選択肢として評価できます。
スペースシルバーはEVとの相性が良い先進的なシルバーで幅広い層に刺さりやすく、i3 NA0でも採用されている点から“安定した人気色になる可能性”があります。
ポラライズドグレーは青みを帯びた独特のグレーで、グレー人気の継続を考えるとリセール面でもプラスに働くと考えています。
私としては、これらの新色は流行の変化に左右されにくく、長期的に見ても選びやすい色だと感じています。
私が選ぶ“後悔しない”G50/i3のおすすめカラー
実用性と資産価値を両立するならこの3色
私がG50とi3 NA0の中から後悔しない色を選ぶとすれば、まず候補に挙がるのはアルピンホワイトとブルックリングレーです。
アルピンホワイトはBMWの定番で、清潔感がありながら視認性も高く、リセール面でも最も安定した結果を期待できます。
ブルックリングレーは近年BMWの象徴的な色となりつつあり、モダンで落ち着いた印象を持ちながら、濃淡のバランスがよく扱いやすいと感じています。
個性とリセールのバランスを取るなら青系カラー
次に挙げたいのはル・カステレ・ブルーです。
青系はBMWで長く支持されてきた傾向があり、スポーティさと上品さの両立という意味で魅力があります。
特にル・カステレ・ブルーは新色として注目度が高く、将来的に“適度な希少性”がリセールにプラスに働く可能性を感じています。
一方で、G50専用のオーシャンウェーブブルーは深みのある色味が印象的で、個人的には非常に魅力的です。
ただし希少性が高くなりすぎると中古市場で価格が読みにくくなる点には注意が必要です。
反対に、誰にでも安心してすすめられるのはスペースシルバーです。
先進的なEVらしさを感じさせる色でありながら、主張しすぎず上品にまとまっており、幅広い層に受け入れられると考えています。
個人的には好きな色の中からリセールの高い色を選べば良いと考えています。
リセールだけを考えて好きな色を選ばないと、後々後悔することになります。
私の場合で言えば、この数年はグレー系の色を好んで選ぶ傾向があります。
それは好きな色であり、かつリセールが高い色だと考えているからです。
Reference：autoblog.com
よくある質問(FAQ)
Q1.BMW 3シリーズG50でリセールが高い色は？
新型3シリーズG50では、アルピンホワイト、ブルックリングレー、ブラックサファイアが最も堅実な選択肢だと考えています。世界的な人気色のデータと日本の中古市場の傾向から見ても、この3色は買い手が多く、価格が落ちにくい色として期待できます。
Q2.i3 NA0でリセールを重視するならどのカラーを選ぶべき？
i3 NA0の場合も基本的にはアルピンホワイト、ブルックリングレーが安心です。加えて、ル・カステレ・ブルーはEVとしての先進性とBMWらしさを両立しており、将来的に“指名買い”される可能性が高いカラーだと考えています。
Q3.新色のル・カステレ・ブルーやオーシャンウェーブブルーはリセール的にどうですか？
青系はもともとBMWで評価が高く、ル・カステレ・ブルーとオーシャンウェーブブルーも有望なカラーです。ただし、新色は初期の流通量や人気の出方によって評価が変わるため、定番色と比べるとリスクもあります。私は「定番＋青系」を組み合わせて検討するのが現実的だと感じています。
Q4.ファイヤーレッドやユーカリグリーンのような個性的な色は避けた方がいいですか？
ファイヤーレッドやユーカリグリーンはデザイン面ではとても魅力的ですが、市場での買い手が限定されやすい色です。展示映えはしてもリセールでは価格差が出やすく、売却まで時間がかかる可能性もあります。リセール最優先なら、無難な色を選んだ方が安心です。
Q5.リセールより自分の好みを優先しても良いと思いますか？
もちろん最終的には「自分が乗っていて気分が上がる色」を選ぶことも大切だと思います。私は、リセールを意識しつつも、候補を定番色と青系カラーに絞ることで「好み」と「資産価値」のバランスが取りやすくなると考えています。後悔しないためには、数字と感情の両方から色を選ぶのが理想です。
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