2022年1月1日付けでBMWの車両価格が値上げされます。半導体などの資材不足、ガソリン価格の高騰が原因でしょうか?
BMWの値上げは2021年4月から9ヶ月ぶりという短期間
BMWの車両価格が2022年1月1日付けで値上げされることが発表されました。
前回の値上げが2021年4月でしたからたった9ヶ月で再度値上げされることになったということになります。
前回の値上げに関しての理由は公には発表されていませんが、恐らくはBMW JAPANが正規ディーラーへの優越的地位の濫用による影響があったと思われます。
具体的には過度な正規ディーラーへの販売ノルマの設定や車両の無理な押し込み販売などの適正化に関連した価格改定だったと予想されます。
しかし今回は世界中で問題になっている半導体を始めとした資材不足やガソリン価格の高騰などによる原価の値上りに関係する車両価格の値上げでは無いかと思われます。
前回の値上げが消費者にとって分かりづらい値上げだったことを考えると、今回の値上げはある意味仕方がない値上げと思わないと仕方がないという所でしょうか?
どちらにしてもこれだけの短期間に値上げを連続して行うということはあまり例がないことだと思いますので、どこまでこれが販売に影響するのかは不明です。
実際にどのぐらいの値上げなのか?
現在私が次の愛車候補の1台と考えているM440iグランクーペの価格を比較して、どのぐらいの値上げになるのか?を調べてみたいと思います。
BMW M440iグランクーペ G26
現在の価格:1,005万円
新しい価格:1,038円
ということになりますので価格差は33万円、値上げ率は約3.3%程度の値上げになることになります。
確か2021年4月の値上げ率が概ね2%程度だったことを考えると今回の値上げ率の方が1%多くなっている感じでしょうか?
次にもう1台の愛車候補になる540iツーリング G31の価格も比較してみたいと思います。
BMW 540i ツーリング M Sport
現在の価格:1,156万円
新しい価格:1,168万円
ということになりますので価格差は12万円、値上げ率は約1%程度の値上げになることが分かりました。
全ての車種の価格を調べることは出来ませんが、車種ごとに値上げ率の差はありそうですが概ね1%から3%の値上げになっているということのようです。
よって2021年4月の前回の値上げから考えると約1年弱の間に3%から5%も価格が上がったことになりますね。
輸入車の価格はどんどん値上げされる?
先日アバルト/フィアットの値上げの発表がありました。
アバルトに関してはこの時の値上げで約7%ほど価格が上昇しましたので今回のBMWの値上げ幅から考えるとかなり大きな値上げだったと言えます。
また最近発売されたメルセデス・ベンツのCクラスの価格もモデルチェンジ前つ比較すると大幅に価格がアップしているという話も聞きましたので、今後も輸入車の値上げは続くのかもしれません。
ただでさえ、こちらの記事でお伝えした通り車の納期が非常に遅くなっている現状での値上げは消費者からするとかなりダメージが大きいですね。
車は高い、納期は遅いということであればぶっちゃけもう車を買うな!と言われてるのと同じ状態みたいなものですから。
これから輸入車の購入を検討している方(私もその1人ですが)新車で輸入車をを購入するのか?中古車で輸入車を購入するのか?
または国産車も視野にいれるのか?を考える必要があるようです。
【引用・参照元】
https://news.kakaku.com/prdnews/cd=kuruma/ctcd=7010/id=113527/