BMWが制作したレーシングカーが日本のBMW正規ディーラーで購入可能になりました。
M2 CS Racingとは?
M2 CS Racingは、BMW Mが開発したサーキット専用モデル。
レースシーンでの高いパフォーマンスを発揮しながらも扱いやすい車両サイズと価格によって、カスタマーレーシングのエントリーモデルと位置付けられる。
ABSやDSCなどのドライビングアシストシステムもレース仕様に調整され装備されているため、ビギナードライバーでもより安全に車両操作が可能。
また、エアジャッキシステムが標準装備され、メンテナンスの容易さも備えたモデルです。
要するにBMW M社が製造したレーシングマシンを一般ユーザー向けに販売を開始するということ。
ベースモデルは日本でも限定60台ほどが販売されたM2 CS。
直列6気筒 3.0リッターMツインパワーターボエンジンや、モーター・ポーツ専用のソフトウェアにより制御される7速DCTを搭載。
最大トルク550Nm/2350-5500rpmを発生。最高出力は、各レース規定に基づき280~365PSの間に設定可能。
つまり、M2 CSをベースにサーキットでレースに参戦出来るような装備や機能を追加したモデルであり、価格もレース参戦専用車両としては破格の価格設定が行われている。
- M2 CS Racing ベース・バージョン:1499万円
- M2 CS Racing 450PSバージョン:1799万円
M2 CS Racingは日本のBMW正規ディーラーであるモトーレン東都で購入可
M2 CS Racingはサーキットでのレースに参戦するためのベース車両であり、その改造範囲はサーキットでレースに参戦するための最小限の装備と機能が追加されたモデルです。
なのでM2 CS Racingを購入して各種レースのレギュレーションに応じたカスタマイズを行えば、比較的簡単にレースに参戦することが可能。
またレースに参戦しやすいモデルを購入する方法も簡単であり、日本で唯一認定されているBMW Mモータースポーツ・ディーラーであるモトーレン東都というBMW正規ディーラーで販売されるのもポイント。
これまでメーカーが生産したレース専用モデルを購入するには、直接メーカーと交渉する必要がありましたが、M2 CS Racingは誰でも簡単に購入が出来るようにBMW正規ディーラーで販売されていることで、よりレース参戦へのハードルが下げられていることになります。
M2 CS Racingの主な装備内容
- カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製のBMW M2 CSルーフ
- タンク・フィラー・ネック付Makrolon製リアサイドウィンドウ
- フロントスプリッター
- モータースポーツリアウイング(角度調整可能)
- タイヤ::MICHELIN スリック 27/65-18 S9L
- ホイール:10.5×18 アロイホイール(マット・ブラック)
- エアコンディショナー
- Sabelt製Taurus XLシート
- Schroth製6点式セーフティハーネス
- カラーディスプレイ搭載のAIM製MXG 1.2 レーシング・ダッシュ・ロガー
- 照光式スイッチパネル搭載のセンターコンソール
- チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム
- 操作ボタンとロッカー・スイッチを備えた着脱可能なBMW Motorsportステアリングホイール
- 後方視界をより広く確保する大型ルームミラー
- 電動調節式サイドミラー
- ヒーター付フロントウィンドウ
- 消火システム
【引用・参照元】
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1334379.html?fbclid=IwAR2QaxxUQb-cNq1tvqfSdpgn2FPLLURlj-jcD1vRrPZDU8nEk9fQjPJ6GeI