なぜか日本仕様のBMWには装備されないことが多かったハイビームアシスタント。最近やっと標準装備になってきましたが、BMW M4コンペティション F82にも後付けできることが分かりました。

BMWハイビームアシスタントとは?

文章で説明するよりもBMW公式のユーチューブで見てもらった方がわかりやすいと思いますので、まずは動画をご覧ください。

簡単に説明するとBMWハイビームアシスタントはヘッドライトをアップライトの状態で走行しても、自動で前方の車、対向車などを検知し、周りの車にはヘッドライトの明かりが当たらないように調整するヘッドライトの機能です。

イマイチ文章にすると伝わらないので、実際にハイビームアシスタントを使用して夜間走行している動画をみればハイビームアシスタントの凄さが分かると思います。

私のようにアラフィフになると夜間の走行、特に雨の日の夜間走行はほんとうに前が見えにくくなっています。

また、私のBMW M4コンペティション F82にはフォグランプもありませんから、明るくさせる方法が無いのでこのハイビームアシスタント機能はぜひ欲しい機能ですが、日本では装備して注文することはできませんでした。

ハイビームアシスタントは後付け可能(コーディング+ステアリングコラム交換)

BMWなどの欧州車はコーディングを行うことで本来の機能をONにすることが可能ですが、今回のBMWハイビームアシスタントも基本はコーディングで機能をONにすることができます。

ただし、BMWハイビームアシスタントを実際に使用するための物理的なスイッチがありませんので、コーディングと同時にステアリングコラムをハイビームアシスタント仕様のステアリングコラムに変更する必要があります。

このBMWハイビームアシスタントのコーディングはデイライトなどのコーディングとは少し違うようで、ディーラーなどで車のプログラムをアップデートされても、上書きされることはありません。

もちろん、ディーラーのテスターで診断されてもエラーなどは出ないと聞いています。

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なので、こちらの記事の通りディーラーから入庫拒否されることもないので安心です。

実際にハイビームアシスタントを使ってみた

実際にハイビームアシスタントをONにするとインパネの中央に緑色のヘッドライト+Aのアイコンが点灯します。

BMWハイビームアシスタントは時速40km以上にならないと作動しない設定になっていますので、基本は高速道路や郊外の幹線道路での使用が想定されています。

私の自宅付近にある国道176号線バイパスを夜間走行すると、ハイビームアシスタントの機能がONになると緑色のアイコンが青色に変化します。

さすがに前方の車が走っていますので前方は明るくなりませんが運転席側側道の壁付近を明るく照らしてくれるので、運転するのが非常に楽ちんです。

これが先程の動画のような漆黒の中の走行であれば、対向車を気にすること無くハイビームのまま走行できるので、夜間に走行することが多い方は非常におすすめな機能です。

私のように最近夜間の走行で見づらいなあ、と思っている方はハイビームアシスタントの後付けを検討されても良いかな?と思います。