先日ブログのお問い合わせフォームに質問が届きましたので内容をシェアさせていただきます。
ディーラーでコーディングが初期化された事がありますか?
今回頂いた質問はこの記事を見て頂いた方からの質問でした。
「ハイビームアシスタントを後付けする際に行うコーディングが初期化されると再施工になると専門店で聞かれた」というのが質問の内容でした。
確かにディーラーでコンピューターのプログラムをアップデートする時があるようで、仮にアップデートされるとそれまで施工されていたコーディングは初期化されるので機能が失われてしまう事になります。
コーディングとは日本では機能がOFFになっている機能を個人的責任でONにすることになりますので、ディーラーでのプログラムアップデート等の際に機能が失われるリスクを承知の上で施工する必要があります。
しかし、私のBMW人生においてプログラムのアップデートという状態になったことは過去に一度もなかったと思いますので、そんなに頻繁に行われることは無いと思っています。
ちなみに、ここでいうプログラムのアップデートというのは、ナビのマップデータの更新などとは別になりますので、ナビの更新=コーディングが失われる訳ではないのでご安心ください。
コーディングの再施工を行ったのは1回だけ
過去に私がコーディングを再施工してもらったことが1回だけあります。
それは車のコンピューター(iDrive)を交換してもらった時です。
以前乗っていた640iグランクーペの時にiDriveが突然ブラックアウトした事がありました。
幸いにしてエンジンを再始動させて復帰させることが出来ましたが、その前後でiDriveの挙動がおかしいなあと思うことがあったので、点検の際にディーラーで相談したら交換されてしまいました。
そのディーラーはとても親切だったので、iDriveの交換をすることでコーディングが失われることも事前に説明があったと記憶しています。
それを理解した上でiDriveの交換を依頼した訳ですが、ディーラーからの帰り道でナビの操作が出来ないことに気づき、ちょっと慌てたことを思い出します。
当然後日専門店でコーディングの再施工を依頼した訳ですが、もちろん有料でコーディングしてもらう事になりますので、時間と手間と費用がかかることにはなってしまいました。
最近はコーディングもDIYで出来るらしい
以前はコーディングというものはBMWの専門店でも一部のお店でしか施工することが出来ませんでしたし、価格も非常に高額だったことを思い出します。
最近はBMWを扱っている専門店であれば、大抵のお店でコーディングが行えるようになったので価格も安くなりました。
とは言え、コンピューターのプログラムアップデートやiDriveの交換などでコーディングが失われる度に専門店で再施工してもらうのは費用的にも痛い出費になります。
しかし、最近はスマホとアプリ、ODB2アダプターがあれば自分でコーディング出来る商品が販売されています。
それらの商品でご自身でコーディングを行えば、自分の好みで設定も可能ですし何度でもコーディングの再施工が出来てしまいます。
なので、もしコーディングが初期化されたら嫌だなあ、とか自分でたくさんの機能をコーディングで使いたいなあと考える方は、これらの機器でDIYでコーディングされるのも1つの方法だと思いますよ。