BMW MINIにもう一つのバリエーションが増えそうです。価格が上昇し高級路線にシフトしたクロスオーバーの小型版を開発しているという噂です。
BMW MINI クロスオーバーは高級車
BMW MINIのバリエーションはそもそもハッチバックのみの展開でしたが現在は・・・
・3ドアハッチバック
・4ドアハッチバック
・クラブマン(ワゴン系)
・クロスオーバー(SUV系)
・カブリオレ
このように5つのボディバリエーションが存在します。
その中でも販売が好調なものがクロスオーバーですが、今回のフルモデルチェンジにより価格がかなり高額な車にシフトしました。
ディーゼルエンジンのみの展開だったこともありますが、基本的にはBMW MINIファミリーの中で最も高級な車と位置付けられた、というのが正確だと思います。
これによって、気軽に、小型なSUVとして人気があったR60系クロスオーバーユーザーの代替えが進まないという現象も起きています。
気軽で小型なSUVをBMW MINIは開発中
上記のような理由でR60系クロスオーバーのユーザー層に対して適切なSUVタイプの車を用意するために、クロスオーバーよりも小型で安価(と言っても現行のBMW MINIと同程度)なSUVの開発が進めらているようです。
しかし、実際にはクロスオーバーのような本格的なSUVではなく、クラブマンまたは4ドアハッチバックのリフトアップ版を小さなクロスオーバーとして登場させると思われます。
例えると、スバルのインプレッサとXVの関係と言えば分かりやすいでしょうか?インプレッサとXVは基本は同じ車です。
インプレッサのワゴンをリフトアップし、SUV的な装飾を行った車がXVです。
インプレッサが非常に高性能な車のためXVに至っても非常に評価が高い車として人気が高いです。
こうすることで、新しい車を0(ゼロ)から開発するよりも抵コストで新しい車を開発できますので、価格的にもリーズナブルな車を販売することが可能になります。
小型なクロスオーバーはPHVかもしれない
BMW&MINIグループも今後の新車開発の内でPHVやEVなどの展開を広めることを表明しています。
よって、今回噂されている小型クロスオーバーもガソリンエンジンだけではなく、PHVまたはEVもバリエーションに加わるか、またはPHVやEV専用車として販売される可能性もあります。
小型なボディでどこまでPHVやEV化が進められるかは不明ですが、トヨタのアクアもHVということを考えるまったく実現性が低い訳ではありません。
なぜなら、現在販売されているBMWのPHVの技術はトヨタ自動車から技術提供またはシステムそのものを提供されているとも噂されています。
よって、小型クロスオーバー=中身はトヨタ・アクアだった、そんな笑い話も現実化する可能性は否定できません。
どちらにしても、小型で安価なSUVタイプの車が登場することはBMW MINIの販売台数を増やすことに大きく貢献すると思いますので、早く実現されることを期待したいですね。
【引用・参照元】
http://www.motoringfile.com/2017/12/13/rumor-mini-creating-small-crossover-slot-countryman/