先日2回目のLCI(マイナーチェンジ)が行われたBMW MINIですが、次世代のBMW MINIは5つのボディバリエーションで登場する予定です。
2026年に登場するBMW MINIは5つのバリエーションが登場
現行型のF56系のBMW MINIの次に登場するG56系のBMW MINIはガソリンモデルの他にもEV(電気自動車)も本格的にラインナップされる予定です。
一体次世代のBMW MINIはどのように進化するのでしょうか?
1.EVのハッチバックモデル
BMW MINIの主要なモデルはハッチバックモデルですが、次世代のBMW MINIのハッチバックモデルにはEVとガソリンモデルの2系統が存在することになりそうです。
EVのハッチバックモデルは全く新しいシャシーによって設計され、その多くは中国での生産になると言われています。
EVのハッチバックモデルは主にはシティコミュニケーターの位置に属するモデルになり、ガソリンモデルのハッチバックモデルと比較してそのボディは小型化されたモデルになると思われます。
2.ガソリンモデルのハッチバックモデル(G56)
次世代のBMW MINIにはまだガソリンモデルのハッチバックモデルが用意されます。
しかし、そのシャシーは現行型のF56系のシャシーを使うことでコストを削減することになります。
またエンジンに関しても大きな改良は施されることはなく、現行型のアップデートという形で継続して採用されるものになる予定です。
もちろん、生産はイギリスのオックスフォード工場で行われますが、発売から数年で徐々に主役の座はEVモデルへと引き継がれることになるものと予想されます。
3.コンバーチブル(G57)
BMW MINIのコンバーチブルモデルは世界的にモテも販売が好調です。
小型で4名乗車が出来るコンバーチブルモデルはライバルが少ないことから、継続的な販売が見込めると共にハッチバックモデルからの用意に作り出すことが出来るのも存続する理由になります。
4.カントリーマン(日本名:クロスオーバー)
カントリーマンは新開発のシャシーが設定されますが、新しいシャシーはガソリン、ハイブリッド、EVと3つの動力に対応が可能です。
よって現行のラインナップと同様にガソリン、ハイブリッド、EVのそれぞれが設定される見込みです。
ボディサイズは現行型よりもさらに大型化されますが、アルミニウムなどの軽量な素材を使うことで軽量化が図られ、BMW X1と同じドイツの工場で生産される見込みです。
5.EVの派生車種
さらに大型化したカントリーマンとハッチバックモデルの間を埋めるモデルとしてEV専用の新しいボディ形状のモデルが登場すると思われます。
ハッチバックモデルからクラブマンボディは削除される見通しなので、それに変わるボディ形状の4ドアモデルが登場するのではないでしょうか?
BMW MINIはEVが主体となって開発が進められる
これらのようにBMW MINIはEVモデルが主体となって開発が進められていきます。
ガソリンモデルも残りますが現行型からのアップデートがほとんどであり、大きな進化はあまり期待出来ません。
その代わりEVのバリエーションが益々増加することでBMW MINIの存在感を発揮することになります。
BMW MINIの主力モデルであるカントリーマン(日本名:クロスオーバー)が今後はBMW X1との兄弟車としての色合いが強まるのもEV化の1つです。
なのでゴーカートフィーリングと呼ばれたキビキビとしたガソリンエンジンのBMW MINIを楽しみたい方は、2026年に発売が開始されるであろうG56系のBMW MINIが最後のチャンスになりそうです。
【引用・参照元】