BMW MINIのEV(電気自動車)は2023年頃に発売される予定ですが、そのデザインの方向性はもうこれまでのMINIとは違うものになるのかもしれません。
2023年に発売予定のBMW MINIのEV(電気自動車)
欧州の自動車会社が一斉にEV(電気自動車)にシフトしていますが、BMW MINIもその方向性は変わりません。
今回スクープされた3ドアハッチバックのBMW MINI G66もテスト車両には電気自動車のテスト車両と注意書きが入っていますので、BMW MINIの3ドアハッチバックに関してはEV手動で開発されていると思われます。
そしてその象徴としてクラッシックミニから代々引き継がれてきたミニを象徴するアイテムも存在感が減りより新しいミニを印象付けるデザインやアイテムが採用されることになりそうです。
BMW MINIのカントリーマン(日本名クロスオーバー)は完全にクラッシックミニと決別し新世代のMINIとして開発されることもこれまで以上に進んでいくことになりそうです。
例えばクラッシックミニの象徴の1つとして多くのメッキパーツが多様されてきましたが、G66型BMW MINI以降はメッキパーツの存在の影は薄くなることになります。
丸いヘッドライトすら継承されない?クラシックミニには似ていない顔つき?
写真を見る限りヘッドライトは丸型の縁が付いていますがこれはおそらくダミーだと思われます。
丸いヘッドライトのようなモノは存在することになると思いますが、その中央には水平に伸びたデイライトで丸いようなヘッドライトを分断するようなデザインが採用されることになりそうです。
また写真にはボンネット上にエアダクトのようなものが存在しますが、EVとなるBMW MINIにとっては無用のものになりますのでこれもダミーだと思われます。
フロント部分は空気抵抗を意識しているのは凹凸の少ないのっぺりとした顔つきになるものと思われており、この部分においてもかろうじてクラシックミニらしさを残そうとしている感じは見受けられますが、BMWとしてはBMW製のMINIに今後は仕立てていく方向になると思います。
BMW製のMINIの象徴はテールランプのユニオンジャック?
一見するとリア部分に関してはこれまでのBMW製のMINIらしさが感じられますが、その方向性もより強化される傾向です。
テールランプにも現行型のテールランプに似せた四角い縁が付いていますがこれも恐らくはダミーだと思われます。
現にテールランプと思われる赤い四角い部分の中央にはハッチバックドアの切り込みが入っています。
よって恐らくはテールランプの形状はこちらの写真のようなユニオンジャックを示したような三角形?台形?のような形状になることが予想されます。
このようにBMW MINIはどんどんBMW製のMINIとしての色合いが強くなっていくと同時に、クラシックミニから継承される部分も僅かに残っています。
室内の大型の丸いセンターメーターを模したフレームは以前健在のままですし、トグルスイッチも依然として存在すると思われます。
G66型BMW MINIはブランドとして本格的に販売するEVとして斬新さ、新鮮さ、未来性を取り入れたデザインを採用することになり、クラシックミニを知る世代からするともうミニではないのかもしれません。
しかしBMW MINIをMINIとして捉えている世代はG66型BMW MINIは正常進化型のMINIなのかもしれません。
今後のMINIの方向性がどうなるのか?まだまだ興味はつきません。
【引用・参照元】