デジタルインナーミラーとは？
デジタルインナーミラーとは車のルームミラーを車の後部に取り付けたカメラによって映し出された映像を投影することで後方確認を行う機材です。
最近法律が改正されて鏡でなくもカメラの映像を映して後方確認を行っても良いということになってから、一部の国産車でも採用されている機材です。
最近ではamazonなどでも後付け出来るデジタルインナーミラーが数多く販売されています。
最近ですとルームミラー型のドライブレコーダーでバックカメラの映像をルームミラーに投影する機器が発売されていますが、機能的には同じようなものだと思ってもらえれば想像しやすいと思います。
デジタルインナーミラーの利点は鏡のルームミラー等と違い夜間や雨模様の場合でも鮮明な映像を映すことでより後方が確認しやすいという点にあります。
今後は鏡型のルームミラーよりもデジタルインナーミラーの方が主流になっていくのかもしれませんね。
アバルト595Cにデジタルインナーミラーは取り付けられるのか？
先日アバルト関連のコミュニティでアバルト595Cのオーナーさんが、デジタルインナーミラーの取り付けを検討しているとの書き込みがありました。
確かにアバルト595Cの後方視界は最悪で真後ろでさえあまり広角には後方を見ることが出来ませんからデジタルインナーミラーを欲しいと思うのは当然だと思います。
ただしオープンカーであるアバルト595Cの場合は、屋根を開けると幌を畳むことになるのでデジタルインナーミラーのカメラを付ける場所がないのでは？と私は考えました。
また私は以前MINIロードスターに乗っていたことがあるのですが、その際にバックカメラの映像を映すためにモニター付きのルームミラーを購入したことがあります。
その際に分かったことはバックカメラの映像をルームミラーに映した場合、屋根を開けた状態だと日光が眩しすぎてモニターの映像がほとんど見えないという経験をしています。
デジタルインナーミラーもモニター付きルームミラーも基本は同じ商品なので、オープンカーでデジタルインナーミラーを取り付けるのは現実的ではないのでは？と考えていました。
アバルト595Cにデジタルインナーミラーを取り付けた事例
アバルト595Cにデジタルインナーミラーは難しいのでは？と思っている先程の投稿にレスが付いているので見ていると、こちらのサイトが紹介されています。
こちらのサイトのオーナーさんはアバルト595Cにデジタルインナーミラーを取り付けている様子を写真付きで紹介しています。
なるほどカメラはそこに付ければ幌の開閉に関係なく後方を映すことが出来ますね。
多少幌の開閉でカメラの位置が変わるとは思いますが、実用上は問題のかもしれません。
また屋内の様子ですが実際に屋根を開けた状態でデジタルインナーミラーの映像も写真で掲載されていますが、これであれば屋根を開けている状態でも太陽の光に遮られることなく後方の映像を確認することが出来そうですね。
聞いてしまえば、なるほどねえと思えるようなアイデアですがこの方法を思いついた人は流石だな、と関心してしまいます。
やれば大抵のことは出来る、という見本みたいなお話ですね。
いつも貴重な情報ありがとうごさいます。
595Cにミラー用カメラを付ける場合、リアガーニッシュのセンターあたりに、指が入るくらいに隙間を空け、ゲートオープナーを逃してうまく付けられます。
当初は雨水の巻き上げが直接レンズに掛かり使い物にならなかったですが、2ヶ月に一回くらい、ガラコミラー用スプレーをカメラレンズに塗布すれば、雨の日も視界ばっちりで水滴や曇ることもありません。
デジタルミラーは、後方視界の悪いCにはマストアイテムと思っています。
確かに595Cの後方視界はかなり見えにくいのでデジタルミラーがあれば便利です。
取り付けに一工夫必要みたいですが、それならバッチリ使えそうですね。
情報ありがとうございました。