BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | アバルト124GTにカーボン製ハードトップをオプション設定

マツダ・ロードスターとの関係でクーペモデルが作れないのは理解できますが、ついにアバルト124スパイダーにカーボン製ハードトップがオプションで発売されるようです。

なぜ、アバルト124スパイダーにはハードトップが用意されないのか?

なぜアバルト124スパイダーのハードトップは販売されないのか?

こちらの記事へのアクセスが多いことから、アバルト124スパイダーへのハードトップの設定を期待する方々が多いことは証明されています。

しかし、マツダ・ロードスターと兄弟車であるアバルト124スパイダーにはマツダのようにロードスターRFを作ることはマツダ側が認めないこともよく理解できます。

しかし、オープンカーと言うものはオープンで走ることが前提であるにも関わらず、日本のような四季がある国では、常にオープンで走ることは実質難しいのも事実です。

私もBMW MINI ロードスターアウディTT ロードスターを所有して、実際にオープンで走ることが難しいことが理解できました。

なので、やはりオープンカーでもハードトップや脱着式にハードトップのニーズは確実に存在する思います。

なので、アバルトとしても悩ましいと思っていると思います。

アバルト124GTにオプションでカーボン製ハードトップが用意される

アバルト124GTはアバルト124スパイダーの上位グレードとして設定されるモデルとしてジュネーブモーターショーで発表される予定です。

エンジンなどはベースグレードからキャリーオーバーですが、軽量ホイールやレコモンが標準装備される走りにより特化したモデルとして搭乗する予定です。

そのアバルト124GTには、TOPの写真のようにカーボン製の脱着式ハードトップがオプションで用意されます。

よって、アバルト124GTも基本はソフトトップですが、脱着式ハードトップを装着することで、ハードトップルーフを得ることができます。

ここからは想像ですが基本的にアバルト124GTはアバルト124スパイダーと同じ車なので、必然的にアバルト124スパイダーにもこのカーボン製ハードトップは使用可能と思われます。

ついに、アバルト124スパイダーも脱着式ですがハードトップ化することが可能になります。

なぜアバルト124 GTにカーボン製ハードトップがオプション設定されたのか?

アバルト124 GTは、フィアットのパフォーマンスブランドであるアバルトが手掛ける特別なバージョンのロードスターです。

このモデルにオプションとして設定されたカーボン製ハードトップは、スタイルと機能性の両面で注目されています。

なぜアバルト124 GTにカーボンハードトップが採用されたのか、その理由とメリットを解説します。

1. カーボンファイバーの軽量性と高剛性

アバルト124 GTに採用されたハードトップは、カーボンファイバー製です。

この素材が選ばれた理由の一つは、その驚異的な軽量性です。

通常、ハードトップは車両に追加の重量を与えるため、スポーツカーのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。

しかし、カーボンファイバーは非常に軽量でありながら高い剛性を持つため、車のハンドリング性能を損なうことなく、ボディの剛性を向上させることができます。

アバルト124 GTのカーボンハードトップはわずか16kgという軽さであり、これにより車の重量バランスが維持され、軽快な運動性能を確保できます。

この特性は、スポーツカーにとって非常に重要です。

ロードスターというオープントップカーの特性を持ちながらも、クーペに近いドライビング体験を提供するために、軽量かつ高剛性のカーボンファイバーが採用されたのです。

2. 空力性能の向上

カーボンハードトップは、アバルト124 GTの空力性能にも貢献しています。

オープントップの車両は通常、風の抵抗を受けやすいため、高速走行時の安定性が課題となります。

しかし、カーボンハードトップを装着することで、空力が改善され、車両の高速時の安定性が向上します。

特にサーキットや高速道路での走行を楽しむドライバーにとって、この向上した空力性能は重要なポイントです。

また、アバルト124 GTは、アバルト124ラリーカーのスタイルにインスパイアされており、ハードトップのデザインはこの競技車両の要素を取り入れています。

ハードトップの装着により、見た目だけでなくパフォーマンス面でもラリーカーに近づけることができます。

3. 快適性の向上

アバルト124 GTは通常、ソフトトップのオープンカーですが、カーボンハードトップを装着することで、クーペのような静寂性と断熱性を享受できます。

特に、寒冷地や悪天候時には、このハードトップが非常に役立ちます。

内装はライニングが施されており、またリアウィンドウにはデフロスター機能が付いているため、快適なドライビング体験を提供します。

また、オーナーは簡単にソフトトップとハードトップを切り替えることができるため、季節や天候に応じて車を柔軟にカスタマイズできます。これにより、年中快適な運転が可能となります。

4. デザインと差別化の要素

アバルト124 GTのカーボンハードトップは、見た目にも大きなインパクトを与えます。

アバルトブランドの「ラリーカー」イメージを強調するため、マットブラックのボンネットやガンメタルミラーカバー、カーボンファイバー製のリアウィングなど、レーシーなデザインが特徴的です。

これらのスタイリングは、カーボンハードトップとの相性が抜群であり、特別なスポーツカーとしての独自性を強調します。

特に、クーペスタイルを好むユーザーにとっては、このカーボンハードトップは理想的なオプションです。

ロードスターのオープンエアドライビングを楽しみながら、必要に応じてクーペのような一体感を得られるこの機能は、他の車にはないユニークな特徴です。

カーボンハードトップは、アバルト124 GTの性能をさらに引き上げる

アバルト124 GTにカーボン製ハードトップが採用された理由は、軽量で高剛性な素材によるパフォーマンスの向上、空力の改善、快適性の強化、そしてデザイン上の差別化です。

特に、クーペに近い運転体験を提供しつつ、ロードスターの楽しさを残したこのオプションは、スポーツカー愛好者にとって魅力的な選択肢となっています。

カーボンハードトップは、単なる外見の変化だけでなく、アバルト124 GTの性能をさらに引き上げる重要な装備です。

問題は脱着式ハードトップの置き場所

脱着式ハードトップは2代目のマツダ・ロードスターにもオプションで設定されていたと思いますが、問題はオープンで走る際のハードトップの置き場所をどうするかです。

実は私の自宅の近所に2代目マツダ・ロードスターのハードトップ仕様が月極駐車場に止まっていたいたのですが、このオーナーは脱着式ハードトップを月極駐車場に置いたまま出かけていたいました。

鎖など盗難防止対策をしていたかまでは確認できませんでしたが、月極駐車場に脱着式ハードトップだけが置かれている後継はある意味滑稽で、かつよく目立ちます。

そうなると、自宅のガレージ以外の方はレンタル倉庫などを借りる必要性があると思います。

タイヤ、マフラー、シートを保管するレンタル倉庫の必要な広さは?

私もタイヤやサスペンションなどを保管するためにレンタル倉庫を借りていますが、アバルト124スパイダーにカーボン製脱着式ハードトップの取り付けを考えている方は、早めにレンタル倉庫を確保することも検討されてはいかがでしょうか?

【引用・参照元】

https://www.carscoops.com/2018/02/new-abarth-124-gt-gets-carbon-fiber-hardtop-lighter-wheels/