アバルトには本来付いていないエンジンスタートボタンとキーレスエントリーシステムを取付けてもらいましたが・・・。
アバルトには赤いエンジンスタートボタンが似合う
たぶんここ数年以内に自動車免許を所得した方の多くはエンジン始動時にキーを刺しひねってエンジンをスタートさせる儀式を体験したことがない人もいると思います。
それだけエンジンスタートボタンが一般的に普及しているにも関わらず、アバルト595にはエンジンスタートボタンが付いていません。
ぶっちゃけ、キーを刺してひねってエンジンをスタートさせれば良いのですが、どうもイマドキな感じが欲しくて納車時にディーラーに依頼して取付けしてもらいました。
若干ボタンを押してからエンジンがスタートするまでタイムラグがありますが、やはりキーをひねってエンジンをスタートさせるより、エンジンスタートボタンの方が気分が盛り上がります。
それもわざわざ赤いエンジンスタートボタンを用意してもらったのでますますテンションが上ります。
ただし、毎回イモビライザーのエラーが表示されるのが困りものです。
しかもエンジンを掛け直すとエラーがメッセージが消えるというなんとも複雑な仕様です。
キーレスエントリーの後付けは結論として止めた方が良いと思う
本当はこちらのソニックスタート4という商品を取付け依頼したのですが、ディーラーが委託した業者さんがより性能が良い別の商品を取付けたことが納車後に判明。
おそらく鍵のデザインからしてこちらの商品、またはシリーズの商品を取付けられたと思いますが、頻繁に誤作動することが判明。
- 車内にキーを置いた状態で施錠される
- 走行中に施錠、解錠が発生する
- 施錠せずに停車すると一定の時間で自動で施錠される
などの誤作動が頻発しましたが、原因は・・・
- セキュリティ機能(取付け依頼していない)が作動
- ドラレコなどの他の機器の電波干渉
などが原因と判明しセキュリティ機能はカットし、電波干渉しずらい場所にキーレスエントリーの受信機を移動させるなどの対策を行いましたが、頻度は減ったものの不安定な動きがあり最終的にはキーレスエントリーは取り外ししてもらう予定です。
それとキーを持った状態で車に近づくことで施錠、解錠を繰り返すのが洗車や整備の際に非常に邪魔なことも改めて実感したのがキーレスエントリーの取り外しを決めた理由でもあります。
また、今回取付けられたキーレスエントリーシステムには取り扱い説明書が存在しない、ということなので本来ある機能であるセキュリティの解除やキーレスエントリーシステム自体の解除ができないのも大きな理由です。
ソニックスタート4を再度取り付けることは考えていない
本来取付けを予定していたソニックスタート4を再度取り付けることでこれらの問題を解決する方法もありますが、洗車や整備の際の不便さはあまり解消はされません(一応解除方法はあるようですが)
アバルトやフィアットにそれなり施工実績がある業者さんにディーラーは取付けを委託し、そこの業者さんがソニックスタート4よりもEASYGUARDの方が良いと言っているのでそれはそれで信用しています。
新たにソニックスタート4を取付けて同じような不具合でイライラするぐらいなら、はじめからリモコンキーで施錠解除する方が安心で安全です。
EASYGUARD EC003はキーレスエントリーシステムトリガーがドアのロック/アンロックなので、構造的にはソニックスタート4も同様と思われます。
私は走行中に自動でドアがロックされるのも嫌いですから、ソニックスタート4を取付けても走行開始後に自動ロックされるたびにイラッとするのが目に見えています。
今回は高い勉強代になりましたが、施錠解錠という車にとって重要なセキュリティ部分をカスタマイズすることはまだまだ難易度が高いということが分かったので良しと考えるようにしています。
神経質な方や私のようなコダワリのある方は、キーレスエントリーシステムの後付けは止めておいた方が良いと思います。
ソニックスタート4などの商品の欠陥ではありません
今回は私のワガママのおかげで結局はエンジンスタートボタン、スマートキー化は失敗しましたが、これはこれらの商品に欠陥や問題があった訳ではありません。
私の知識不足、確認不足、ディーラーと取り付け業者と私のコミュニケーション、これらの問題が原因だと考えます。
私はソニック4の機能を取り付けることを前提に考えていましたので、別の機会を取り付けることは想定していませんでした。
そして、一番の想定外は新しく取り付けた装置に取説がなかったことです。
取り付け業者さんとは直接のやり取りができないので、ディーラーを経由して問合せをすることになります。
ここでもう少しコミュニケーションが取れていれば、取説がなくても運用することはできたと思います。
現に実際に取り付けた海外製の装置には取説は付属していないと言われました。
操作方法を知っているのは取り付けた業者さんだけです。
ここが今回の反省点でありかなり高い勉強代になりました。