SPIRIT RACHING SHOCKS / スピリット車高調うちのアバルトも単なるお買い物グルマとして購入したハズが次から次へとカスタマイズをした結果、コテコテなカスタマイズアバルト500が出来上がってしまっている状況ですが、まだまだ進化は止まりそうにありません。

アバルト500の次のカスタマイズは車高調(ローダウン)

アバルト500という車はその気にさせてしまう魔物のような車ですので私のように魔物に取り憑かれると財布がどんどん軽くなるのでご注意ください。

そんなうちのアバルト500もエンジン関係以外だとサスペンションとマフラーがまだノーマルの状態です。

今回はいろいろ考えた結果、サスペンションから交換することにしました。

サスペンションを交換する最大の目的はローダウンですが、乗り心地も損なわない、ノーマルサスペンションよりも街乗り重視なセッティングが出来るようにやっぱり車高調にしたいと思っています。

640iグランクーペも車高調で乗り心地抜群ですから。

しかし、アバルト500用の車高調もいくつか種類がありますので悩みどころです。

私が候補に考えたの車高調サスペンションはこんな感じです。

アバルト500対応の主な車高調

ビルシュタインB4

サスペンションと言えば、ビルシュタインですよね。

知名度、クオリティ、そしてレースで培われたノウハウが詰まっているサスペンションの定番中の定番ですね。

アバルト用はビルシュタインにしては価格も安めでお財布にも優しいのがうれしいです。

ただし、ビルシュタインも街乗り用としては少し固めの足になります。

好みの問題もありますが私のような完全街乗り重視としては足が硬い印象です。

昔乗っていたBMW MINI(R53)に取り付けしていましたが、高速は安定しますが轍があるような一般国道ではズシンっと衝撃が伝わってきた印象が強いです。

それに、聞いた話だとアバルトの場合はリアの腰高感が強いですが、ビルシュタインだとあまりリアが下がらないという話も聞きましたので悩みどころです。

アラゴスタ

アバルトに乗るまで全く知らなかったメーカーです。

サーキットを走る人にはアバルトオーナー以外にも有名なメーカーなんですね。

調整の範囲が大きいのでサーキットに合わせて足回りの調整がいろいろ出来るらしい。

ただし、お値段が少し高めなのと、サーキット=硬い印象があるので悩みどころが多いです。

KW COILOVER VERSION3

本命はこちらのKW(カーヴェイ)ver.3です。

なぜ本命かというと640iグランクーペにもKW VERSION3を取り付けているからです。

アラゴスタと同様に調整範囲が広いのでセッティングが出来るショップで取り付けさえ出来れば、街乗り重視でもサーキット専用にでもセッティングが可能です。

私の640iグランクーペは21インチのホイルを履いていますが、このKW VERSION3のおかげで乗り心地も純正同様の柔らかさを実現出来ています。

ただし、価格はアラゴスタよりも高いです。

車は違いますが乗り心地を体験しているので実績からも本命だと思っていたのですが。

SPIRIT(スピリット)という車高調がすごらしい

そんなことを考えながらいつもお世話になっているショップで相談すると、この3つのサスペンションはすべて否定され、今1番おすすめしている車高調サスペンションはスピリット製だと教えてもらいました。

まだサイトにはアバルトモデルは記載がありませんが、既に商品化されているとのこと。

*最新の適合表はこちら

価格はアラゴスタ以上KW以下という感じです。

このスピリット社のサイトをみればわかりますが、一般的な車両のサスペンションは作っていません。

ちょっとクルマ好きな人が好んで乗るような車のサスペンションばかり用意されています。

それだけ、こだわりを持って車高調サスペンションを作っていることが分かります。

そして、なぜアバルトにこのスピリット社の車高調サスペンションがお薦めかというと、アバルトで1番気になるリアの腰高感と荒い路面でリアのサスペンションが跳ねるのを1番コントロール出来るサスペンションになっているそうです。

ショップの店長曰く、「これからアバルトにはビルシュタインよりもスプリットを勧める」と言っていたので、ひょっとするとこれからアバルトの社の車高調サスペンション=スプリットになるかもしれません。

SPIRIT(スピリット)とはどのようなブランド(会社)なのか?

株式会社スピリットパフォーマンスは、東京都武蔵村山市に拠点を置く日本の車高調メーカーで、特にサーキットやスポーツ走行向けの車高調に特化した製品を提供しています。

同社の設立当初から、モータースポーツ界で培った知識と技術を活かし、ユーザーに合わせた高品質な車高調を開発することを理念としています。

以下では、スピリットの生い立ちや製品の特長について詳しくご紹介します。

会社の生い立ちと成り立ち

スピリットは、モータースポーツに情熱を持つエンジニアによって設立されました。

当初はモータースポーツチームへの製品供給を通じて、走行性能向上のための研究開発を進め、経験と知識を蓄積してきました。

その後、個人向けにも製品提供を開始し、ストリートユースからサーキット専用まで幅広いニーズに対応する製品ラインを構築しました。

スピリットの製品の特長

スピリットの車高調は、ユーザーごとにオーダーメイドで提供されており、ドライバーの好みに応じてさまざまな調整が可能です。

各製品には、スピリット独自の設計思想が反映されており、以下のような要素が特長です。

カスタムメイドのダンパー

スピリットのダンパーは自社で製造されており、細部にわたる調整が可能です。

減衰力のセッティングも多岐にわたり、サーキット走行から街乗りまで、用途に応じた調整を提供しています。

特に、高剛性のシリンダーとピストンを採用しており、これにより安定した減衰力と耐久性を確保しています。

オリジナルのスプリング

スピリットでは、数社のスプリングを採用していますが、オリジナルの車高調には自社設計のスプリングを採用しており、車両の特性に最適化された設計が施されています。

車高調整を通じて車両の姿勢を変化させ、重心の位置やダンピング特性を細かく調整することで、理想の操縦性を実現します。

さらに、これらのスプリングは耐久性と軽量化の両立を図っており、レスポンスの良さが特長です。

厳格な品質管理

スピリットの製品は、製造工程で厳密な品質管理が行われており、すべて手作業で組み立てられています。

この徹底した管理体制により、製品は安定した品質と高い信頼性を持ち、使用者が安心して長期間使用できるようになっています。

また、製品の製造過程で得られたデータを元に、絶えず改良を重ねています。

スピリットの車高調製品ラインナップ

スピリットは、使用目的に応じて、様々な製品を提供しています。

サーキット専用モデル

レーシングチームとの協力で開発され、サーキット走行に最適な設計が施されています。

ストリートモデル

日常の街乗りにも対応しつつ、スポーツ走行にも適したバランスの取れたモデルです。

マルチユースモデル

サーキットとストリートの両方に対応できるよう設計され、幅広い用途での使用が可能です。

結局はおすすめされたスピリット製の車高調を発注

と、言うことで思っていたよりも少し高い買い物で、かつ良くわからないメーカーの車高調サスペンションを発注してしまいました。

いつもお世話になっているショップの店長がお薦めしてくれた車高調サスペンションなので取り付けが終わるのが楽しみです。

納期に2週間程度かかると聞きましたので、8月中に取り付けが出来ると思いますので、取り付けが完了しましたら、ブログでインプレッションしていきますのでお楽しみにしてくださいね。

ただし、今回の商品は製品版ではなくほぼ製品版で完全な市販品ではないようです。

また、ストリートモデルなのかマルチユースモデルなのかも不明。

なぜなら、現在開発の真っ最中らしいですから。

要するには、私が購入するアバルト500用のスピリット製車高調は製品第一号(正確には0(ゼロ)号)ということになりそうです。

楽しみでも有り、不安でもあります(笑)