うちのアバルトも単なるお買い物グルマとして購入したハズが次から次へとカスタマイズをした結果、コテコテなカスタマイズアバルト500が出来上がってしまっている状況です。
アバルト500という車はその気にさせてしまう魔物のような車ですので私のように魔物に取り憑かれると財布がどんどん軽くなるのでご注意ください。
そんなうちのアバルト500もエンジン関係以外だとサスペンションとマフラーがまだノーマルの状態です。
今回はいろいろ考えた結果、サスペンションから交換することにしました。
サスペンションを交換する最大の目的はローダウンですが、乗り心地も損なわない、ノーマルサスペンションよりも街乗り重視なセッティングが出来るようにやっぱり車高調にしたいと思っています。
しかし、アバルト500用の車高調もいくつか種類がありますので悩みどころです。私が候補に考えたの車高調サスペンションはこんな感じです。
ビルシュタインB14
サスペンションと言えば、ビルシュタインですよね。
知名度、クオリティ、そしてレースで培われたノウハウが詰まっているサスペンションの定番中の定番ですね。
アバルト用はビルシュタインにしては価格も安めでお財布にも優しいのがうれしいです。
ただし、ビルシュタインも街乗り用としては少し固めの足になります。
好みの問題もありますが私のような完全街乗り重視としては足が硬い印象です。
昔乗っていたBMW MINI(R53)に取り付けしていましたが、高速は安定しますが轍があるような一般国道ではズシンっと衝撃が伝わってきた印象が強いです。
それに、聞いた話だとアバルトの場合はリアの腰高感が強いですが、ビルシュタインだとあまりリアが下がらないという話も聞きましたので悩みどころです。
アラゴスタ
アバルトに乗るまで全く知らなかったメーカーです。
サーキットを走る人にはアバルトオーナー以外にも有名なメーカーなんですね。
調整の範囲が大きいのでサーキットに合わせて足回りの調整がいろいろ出来るらしい。
ただし、お値段が少し高めなのと、サーキット=硬い印象があるので悩みどころが多いです。
KW COILOVER VERSION3
本命はこちらのKW(カーヴェイ)ver.3です。
なぜ本命かというと640iグランクーペにもKW VERSION3を取り付けているからです。
アラゴスタと同様に調整範囲が広いのでセッティングが出来るショップで取り付けさえ出来れば、街乗り重視でもサーキット専用にでもセッティングが可能です。
私の640iグランクーペは21インチのホイルを履いていますが、このKW VERSION3のおかげで乗り心地も純正同様の柔らかさを実現出来ています。
ただし、価格はアラゴスタよりも高いです。車は違いますが乗り心地を体験しているので実績からも本命だと思っていたのですが。
そんなことを考えながらいつもお世話になっているショップで相談すると、この3のサスペンションはすべて否定され、今1番おすすめしている車高調サスペンションはスピリット製だと教えてもらいました。
まだサイトにはアバルトモデルは記載がありませんが、既に商品化されているとのこと。
価格はアラゴスタ以上KW以下という感じです。
このスピリット社のサイトをみればわかりますが、一般的な車両のサスペンションは作っていません。
ちょっとクルマ好きな人が好んで乗るような車のサスペンションばかり用意されています。
それだけ、こだわりを持って車高調サスペンションを作っていることが分かります。
そして、なぜアバルトにこのスピリット社の車高調サスペンションがお薦めかというと、アバルトで1番気になるリアの腰高感と洗い路面でリアのサスペンションが跳ねるのを1番コントロール出来るサスペンションになっているそうです。
ショップの店長曰く、「これからアバルトにはビルシュタインよりもスプリットを勧める」と言っていたので、ひょっとするとこれからアバルトの社の車高調サスペンション=スプリットになるかもしれません。
と、言うことで思っていたよりも少し高い買い物で、かつ良くわからないメーカーの車高調サスペンションを発注してしまいました。
いつもお世話になっているショップの店長がお薦めしてくれた車高調サスペンションなので取り付けが終わるのが楽しみです。
納期に2周間程度かかると聞きましたので、8月中に取り付けが出来ると思いますので、取り付けが完了しましたら、ブログでインプレッションしていきますのでお楽しみにしてくださいね。