11月にMYSで発注したアバルト595cツーリズモですが、やっとイタリアの工場から連絡がありました。
アバルトの生産準備中とは?
11月にMYSで発注した私のアバルト 595C ツーリズモですが本日ディーラーより連絡がありました。
イタリアの工場で「生産準備中」にステータスが変更になったそうです。
この「生産準備中」というステータスは俗にいうところの生産枠が確定したことを意味するとのこと。
私が発注したブラックのアバルト595C ツーリズモのイタリアの工場でいつ生産されるのかが決まったということです。
ただし、日本のディーラーではいつ生産されるのかは分からないとのことで、次のステータスは「生産完了」だそうです(笑)
まあ、イタリアなのでそんな細かいことまで気にしませんが、生産時期が決まったのなら日程ぐらい教えてくれても良いのでは?と思ってしまいます。
「生産準備中」から納車までの期間は?
ディーラーの営業マンいわく、過去の経験から言うと・・・
- 生産準備中→生産完了:1ヶ月程度
- 生産完了→日本到着:1.5ヶ月程度
- 日本到着→納車:0.5ヶ月程度
ということなので2月末頃までに生産されればひょっとすると4月末までには納車できるかもしれません、というのが営業マンの予想でした。
元々発注時点で5月ぐらいに納車になると思いますよ、と言われていましたので気持ち早めに納車になるのかな?という感じです。
この辺の時間軸は私がBMW M4 コンペティション F82を発注した時に近いですね。
生産枠が生産の1ヶ月程度前に確定し、ドイツから日本まで90日程度かかって到着し、日本到着後約2周間程度で納車されましたのでほぼ同じタイムスケジュールになります。
ただし、ドイツ人はしっかりタイムスケジュール管理ができていますが、イタリア人がタイムスケジュール管理ができているかは謎です。。。
日本車と輸入車の納期が異なる理由
生産場所と輸送、検査
日本車と輸入車の納期に差が生じる主な理由は、製造地や輸送、通関手続きの違いです。
日本車は国内で生産されることが多いため、供給チェーンや流通網が効率的に整備されており、短期間での納車が可能です。
一方、輸入車は海外で製造され、日本への輸送が必要です。
輸送には船便が主に使われ、数週間から数ヶ月かかることがあります。
さらに、輸入車は到着後に通関手続きが必要で、車両の認証検査や国内適合検査を受ける場合も多く、これらの手続きが納期に影響します。
また、輸入車は国際情勢や輸送コストの影響を受けやすいため、納期が不確定になることもあります。
このように、日本車と輸入車の納期が異なるのは、地理的な要因や手続きの違いに起因しています。
見込み生産、在庫車の有無
また、日本車の場合は見込み生産を行うことで既に完成している車を販売する場合が多いことも短納期の要因です。
ただし、輸入車の場合は日本車ほどに見込みの生産を行い、日本に在庫することが難しい。
なぜなら、日本車と比較して価格が高いこと、装備や仕様の種類が多いため確実に顧客が購入するであろう車を見込み発注して在庫を抱えるのは非常にリスクが大きいです。
見込みの在庫車を数多く抱えることが難しいため、日本で売れる見込みが高い仕様の車を特別仕様車という形で販売することで、短納期ができるように工夫をしています。
販売した車のデータを分析して売れ筋の傾向を取り入れた仕様の車を見込み生産することで、売れる確率の高い在庫する手法です。
価格面でも通常のモデルよりもお買い得感を強めることもできるので、消費者にとっても買いやすい手法と言えます。
BMWの場合はもっと正確なステータスが分かります
BMWの納車までの記録をこちらの記事から遡っていただけると分かりますが、生産、船積み、荷降ろし、ディーラー到着までの各ステータスが日付入りで確認できます。
もちろん、ドイツから自動車専用運搬船で運ばれてきますので多少の誤差は発生しますがほぼオンタイムで到着します。
なので、車の生産時期がわかれば概ねの納車時期がかなりの確度で判明するのですが、アバルトの場合はそうはいかないようです。
アバルト595を購入される方の多くは国内の在庫車を購入されることが多いと思いますので納車まで1ヶ月程度で納車されると思いますが、私のように本国発注の場合は概ね発注から納車まで4ヶ月から6ヶ月程度期間が必要です。
今回私が発注したアバルト595Cツーリズモはセカンドカーですから車がない期間が多少あってもそこまで不便ではありませんが、メインカーとして使用される場合、特に車検に合わせて乗り換えで購入される場合は注意が必要です。
特にアバルト595の場合は売れ筋のコンペティツィオーネは国内在庫がそれなりにあるみたいですが、ツーリズモは少ないみたいですのでお気をつけください。