KOSHIのギアボックスカバーとTHREE HUNDREDのシフトスイッチパネルの組み合わせは実質的には取り付け不可だった件のご報告。
組み合わせが難しいKOSHIとTHREE HUNDREDのパーツ
追記:KOSHI制が現在販売されておりませんので、他社製品をご紹介しています。
KOSHI製のカーボンギアボックスカバーとTHREE HUNDRED製のシフトスイッチパネルは組み合わせができるのか?
メーカー違いのカスタマイズパーツを組み合わせて取り付ける場合、多くの場合はポン付けできないことが多いです。
今回もKOSHI製のカーボンギアボックスカバーを購入する前にはかなり不安に思っていました。
しかしいろいろネットで調べた結果、どうやら組み合わせても取り付けは可能と思えたので今回思い切って購入した。
実際に取り付けた写真も何度かお見かけしましたので、これは大丈夫と思ったのですがかなり強引な取り付けになった言わざるを得ない結果になりました。
THREE HUNDRED製のカーボンエアコンパネルが無ければ・・・
おそらくこの発注後半年たってから納品されたシリーズ4専用のカーボンエアコンパネル。
THREE HUNDRED製の
- カーボンエアコンパネル
- シフトスイッチパネル
この組み合わせで既に取り付けが終わっている場合はKOSHI製のカーボンギアボックスカバーの取り付けは正攻法では取り付けができないことが分かりました。
- KOSHI製カーボンギアボックスカバー
- THREE HUNDRED製カーボンエアコンパネル
- THREE HUNDRED製カーボンシフトスイッチパネル
の3点を組み合わせと利用と仮組みした際の写真ですがTHREE HUNDRED製のシフトスイッチとエアコンパネルが干渉して取り付けができません。
一番の問題はTHREE HUNDRED製のシフトスイッチパネルの縁が奥側まで回り込んでいる結果、KOSHI製のカーボンギアボックスカバーの縁が干渉するからです。
まだTHREE HUNDRED製のカーボンエアコンパネルが無ければ上側に逃がして取り付けることもできそうです。(その場合パワーウインドウスイッチの位置がずれると思われる)
しかし、エアコンパネルもフィッティング位置が決まっているので位置をずらして取り付けるのもできない。
実質的にはKOSHIのパーツとTHREE HUNDREDのパーツを組み合わせて取り付けるのは正攻法では無理っぽいことが分かりました。
KOSHI製パーツとTHREE HUNDRED製パーツを組み合わせて取り付ける方法
まぜKOSHI製のカーボンギアボックスカバーの裏側に左右と手前の計三ヶ所に両面テープを貼り付けます。
その場合、こちらの3Mの内装用両面テープを使わないとカーボンパーツに両面テープが張り付かないことがありますのでご注意ください。
また、両面テープを使用する際の注意事項には、以下のポイントがあります。
1. 接着面の脱脂
- 両面テープを貼る前に、接着面のホコリや油分をしっかり取り除くために脱脂を行います。油分が残っていると接着力が低下するため、必ずアルコールや専用の脱脂剤を使って油分を拭き取ってください。脱脂をしっかり行うことで、テープの接着力が向上します。
2. 使用する環境と温度
- 両面テープは温度や湿度の影響を受けやすいです。適切な温度(通常は15℃以上)で脱脂を行い、その後に両面テープを貼り付けることで、より確実な接着が期待できます。
3. 強度の確認
- 貼り付ける物の重量に応じた強度の両面テープを選びましょう。特に重い物を貼り付ける場合、脱脂を徹底的に行った上で強力な両面テープを使用すると、剥がれにくくなります。
4. 貼り直しのリスク
- 両面テープは一度貼ると剥がす際に粘着力が低下します。位置合わせを慎重に行い、一度で確実に貼るように心がけてください。脱脂した面であれば、テープの接着がより確実です。
5. 剥がす際の注意
- 両面テープを剥がす際には、加熱したり、リムーバーを使ったりすることで、跡が残りにくくなります。脱脂を行っている場合でも、慎重に剥がすようにしましょう。
脱脂を含む正しい手順で両面テープを使用することで、テープの粘着力を最大限に引き出し、しっかりと接着できます。
脱脂にはシリコンオフが便利です。
実際にはこのように両面テープの位置に気をつけながら貼り付ける訳ですが、コツが必要です。
ギアボックスカバーを湾曲させてエアコンパネルにもシフトスイッチパネルにも干渉しない&パワーウインドウスイッチの位置もできるだけ合わられるベストな位置を調整しながら取り付ける。
写真では分かりづらいですギアボックスカバーのエアコンパネル側は干渉を防ぐために湾曲させてどちらにも干渉しない位置で固定されています。
パワーウインドウスイッチ部分をよく見てもらうとギアボックスカバーの素地が隙間から見えているのがお分かりでしょうか?
干渉させないように干渉する部分を逃して、逃げられない部分を湾曲させる。
本来であればギアボックスカバーとエアコンパネルの境目には段差があるのですが、ギアボックスカバーを湾曲させているので、ギアボックスカバー中央部分にはエアコンパネルとの段差がありません。
実物も数人に黙って見せましたが湾曲していることには誰も気づかない(笑)
苦し紛れに発見した取り付け方法でしたが終わりよければ全てよしという感じで無理やり取り付けさせていただきました。
やっぱり、異なるメーカーのパーツを組み合わせて取り付けるのは要検討という結果になりそうです。