アメリカではフィアット500とアバルト595の販売を終了することが決定しました。

アメリカでは2020年でフィアット500&アバルト595販売終了

アバルト124スパイダーの生産は2020年モデルで中止が確定と思われる

先日はアバルト124スパイダー(フィアット124スパイダー)が2020年で生産が中止されることが話題になりました。

しかし、今回はフィアットの最多量販車種であるフィアット500&アバルト595の販売が2020年で中止されることが分かりました。

現在アメリカでのフィアット車の販売ラインナップは・・・

  • フィアット500
  • アバルト595
  • フィアット500L
  • フィアット500X
  • 124スパイダー

ですので、今後はフィアット500L、500X、124スパイダーの3車種に限定されることになります。

ちなみに、フィアット500Lは北米で最もリセールバリューが低い1台として名誉ある賞をもらったことがある車だったと思いますので、フィアットの販売台数が大幅に激減することが予想されます。

フィアット500、アバルト595の販売不振が原因?

フィアット500の販売は近年急降下し、フィアットは2012年に販売された43,772台と比較して2018年にわずか5,370台まで減少していると言われています。

日本や欧州ではフィアット500の販売台数が減少しているとの話は聞いていませんので、アメリカ特有の事情があるものと思われます。

また、アメリカ向けのフィアット500、アバルト595の生産は既に終了し、以降は在庫者のみの販売になるとのこと。

ということはアメリカにはフィアット500、アバルト595の在庫が5000台以上あると思われるので、結局は2020年に販売終了というよりは、2019年で実質的にはアメリカから撤退する?ということになります。

既に販売が終了すると分かっている車をこれから購入する人は少ないと思いますので、2020年までに在庫車が完売するかは微妙なところですね。

次期フィアット500は電気自動車がメインとなる?

今回のアメリカでの早々の販売終了の原因のひとつは次期フィアット500のモデルチェンジによる電気自動車化に関係があるのかもしれません。

アメリカでは一部の州で自動車を販売する場合、一定台数の電気自動車を販売することが義務付けられています。

今回の販売終了のフィアット500の中にはフィアット500eという電気自動車も含まれます。

このフィアット500eはアメリカでフィアット500を販売するためだけに生産、販売していた車ですが、コストバリューが高いということで、アメリカでは電気自動車として販売台数が多い車として人気です。

しかし、このフィアット500eは一台販売することに大きな赤字になると言われており、このあたりも今回の早期の販売終了に関係があるのかもしれません。

収益性の悪い車の販売を早期に終了させ、いち早く電動化された新型フィアット500を投入し、一気にシェアを奪う戦力も考えられます。

今後フィアットは電動化を積極的に進めると公式にも認めていますので、今後はアメリカでの電気自動車戦争が勃発するのかもしれません。

【引用・参照元】

https://www.carscoops.com/2019/09/its-official-fiat-kills-the-500-hatch-in-north-america/