アバルト595オーナーでは現在流行っている自作パーツがリアアクスル補強バーみたいです。
アバルト595Cへリアアクスル補強バーはなぜ必要なのか?
先日こちらの記事でスタビライザーリンクを取り付け、乗り心地が激変した!とお伝えしましたが、その際に他の方法としてボディの補強が効果的ともお伝えしました。
その中で一番定番なのがオクヤマ トランクブレースバーですが、これの欠点は取り付けがトランク床部分に取り付けることで収納スペースが多少犠牲になることでした。
またぶっちゃけこんな棒ごときにこのお値段はいかがなものか?的な思いがあることも事実。
まあ、実際にこれと同様なものを作ろうとすればそれなりの苦労とそれなりの設備、工具が必要になります。
しかし、その手の加工、工作がお得意な方は世間には多くいらっしゃるようで、実際に自作されたリアアクスル補強バーなるものをヤフオクで購入して取り付けてみました。
想像以上の出来栄えの自作リアアクスル補強バー
ヤフオクで購入したアバルトユーザーさんが自作されたリアアクスル補強バーがこちら。
梱包もしっかりされていますが金属加工の精度が半端ないぐらいきれいに作られています。
補強バーのパイプや取り付け用のL時金具なども自作とは、自作されているユーザーさんは金属加工工場ににでもお勤めされているのでしょうか?
まったくの素人で作られたのなら、脱帽と言うしかありません。
まずはリアアクスル補強バーをリアシートを固定しているボルトへL字金具を挟み込みます。
この際には16ミリのトルクレンチが必要です。
私の手持ちのトルクレンチで16ミリもの大きなものはなく急いでホームセンターで購入。
L字金具を取り付けた後に補強バーとL字金具を固定するのですが、写真の用にヘックス(六角)レンチが必要になります。
このヘックス(六角)レンチのサイズが分からず苦労しましたが現物をホームセンターへ持ち込み現物確認した結果、8ミリのヘックス(六角)レンチが必要と分かりました。
アバルトに乗るようになってからヘックス(六角)レンチを複数サイズ用意していましたが、またもこのような大きなサイズのものが手元になくトルクレンチ共々購入。
トルクレンチを購入したホームセンターの駐車場で作業していたのが幸いでした(笑)
自作リアアクスル補強バーを取り付けた感想は・・・
まずは見た目と実用性ですが見た目は写真の通りに初めからここに付いていました、と言えば誰も疑わない程のしっくり感がありますね。
次にリアシートの真上から見た写真ですがほぼリアシートの座面の内側に収まっているので、リアシートに乗り降りする人には邪魔にはなりそうもありません。
現に我が家の娘(高校生)はリアシートに乗り込んでもまったく気づいていません(汗)
さて実際の乗り心地ですが、スタビライザーリンクをを変更した時と同じような劇的な変化は感じられませんでした。
スタビライザーリンクを交換したことで、サスペンションの動き自体は活発になったのはすごく実感できました。
しかし、今回のリアアクスル補強バーを取り付けたことで、たしかにさらにサスペンションが動くようになりましたが、逆に大きな突き上げがあると以前と同様な突き上げ感が再現。
不思議なのは小さな突き上げは逆に無くなった、またはスタビライザーリンク取り付け後と同様な感じです。
もう少しリアアクスル補強バーを取り付け、取り外して検証する必要がありますが、ボディが補強(固くなる)された結果、ボディでイナしていた振動の逃げ場が無くなった=大きな突き上げ感ということが考えられます。
アバルトのようなハッチバック車(私の場合はさらにオープンカー)の場合はリアの強度が低い=補強が必要と思っていましたが、ひょっとしたらスタビライザーで改善したようにフロントを補強した方が良いのかもしれません。
これはあくまでも私の私見であり、かつ私のアバルト595Cでの状態での話ですので、今回購入させていただいたリアアクスル補強バーの効果の有無を確定させるものではないことを最後に付け加えさせていただきます。