アバルト595のような丸形のエアコン吹出口には取り付けられるドリンクホルダーって限りがあるんですが、こちらは専用設計みたいですのでポン付け出来る模様。
ドリンクホルダーの発祥の地は日本
自動車の快適性を高めるための機能の一つとして、今や当たり前のように存在する「ドリンクホルダー」。
実は、この便利な装備を最初に車に取り入れたのは日本車であるという事実をご存知でしょうか?
諸説ありますが、ドリンクホルダーが初めて登場したのは1980年代初頭で、その革新的な設置を最初に実現したのはホンダの車でした。
具体的には、1981年に発売されたホンダ・シティ(初代 AA/VF型)がその先駆けとされています。
このコンパクトカーは、狭い車内空間でも快適さを追求するため、多くの収納スペースを工夫しており、その中にドリンクホルダーが含まれていました。
それまでは、車内に飲み物を置くための専用のスペースは存在せず、カップや缶を手元やダッシュボードに置いて不安定な状況で使用していたのです。
このホンダ・シティの成功により、他の自動車メーカーもドリンクホルダーを標準装備として取り入れ始め、瞬く間に世界中の車に普及しました。
特にアメリカでは、運転中に飲み物を楽しむ文化が広がっていたため、ドリンクホルダーは非常に重宝されました。
日本車が世界市場に大きな影響を与えた一例として、このドリンクホルダーの普及は自動車文化に大きな貢献をしたと言えます。
ホンダ・シティ同様に室内空間が狭いアバルト595系にとって、ドリンクホルダー問題は想定以上に深刻な問題です。
アバルト595系のドリンクホルダー問題
アバルト595系のエアコン吹出口は丸形なので、そこへ取り付けが出来るドリンクホルダーってあまり種類が多くありません。
なので私のアバルト595Cには以前アウディTTに乗っていた時に使用していたぶら下げ式のドリンクホルダーを取り付けています。
こちらのAZUU MIJAS製のドリンクホルダーは元々アルファロメオやアバルトなどのイタ車向けにドリンクホルダーなどの商品を制作している所なので、アバルト専用のものも売っているのですが、現在は汎用のものを使用しています。
ぶっちゃけ、これでも全く問題なく使用出来るのですが、蓋が付いていないコンビニコーヒーなどのカップはやはり揺れるので使用するのは難しいと思います。
もちろん、エアコン吹出口に取り付けるタイプであればエアコンのおかげで飲み物を夏は冷たく冬は暖かくすることも出来る訳ですから、取り付けられるのならエアコン吹出口タイプのドリンクホルダーが欲しいと思います。
アバルト595専用ドリンクホルダーは据え置きタイプもある
アバルト595系の専用のドリンクホルダーとしては以前からこちらのカップホルダーに突き刺すタイプのドリンクホルダーが販売されています。
価格も高いので簡単に購入出来ないのもありますが、元々アバルト595系のドリンクホルダーはセンターコンソールの下側にあるので、使いにくいのがネックです。
こちらのドリンクホルダーを差し込むことで飲み物を固定することは出来るようになりますが、元々の位置が低すぎるのでドリンクを取り出す際には目線を下に向ける必要があります。
なので運転中にドリンクを取り出したりするのには向かないので、このドリンクホルダーを別途購入しても使い勝手はあまり改善しないということになります。
アバルト純正595専用ドリンクホルダー
アバルト595オーナーでドリンクホルダー難民になっている方に朗報です。
アバルト595系専用のドリンクホルダーがアバルト純正商品として販売されていることが分かりました。
写真のようにアバルトの丸型なエアコン吹出口にジャストフィットするように取り付けられているのが分かります。
写真のようにドリンクホルダーとして使用していない場合は、折りたたむことが出来るので邪魔になりません。
まるで最初から装備されていたようなスッキリ感でエアコン吹出口にドリンクホルダーが取り付けれています。
やはりアバルト純正なのでフィッティングがバッチリですね。
問題は価格でしょうか?ドリンクホルダー1個で4950円!
純正のぼったくり価格というところでしょうか?
ドリンクホルダー2個で約1万円というのは少しお高い感じがしますよね。
実はこちらにカーメイト製の似たようなドリンクホルダーが販売されています。
こちらの価格はアバルト純正ドリンクホルダーの半額ぐらいで購入可能です。
見た目は似ていますが適合確認は取れていないので、もし勇気のある方はカーメイト製のドリンクホルダーで代替えしてみても良いかもしれませんが・・・。
アバルト595純正ドリンクホルダーはアバルト公式販売サイトまたはディーラーで購入が可能です。
【アバルト公式販売サイト:アバルト595専用ドリンクホルダーはこちらへ】