BMWのラインナップの中で一番存在感が無い?6シリーズGT G32がLCI(マイナーチェンジ)される模様。
ベースモデルのBMW 5シリーズセダン G30に合わせてLCI
既にこちらの記事でお伝えしていますが、BMW 5シリーズ セダン G30のLCI(マイナーチェンジ)が近く実施されます。
それに合わせて姉妹車の関係にあるBMW 6シリーズ GT G32もLCIされる模様。
元640i グランクーペ F06に乗っていた私にとってこれだけ6シリーズの影が薄くなるのはとてもさみしい状態です。
現在ではBMW JAPANのHPでも6シリーズはGTのみが掲載されている状態ですので、おそらくは最後まで生産されていたグランクーペも日本国内在庫がすべて完売されたということになります。
ぶっちゃけ、日本だけではなく世界的にも3シリーズ GTと同様に販売不振モデルであることから、このLCIモデルが最後の6シリーズ GTということになりそうです。
それによって、BMWから当面6シリーズは消滅することになりそうです。
BMW 6シリーズ GT G32のラインアップは日本では2種類のみ
本国では645e GTの設定も予想されているようですが、日本では導入される見込みは少ないでしょう。
現在のラインナップ同様に・・・
- 623d GT
- 640i GT
の2種類のエンジンに各LuxuryとM Sportがそれぞれ設定されています。
元々は640iのみの設定でしたが後からテコ入れでディーゼルが加わった感じです。
それでも実質的には850万円から1,000万円する価格帯であることから、5シリーズ セダン&ツーリングと比較した場合に6シリーズ GTを選ぶ理由を見つけるのが難しいと言わざるを得ないと思います。
6シリーズはなぜグランクーペではなく、GTを設定したのか?
こちらの記事でも書いていますが、元々は6シリーズ グランクーペ F06の販売が成功したことでBMWが6シリーズごと8シリーズへ移行させた経緯があります。
その結果、本来であれば5シリーズのグランクーペやクーペモデルを設定するべき6シリーズは事実以上存在しない状態です。
元々6シリーズ GTも以前は5シリーズ GTと呼ばれて販売されていたものをモデルチェンジに合わせて、6シリーズとして販売したに過ぎません。
もし、この6シリーズ GTが6シリーズ グランクーペなら6シリーズの存在はある意味5シリーズ以上に存在感が高いモデルになっていたと思われます。
8シリーズは日本で運転するにはボディが大き過ぎる。
とは言え、5シリーズセダンは多くの人が乗っている。
人とは少し違うちょうどよい大きさの4ドアクーペが私が以前乗っていた6シリーズ グランクーペ F06だったと思いますので、BMWには5シリーズベースの4ドアクーペ、2ドアクーペを販売して欲しいと思っていますが、現状ではまったく何も決まっていない模様です。
【引用・参照元】