サイド(ドア)ミラーカバーは被せるタイプはフィッティング・・・
以前オムテック製の被せるタイプのサイド(ドア)ミラーカバーを購入して取り付けました。
これが予想とは反して私が想像していた以上にフィッティングに難点がありました。
実際に運転する際や車を乗り降りする際に気づかない程度のズレなら問題ないのですが、明らかに運転しているとサイド(ドア)ミラーカバーがズレているのが分かってしまいます。
これだけで一気にテンションが下がるんですよね。
せっかくドレスアップのために取り付けている部品が、逆にカッコ悪く見せてくれる訳ですから余計に腹が立つ。
なので早々に別のメーカーのサイド(ドア)ミラーカバーを探してみると給油口(フーエルリッド)カーボンカバーを購入したLuft製のサイド(ドア)ミラーカバーがお安く購入できることが判明。
早速購入して取り付けましたがオムテック製よりはかなりいい感じに取り付けができましたが、やはり被せるタイプの限界なのか、ズレている部分が気になって仕方がありませんでした。
KOSHI カーボン製サイド(ドア)ミラーカバーははめ込むタイプ
先日KOSHI製のカーボンパーツをKOSHIの公式オンラインストアから直接購入することになったので、送料、手数料をコスト分散させる目的で一緒に購入してみました。
KOSHI製のサイド(ドア)ミラーカバーは被せるタイプではなくはめ込むタイプだったのが購入の決めてです。
商品名はAbarth Fiat 500/595 Mirror Capsという商品になりますが・・・
カーボン素地だけではなくこのようなペイント?された状態で購入できるものや黒以外のカーボン柄の商品も選ぶことが可能です。
今回はボディカラーの黒にできるだけ統一させたかったので黒一色のものを購入しましたが、他に購入したカーボンパーツ同様にクオリティは日本製と遜色ない出来栄えだと思います。
被せるタイプのサイド(ドア)ミラーカバーよりは若干高くなってしまいますが、これならズレている部分が気になることがないと思いますので楽しみです。
KOSHI Abarth Fiat 500/595 Mirror Capsを取り付けたのですが・・・
実際に取り付ける際に気づいたのですが写真のように取り付ける爪の数が少ない。
写真上の純正のサイド(ドア)ミラーカバーには合計五ヶ所の爪がありますが、KOSHIのカーボンサイド(ドア)ミラーカバーには爪が一ヶ所しかありません。
仮止めなどを繰り返して理解できましたKOSHIのカーボンサイド(ドア)ミラーカバーは一ヶ所の爪とサイド(ドア)ミラー本体とを張力で固定させる仕様になっていることが分かりました。
爪が一ヶ所しかありませんからそこにかなりの荷重がかかるので強度が心配ですが固定さえできれば外れることがないのは想像ができます。
私のアバルトのサイド(ドア)ミラーは納車時に電動格納式にカスタマイズしてもらって納車してもらっています。
そのおかげで内部の構造がノーマルのサイド(ドア)ミラーと異なってるかもしれないということにこの段階で気づきました(汗)
本来は写真に写っている半透明のカバー部分は存在しないと思いますが、ここにモーターが取り付けられていると思います。
そして肝心の爪を止める台座部分が赤丸部部分ですが、よく見ると本来ロの字なっている台座が一部欠けてコの字状態になっています。
そこでサイド(ドア)ミラーカバーの上部へ両面テープを貼り付けて張力を少しでも分散させて爪が折れないように取り付けることで現在はなんとか固定されています。
ちなみに、反対側はしっかりロの字の台座が残っていましたが今度は私の不注意で台座が破損。。。
結局反対側は上側+下側にも両面テープのみで固定している状態ですが現在はしっかり固定されている様子です。
フィッティングは想像以上にピッタリしているので非常に満足度が高いです。
ただし、あのような取り付け方法だと爪と台座が一ヶ所づつしかありまあせんからどちらかが破損するとどうしようもない、というのが正直な所です。
アフターパーツにはよくあることだと思いますが、私のような不器用な人間には少し荷が重いサイド(ドア)ミラーカバーだったと思います。
自動車のアフターパーツがメーカー純正品のように簡単に取り付けられない理由
今回のように品質が良いKOSHI製のパーツでもポン付けできるようには作られてはいません。
多くの自動車のアフターパーツメーカーの商品がメーカー純正品のように簡単に取り付けられない理由はいくつかあります。
まず、純正品は自動車メーカーが設計したものであり、車両の特定モデルに合わせて最適化されています。
そのため、フィッティングや取り付けの精度が高く、特別な加工をせずに取り付けることができます。
一方、アフターパーツメーカーは、多くの場合、複数の車種に対応する製品を生産しています。
そのため、各車種ごとの個別の細部に合わせた最適化が難しく、取り付けに際して調整や加工が必要になることが多いです。
さらに、車両によってはメーカー独自の設計要素や電子システムが採用されているため、アフターパーツがそれらに適合しないこともあります。
例えば、エアロパーツやエキゾーストシステムなどでは、車両のエアロダイナミクスや排気ガス規制に対応する必要があるため、適切なフィッティングが求められます。
しかし、アフターパーツメーカーはこれらの基準に完全には対応していない場合があり、取り付けの際に調整が必要となることが多いです。
自動車のアフターパーツをポン付けできるようにする改善案
アフターパーツの取り付けをより簡単にするためには、いくつかの改善策が考えられます。
まず、アフターパーツメーカーが特定の車種専用のキットを用意することで、適合性を高め、取り付けの容易さを向上させることができます。
これにより、加工や調整の必要が減り、ユーザーが安心して取り付けられるようになります。
また、アフターパーツメーカーが自動車メーカーと連携して製品を開発することも一つの方法です。
これにより、純正品に近いフィッティングや品質を提供することが可能になります。
さらに、取扱説明書やサポート体制を充実させることで、ユーザーが自己取り付けする際の不安を軽減し、取り付けに関する情報を提供することができます。
これらの改善により、アフターパーツの取り付けがよりスムーズになり、多くのユーザーが手軽にカスタマイズを楽しめるようになるでしょう。
国産車だとホンダと無限、日産とニスモが連携してパーツを作っているので、完成度が非常に高いアフターパーツを作っていますね。
全てのアフターパーツメーカーが自動車メーカーと連携するのは不可能ですが、車種別専用品を数多く作ることでポン付けできる可能性が高くなるのかもしれません