アバルト595系のMTAのシフトボタンは経年劣化で剥がてくることはアバルト的に「あるある」ま話です。以前海外から取り寄せたMTAシフトボタン専用ステッカーをやっと貼ってみましたので感想をお伝えします。
アバルト595系のMTAシフトボタンとは?
アバルト595系のオートマはMTAと呼ばれるタイプのオートマになっています。
この車に初めて乗った人はまず車を発進させることができません。
なぜならシフトノブがなく、その代わりに写真のようなボタンが並んでいるだけだからです。
アバルト595系はMTAと呼ばれるオートマでもできるだけ積極的にギアチェンジして欲しいとメーカーは考えているので、シフトチェンジは基本的にシフトパドルで行います。
よって、本来シフトノブがある部分には発進、停止するために必要なボタン(スイッチ)しかありません。
ちなみに各ボタン(スイッチ)の役割は・・・
- 1:1速(発進時)
- N:ニュートラル
- R:リバース
- A/M:オートマ/マニュアル切り替え
という意味になります。
アバルト595系のMTAボタン(スイッチ)にステッカーを貼る
今回購入して貼り付けたステッカーはこちらの記事のようにeBayにて購入したものです。
現在ではヤフオクなどでも購入できるようになりましたが、当時はあまり出回っていなかったので自分で取り寄せしました。
価格も安かったので複数個取り寄せて余った分は既にヤフオクにて売却した残りを今回貼り付けさせていただきました。
実際にMTAボタン(スイッチ)にステッカーを貼り付けた状態がこちらの写真。
通常はMTAボタン(スイッチ)は凹んでいますが、今回用意したMTAボタン(スイッチ)ステッカーはドーム状になっているので、以前よりもボタンが押しやすくなった、または押している感覚が分かりやすくなった感じです。
ただし、本当は元々貼り付けてある「1」とか「N」のステッカーをきれいに剥がしてから貼り付けないと、夜間の文字が見えにくくなってしまいます。
今回は私は車が新しいのでMTAボタン(スイッチ)も剥げていないのでそのまま上から貼り付けましたが、夜間透過して「1」「N」などの数字が見えるのですが、ステッカーをそのまま貼ったことでかなり文字が暗くなってしまいました。
やはりなんでも手抜きはダメですね・・・。
アバルト595系のMTAは本当にオートマのように使えるのか?
アバルト595のMTAというオートマは普通のオートマと違ってクリープ現象がありません。
ざっくり仕組みを伝えると、クラッチペダルが無いマニュアル車というイメージです。
なので、アクセルを踏めば機械が勝手にギアチェンジしてくれるので、実質的にはオートマと同じ様に運転できます。
ただし、クラッチの無いマニュアル車なので機械のギアチェンジが人間ほど上手くない(笑)
なので1速から2速、2速から3速へギアボックスする際にトルク抜け(ガックンってなるやつ)します。
この場合はマニュアル車と同じ様にシフトアップする際に一瞬アクセルを緩めるとトルク抜けが減少します。
最初は難しいですが慣れてくると自然にできるようになります。
または、上の記事にあるようにECUチューニングするとなぜかトルク抜けがかなり減少してアクセルを緩める作業もほぼ必要になります。
アバルト595系のMTAボタンは最初は見た目も使用感も違和感がありますが、慣れてしまえばオートマと同じ様に運転できますので、その際は今回のMTAボタン(スイッチ)用のステッカーを貼るともっと運転がしやすくなりますよ。