BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | アウディTT ロードスター 8Sをたった10ヶ月で売却した理由昨年の年末にギリギリ納車されたアウディTT ロードスター 8Sを売却しました。今回も別れは突然訪れました。荷物を下ろすのが大変です。

アウディ TT 8S とはどのような車だったのか?

アウディ TT 8Sは、2014年に登場した3代目モデルで、初代モデルから受け継がれるそのスタイリッシュなデザインとスポーティな走行性能で知られるコンパクトスポーツカーです。

アウディ TT 8Sは、アウディの象徴的なデザイン言語をさらに洗練させ、技術的な進化を遂げています。

このモデルは、クーペとロードスターの2つのボディタイプで提供され、先代モデルと比較してパフォーマンスとテクノロジーが大幅に向上しました。

デザインとプラットフォーム

アウディ TT 8Sは、モジュラー横置きエンジン・プラットフォーム「MQB」を採用しており、これにより車両の剛性が向上しつつ、軽量化も実現しています。

このプラットフォームはフォルクスワーゲングループ内で広く採用されており、TTのダイナミクス性能にも寄与しています。

エクステリアデザインは、アウディの特長的なシングルフレームグリルとシャープなラインが強調されており、スポーティでエレガントな印象を与えます。

LEDライトやデザイン性の高いホイールも標準装備されており、現代的な洗練さを感じさせる外観に仕上がっています。

パフォーマンスとエンジンラインナップ

TT 8Sには、複数のエンジンオプションが用意されており、ベースモデルからハイパフォーマンスモデルまで幅広い選択肢が提供されています。

一般的に2.0リッターのTFSIエンジンが搭載されており、出力は184馬力から310馬力までのバリエーションがあります。

また、四輪駆動システム「クワトロ」も多くのモデルで採用されており、優れたトラクション性能と安定した走行を提供します。

特に「TT S」や「TT RS」はパフォーマンスモデルとして注目されており、TT RSには2.5リッター直列5気筒ターボエンジンが搭載され、400馬力以上の出力を誇ります。0-100km/h加速は4秒を切る性能を発揮し、スポーツカーとしての存在感を一層高めています。

技術とインテリア

TT 8Sのインテリアは、アウディの「バーチャルコックピット」が初めて採用されたことでも話題になりました。

12.3インチのデジタルディスプレイがダッシュボードに配置され、運転中の重要な情報を直感的に表示します。

これにより、従来のアナログメーターがデジタル化され、モダンで先進的な印象を与えると同時に、操作性も向上しています。

また、インテリアデザイン自体もシンプルかつ洗練されており、高品質な素材とミニマルなデザインが融合しています。

スポーツカーらしいタイトな空間ですが、十分な快適性と先進的な技術が装備されている点も評価が高いです。

過去最高のTT

アウディ TT 8Sは、その洗練されたデザイン、優れたパフォーマンス、そして先進技術により、2014年から2018年にかけてスポーツカー市場で高い評価を得ました。

特にアウディのバーチャルコックピットやクワトロシステムの採用により、ドライバーエクスペリエンスが大幅に向上したことが特筆されます。

この時期のTTは、スタイリッシュでありながら、日常的な使い勝手を兼ね備えた一台として、多くのファンに支持されました。

それを格安で購入したんですが、こんなに早く売却することになるとは・・・。

アウディTT ロードスター 8Sを売却した理由

次に購入するオープンカーを比較検討を開始する

こちらの記事に書いた通りアウディTT ロードスター 8sには多少なりとも不満がありました。

この不満の多くは私が衝動買いしたことが原因だと思いますが後悔はしていません。

なぜなら、車として、オープンカーとしてアウディTT ロードスター 8Sは非常に楽しいクルマであったことは間違いがないからです。

先程の記事にも書いたは車のハード面に関することとプラスしてソフト的なことを書き加えると、やはり2シーターの車は不便なことが多いということ。

セカンドカーとして休日メインに乗ることを前提に購入はしたものの、一人でドライブに行くとき以外は家族3人で出かけることもあり、その度にアウディTT ロードスター 8Sはお休み。

結局はBMW M4コンペティション F82に乗ることになりあまりアウディTT ロードスター 8Sに乗れない自体が多発したことも今回の売却理由の大きな理由になりました。

現在中古車相場が高騰している!

現在私は次期セカンドカーの候補としてアバルト595cツーリズモを検討しています。

先日もアバルト595cツーリズモ/シリーズ4の試乗も行いましたが私が以前乗っていたアバルト500と見た目は大して変わらないのですが、メカニカルな部分が大きくアップグレードしていることがわかりました。

一番懸念していた乗り心地が以前に比べて非常にマイルドになったことが確認できたからです。

おそらくボディ剛性がアップしたこと、足回りが変わったことが原因のようですがこれならクルマ好きな方以外でも十分に乗っていただける車になったと思います。

そこで、商談に入る前にアウディTT ロードスター 8Sの下取り価格をディーラーにて査定してもらったのですが、三社程度から返事があったらしく・・・

  • A社:ノーマルに戻す前提で240万円
  • B社;ノーマルに戻す前提で250万円
  • C社:現状引き渡しで○○○万円!

事前に中古車関係の仕事をしている知人にオークション相場を聞いていましたのでほぼ予想通りの下取り価格だったのですが、C社は現状引き渡しで大台を突破する金額を提示してきました。

ぶっちゃけ、レカロシートは黄色という取り付ける車のボディカラーや内装の色との兼ね合いがあるので売却予定でしたし、BC FORGEDのホイールもオフセットがローダウン仕様なので売却には時間がかかる。

なのでレカロシートとBC FORGEDのホイールを後日売却できても50万円程度であれば御の字と思っていたのでここで一気に売却だけが先に決まりました。

中古車関係の仕事をしている知人の話だと台風などの影響で中古車のオークション出品車の台数が一時的に少なく落札価格も高騰しているとのこと。

これは購入する車が決まっていなくても即決で売却する方が得と判断しました。

本当はあと半年程度乗って売却が理想

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この2つを取り外して現状引き渡しでアウディTT ロードスター 8Sを売却しましたが、本当ならあと半年程度乗って春頃に売るとかなりリセールバリューが高い車だったと言えると思います。

パーツ代金は別にして考えれば、現状で10ヶ月の使用で50万円も値下がりしていません。

ぶっちゃけ、購入金額から20万円差程度です。

当然今回の金額よりは春頃に売却した方が金額自体は下がりますが、今よりも大きく下がるとは思えないからです。

年式は一年古くなるとはいえ、オープンカーが一番売れる春頃なら買取価格のさらなる上乗せが可能になり、現状よりも10万円程度下がるぐらいで売却できたと思います。

4年落ちで走行距離が4万キロちょっとなら年式相応と見ることができますので。

これがベガスイエローではなく白や黒ならもう少し良い値段が付くかもしれませんから、オープンカー全般ですがリセールバリューは高い車ということが言えると思います。

2シーターオープンカーは保有期間が短い車と言われるのも、リセールバリューが期待できる車という意味合いもありそうです。

少しさみしい気持ちもありますが、現状ではすごく満足しています。

アウディTT ロードスター 8Sは非常に良い車だったと思います。

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