BMWのフラッグシップSUV、X7が2代目となるG67へモデルチェンジします。次期型ではガソリンエンジンを搭載するX7に加え、初の電気自動車(EV)となるiX7も登場する見込みです。2026年10月には両モデルの開発車両がニュルブルクリンクで撮影され、ライトやリアまわりの形状がより具体的になりました。本記事では、X7 M60とiX7の外装、パワートレイン、発売時期まで整理します。
- ✅️X7・iX7 G67の分割テールゲート廃止
- ✅️X7 M60はV8継続見込み、iX7は初のEV
- ✅️G67は2027年生産開始見込み
新型X7 G67は上下分割式テールゲートを廃止するのか?
新型X5の変更と試作車の横線
関連記事:新型BMW X5 G65が分割式テールゲートを廃止した本当の理由
先に登場した新型X5(G65)では、長く採用されてきた上下分割式が廃止されています。X5の開発責任者マイケル・アーラーズ氏は、上下の継ぎ目をなくすデザイン上の狙いと、下部パネルがあると荷室の奥へ手を伸ばしにくい点を理由に挙げています。
G67の試作車にもテールゲートを横切る黒いラインがありますが、これが開閉部分の境目とは限りません。X5の試作車にも似たラインがあり、市販型では一体式になりました。X7でも同様の変更が行われるかが焦点です。
X7 M60とiX7のスクープ写真で分かった外装の変更点
分割式ヘッドライトと新しいリアライト
ニュルブルクリンクで撮影されたX7 M60とiX7には、現行型と同じく上下に分かれたヘッドライトが見られます。上側に細いデイタイムランニングライト、下側にメインライトを配置する構成です。大型キドニーグリルと直立したボディ形状も共通しています。
リアには左右それぞれ上下2段の細長いLEDライトが見られ、現行G07とは異なる発光デザインが浮かび上がりました。ただし、カモフラージュが残る試作車のため、細部が市販仕様と同じになるとは限りません。
V8モデルとEVを見分けるポイント
X7 M60のデイタイムランニングライトは黄色、iX7は白色です。M60には冷却用のグリル開口部と左右2本ずつの丸型マフラーがあり、iX7には排気管がありません。ボディ全体の造形は近いものの、前後の装備で動力方式の違いが表れています。
X7 M60はV8エンジン継続か?パワートレインの最新情報
次期X7では、直列6気筒エンジン搭載車に加え、高性能グレードとしてX7 M60が開発されています。今回の試作車は4本出しマフラーを備え、ガソリンエンジン仕様の開発が続いていることが分かります。
M60には現行X7 M60i xDriveと同系統の4.4リッターV型8気筒ツインターボ「S68」を継続採用する見通しです。現行型は48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、最高出力390kW(530PS)、最大トルク750Nmを発生します。次期型の出力や電動化の詳細は未発表です。
一方、新型X5にはプラグインハイブリッド車が設定されていますが、G67のX7では現時点で同方式の設定は伝えられていません。X7 M60の発売が標準モデルより後になる可能性もあり、グレード展開は正式発表を待つ段階です。
iX7 G67のEV性能は?バッテリーと航続距離の予想
iX7は、X7として初めて設定されるバッテリー電気自動車です。試作車には排気管がなく、3列シートを備える大型EVとして開発が進んでいます。専用EV車台への全面移行ではなく、エンジン車と共通するCLAR系プラットフォームが採用されています。
技術面で比較対象になるのが新型iX5 60 xDriveです。こちらは第6世代BMW eDrive、800V電気システム、正味141kWhのバッテリーを採用し、最高出力425kW(578PS)、WLTPモードの航続距離は最大845km。急速充電の最大出力は460kWです。
iX7にも共通技術が使われる可能性はありますが、これらの数値はあくまでiX5の仕様です。iX7のバッテリー容量、走行可能距離、充電性能、価格は未発表であり、同じ数値になるとは決まっていません。
新型X7・iX7 G67の内装装備と発売時期
次期G67の室内には、新世代のBMW Panoramic iDriveを採用することが有力視されています。フロントガラス下部を横断する表示領域と中央ディスプレイを組み合わせる仕組みで、新型X5や7シリーズにも導入された技術です。
さらに、助手席用スクリーンや後席用の大型シアタースクリーンも搭載候補に挙がっています。ただし、各装備がX7とiX7のどのグレードに標準装備されるか、オプションになるかは未発表です。3列シートは次期型でも継続する方向です。
次期X7は2027年の登場が予定され、生産拠点は米国サウスカロライナ州のスパータンバーグ工場です。量産開始は2027年9月との情報がありますが、iX7やM60が同時に発売されるか、日本への導入時期は明らかになっていません。
まとめ:G67で明らかになった変更点と未確定情報
次期BMW X7・iX7 G67では、分割式ヘッドライトの継続、新しい2段構成のリアライト、V8モデルとEVの並行開発が試作車から見えてきました。一方、上下分割式テールゲートは継続予想から廃止説へと変化していますが、正式な結論は出ていません。
デザイン的には他のシリーズとは違いノイエクラッセデザインを採用していません。これは7シリーズ同様にBMWのフラッグシップモデルとしての個性を重視したからです。7シリーズはLCIされたことでフラッグシップとしてさらに存在感を示すデザインへ進化しました。X7・iX7も同様にどのようなフラッグシップとしての存在感を示すデザインに生まれ変われるのか?楽しみです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 新型BMW X7 G67の上下分割式テールゲートは廃止されますか?
次期X7 G67では、現行型の上下分割式テールゲートを廃止し、一体型へ変更するとの情報があります。従来は継続すると予想されていましたが、2026年10月に廃止説が浮上しました。ただし、BMWからの正式発表はなく、現時点では確定していません。
Q2. 新型BMW iX7 G67も一体型テールゲートになるのでしょうか?
iX7は次期X7と基本的なボディ構造を共有すると見られており、同様に一体型テールゲートを採用する見込みです。ただし、開発車両にはカモフラージュが施されており、市販モデルの開閉構造は正式に確認されていません。
Q3. BMW X7 M60とiX7の外観にはどのような違いがありますか?
X7 M60の試作車には黄色のデイタイムランニングライト、冷却用のグリル開口部、4本出しマフラーが装着されています。一方、EVのiX7は白色のデイタイムランニングライトを備え、排気管がありません。分割式ヘッドライトや基本的なボディ形状は共通しています。
Q4. 新型BMW iX7 G67の航続距離とバッテリー容量はどのくらいですか?
iX7の航続距離とバッテリー容量は未発表です。新型iX5 60 xDriveに採用された第6世代BMW eDriveや大容量バッテリーなどの技術が参考になりますが、iX7に同じ仕様が採用されるとは確定していません。
Q5. 新型BMW X7・iX7 G67はいつ発売されますか?
次期X7 G67は2027年の発表が予想されており、米国スパータンバーグ工場で2027年9月から生産を開始するとの情報があります。ただし、X7 M60とiX7が同時に発売されるかは不明です。日本市場への導入時期や販売価格も発表されていません。






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