BMW M2 CS(G87)は2026年7月29日に生産を終え、最終的な生産台数は世界で2,882台となりました。日本向けは128台で、全体から見れば約4.4%です。M2 CSは市場によって販売仕様が異なります。国によってボディカラーの選ばれ方だけでなく、カーボン・セラミック・ブレーキやアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)の装着状況にも大きな違いがあります。今回は最終生産データから、国別台数と日本仕様の違いを整理します。
- ✅️BMW M2 CS(G87)は2,882台で生産終了
- ✅️日本向け128台、国内販売発表は127台
- ✅️日本はセラミック標準、海外は装備選択に差
BMW M2 CS(G87)は2,882台で生産終了
G87型BMW M2 CSの最終生産台数は2,882台です。最後の車両は2026年7月29日に生産され、これでG87型M2 CSの生産は終了しました。
先代F87型M2 CSの生産台数は2,381台だったため、G87型は501台多く、約21%増えたことになります。
G87型では530PS、650Nmを発生する3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、トランスミッションは8速ATのみ。通常のM2より約30kg軽量化され、日本仕様では車両重量1,700kgとなっています。
2,882台は世界のどの国へ振り分けられたのか
最大市場は米国で770台、次いでドイツ386台、中国297台、オーストラリア163台、英国146台となっています。日本向けは128台、カナダ向けは82台でした。
米国だけで全生産台数の約26.7%を占め、ドイツが約13.4%、中国が約10.3%です。日本の128台は世界全体の約4.4%に相当します。
また、2,882台のうち右ハンドル仕様は583台でした。日本向け128台は右ハンドル車全体の約22%を占める計算です。右ハンドル仕様の中では日本の割合が大きいことが分かります。
日本向けBMW M2 CSは128台、カラー別の内訳
ベルベット・ブルー88台とEdition EDGE 40台
日本向けとして生産された128台の内訳は、BMW Individualのベルベット・ブルーが88台、M ブルックリン・グレーが20台、ブラック・サファイアが20台です。
日本で最初に発売されたM2 CSは87台限定で、ボディカラーはベルベット・ブルーのみでした。その後、2026年8月に「BMW M2 CS Edition EDGE」が40台追加され、M ブルックリン・グレー20台、ブラック・サファイア20台の構成で販売されています。
国内販売127台と生産データ128台には1台差がある
BMWが国内向けに発表した台数を合計すると87台+40台で127台です。一方、生産データでは日本向けが128台、そのうちベルベット・ブルーが88台となっています。国内発表台数と生産データには1台の差があります。この1台がどのような用途の車両だったのかは、公開されている情報からは確認できません。
米国・ドイツ・日本で異なるM2 CSのボディカラー
M2 CSのカラー構成は国によってかなり異なります。米国では770台のうちベルベット・ブルーが407台で約52.9%を占めました。ブラック・サファイア192台、M ブルックリン・グレー105台、M ポルティマオ・ブルー66台と続きます。
ドイツでは逆にブラック・サファイアが170台で最多です。M ブルックリン・グレー90台、ベルベット・ブルー80台、M ポルティマオ・ブルー46台となっており、米国ほどベルベット・ブルーに集中していません。
日本は購入時に4色から自由に選ぶ販売方法ではなく、最初の87台はベルベット・ブルー、Edition EDGEは2色に固定されていました。そのため日本のカラー構成は、購入者の人気色というより販売された仕様そのものを反映した数字と見る必要があります。
カーボンセラミックとACC、国によって異なる装備
米国とドイツではカーボンセラミックの装着率に差
カーボン・セラミック・ブレーキは米国向け770台のうち330台、約42.9%に装着されました。ドイツでは386台のうち121台で、装着率は約31.3%です。海外では追加装備として選択できたため、同じM2 CSでも車両ごとに仕様が異なります。
一方、日本仕様ではレッド・キャリパーのカーボン・セラミック・ブレーキが標準装備されました。海外ではオプションとなる装備が標準だった点は日本仕様の特徴です。
アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は市場によってさらに大きな違い
ACCの装着状況はさらに対照的です。米国向け770台はすべてACC装着車ですが、ドイツでは281台が装着、105台が非装着でした。M2 CSは市場によって装備の設定そのものが異なっていたことが分かります。
日本仕様には通常のクルーズコントローラーが装備されています。これは、CSという性質から極限まで軽量化した仕様を選択した結果になります。アメリカやドイツにおいてACC装着の有無を選択できたことが、全体から見るとイレギュラーな対応と言えるのかもしれません。
生産データから見るBMW M2 CSの日本市場での位置付け
G87型M2 CSは世界で2,882台が生産され、そのうち日本向けは128台でした。台数だけを見ると約4.4%ですが、右ハンドル仕様583台の中では約22%を占めています。
さらに国別データを見ると、M2 CSは世界共通の完成仕様を各国へ割り当てただけではなく、市場ごとにカラーや装備の選択方法が違っていたことが分かります。
日本では購入者が自由に仕様を組み合わせる楽しみは少なかった一方、カーボン・セラミック・ブレーキなどは標準で装備されました。個人的には仕様をある程度選べるほうが特別感があってよいのかな?と思う一方、そのために納期が遅れることが予想されます。
ただでさえ、日本仕様は右ハンドルという全体で20%しか生産されない非主流派であることも考えると、今回のような限定車の場合はオプションの選択よりもオプション全部載せ的な仕様で販売されるのが理にかなっているのかもしれません。
Reference:autoevolution.com
よくある質問(FAQ)
Q1. BMW M2 CS(G87)の最終生産台数は何台ですか?
BMW M2 CS(G87)の最終生産台数は世界で2,882台です。最後の車両は2026年7月29日に生産され、G87型M2 CSの生産は終了しました。
Q2. BMW M2 CS(G87)は日本向けに何台生産されましたか?
日本向けの生産台数は128台です。一方、日本で発表された販売台数は通常モデル87台とM2 CS Edition EDGE 40台の合計127台で、生産データとは1台の差があります。
Q3. 日本向けBMW M2 CSのボディカラー別台数は?
ベルベット・ブルーが88台、M ブルックリン・グレーが20台、ブラック・サファイアが20台で、合計128台です。Edition EDGEはブルックリン・グレーとブラック・サファイアが各20台でした。
Q4. BMW M2 CSが最も多く生産された国はどこですか?
最大市場は米国で770台です。続いてドイツ386台、中国297台、オーストラリア163台、英国146台、日本128台、カナダ82台となっています。
Q5. 日本仕様と海外仕様では装備にどのような違いがありますか?
日本仕様ではカーボン・セラミック・ブレーキが標準装備され、ボディカラーなどもあらかじめ決められた仕様で販売されました。米国やドイツではカーボン・セラミック・ブレーキやACCの装着状況に車両ごとの差があり、市場によって選択できる仕様が異なります。






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