BMW X5 Mの次世代モデルとして開発されている電動版G95の最新プロトタイプが、公道テスト中に撮影されました。今回のスクープ写真では、M専用キドニーグリルや大型の冷却用開口部、強化されたブレーキなど、これまでよりも車両の特徴が分かりやすくなっています。
さらに、最高出力は800〜900hp級、駆動方式は1輪につき1基のモーターを配置する4モーター式になるとの情報も出ています。この記事では、最新写真から確認できる特徴と、BMWが公表している次世代電動Mの技術、現時点では未確定の予測情報を分けて整理します。
- ✅BMW電動X5 M G95は最大900馬力級
- ✅4モーターM eDriveで各輪を個別制御
- ✅2028年4月生産開始・同年夏発売予定
最新スクープ写真で電動X5 M G95の姿がさらに鮮明に
今回撮影されたBMW X5 M G95のプロトタイプは、車体全体をカモフラージュしていますが、通常の電動X5とは異なるフロントデザインが確認できます。特に目立つのが、左右のヘッドライト間に配置された立体的なキドニーグリルです。横方向を強調した平面的な処理ではなく、縦方向の存在感を持たせたM専用デザインになる可能性が見えてきました。
キドニー部分はEVらしく閉じられている一方、フロントバンパー下部には複数の大型開口部があります。リアには通常のルーフスポイラーに追加する形のエレメントと、よりスポーティーな形状のバンパーも確認できます。市販車では黄色のデイタイムランニングライトや、M専用ディフューザーによって他のX5との差別化が図られる見通しです。
電動X5 M G95は最大900馬力になるのか
最高出力は800〜900hp級と予想
電動版BMW X5 M G95の最高出力は、800〜900hp級になると予想されています。別の予測では最低でも750ps以上とされており、現行X5 Mを大きく上回る性能を持つ可能性があります。最大900馬力に達すれば、BMWのSUVだけでなく、電動Mモデルの中でも最上位に位置するパフォーマンスとなります。
4基のモーターが高出力を生み出す
これほどの出力を可能にするのが、1輪につき1基のモーターを配置する4モーター式の駆動システムです。前後に2基ずつモーターを搭載し、4輪を個別に駆動することで、強力な加速性能と緻密な車両制御を両立すると考えられています。
800〜900hp級という予測は、G95が従来のX5 Mを単純に電動化したモデルではなく、次世代BMW Mを代表する高性能SUVとして開発されていることを示しています。
電動X5 M G95に採用される4モーター式BMW M eDrive
1輪につき1基のモーターを配置
電動版BMW X5 M G95には、4基の電気モーターを使うBMW M eDriveが採用されると予想されています。前後の車軸に2基ずつモーターを配置し、1輪につき1基のモーターで駆動する仕組みです。
一般的な四輪駆動EVは、前後に1基ずつモーターを搭載する2モーター式が中心です。これに対してG95では、4輪それぞれに独立したモーターを使うことで、路面状況や走行状態に応じて各輪へ伝える駆動力を細かく調整できます。
駆動力と制動力を各輪単位で制御
4基のモーターは、M Dynamic Performance Controlによって統合的に制御されます。加速時の駆動力だけでなく、減速時の回生や制動も各輪単位で調整し、旋回時の車体姿勢やトラクションを最適化する仕組みです。
また、走行状況に応じて前輪側のモーターを切り離し、後輪駆動として走行する機能も用意されるといわれています。BMW Mらしい後輪駆動の特性を生かしながら、通常走行では消費電力を抑えられる構成です。
最大900馬力という大出力に注目が集まりますが、電動X5 M G95の特徴は、4基のモーターを使って大型SUVの動きを細かく制御できる点にあります。単に速いだけではなく、加速、旋回、減速を一体で制御することが、次世代のBMW Mらしさにつながります。
最新写真から分かる冷却性能とブレーキの強化
高負荷走行に対応する大型の冷却用開口部
電動版BMW X5 M G95のフロントには、閉じられたキドニーグリルの下に大型の冷却用開口部が設けられています。エンジンを搭載しないEVであっても、最高出力800〜900hp級の性能を発揮するには、バッテリー、モーター、インバーターの温度管理が欠かせません。
特にサーキット走行や高速走行を繰り返す場面では、電動パワートレインに大きな負荷がかかります。フロントバンパーに設けられた複数の開口部は、安定して高い出力を維持するための冷却性能を重視したデザインです。通常の電動X5とは異なるフロントマスクからも、G95が本格的なMモデルとして開発されていることが分かります。
前後に大型ブレーキを装着
大径ホイールの内側には、前後とも穴あきブレーキディスクと大型キャリパーが装着されています。最大900馬力ともいわれる出力に加え、大容量バッテリーを搭載する電動SUVの重量に対応するには、強力なブレーキシステムが必要です。
EVはモーターによる回生ブレーキを利用できますが、高速域からの減速や連続したハードブレーキングでは、機械式ブレーキの性能が重要になります。今回確認された大型ブレーキは、加速性能だけでなく、減速性能や耐熱性も含めてMモデルとして作り込まれていることを示す装備です。
電動X5では約150kWh級のバッテリーを搭載する可能性があり、車重の増加も大きな課題になります。バッテリー容量と重量については、電動X5の車重と150kWhバッテリーを検証した記事で詳しく整理しています。
電動X5 M G95の生産・発売時期
2028年4月から米国で生産開始予定
電動版BMW X5 M G95は、2028年4月から米国サウスカロライナ州のスパータンバーグ工場で生産される予定です。同工場はX5をはじめとするBMWのSUVを生産する主要拠点であり、次世代X5シリーズの生産も担当します。
新型X5では、ガソリンエンジン車やプラグインハイブリッド車に加え、電動版iX5も同じ世代で展開されます。その中でG95は、最大900馬力ともいわれる4モーター式パワートレインを搭載し、次世代X5シリーズの頂点に位置するモデルとなります。
発売時期は2028年夏になる見通し
生産開始から数カ月後となる2028年夏には、市場への投入が始まると予想されています。今回、公道を走るプロトタイプが確認されたことで、発売に向けた開発が次の段階へ進んでいることが分かります。
今後はニュルブルクリンクなどでの高速走行テストも増え、車体デザインやブレーキ、ホイールなど、市販モデルに近い仕様が徐々に明らかになっていくと考えられます。
まとめ:最大900馬力と4モーター制御が電動X5 Mの特徴
電動版BMW X5 M G95は、最高出力800〜900hp級の4モーターEVとして開発されています。今回の最新スクープ写真では、M専用キドニーグリル、大型の冷却用開口部、前後の強化ブレーキなど、高性能モデルならではの装備がこれまで以上に明確になりました。
最大900馬力という圧倒的な出力に加え、1輪につき1基のモーターを配置するBMW M eDriveも大きな特徴です。4輪の駆動力や回生、制動力を個別に調整することで、大型で重量のある電動SUVをBMW Mらしく走らせます。
Reference:bimmertoday.de
よくある質問(FAQ)
Q1. 電動版BMW X5 M G95の最高出力は何馬力ですか?
電動版BMW X5 M G95の最高出力は、800〜900hp級になると予想されています。別の予測では最低でも750ps以上とされており、現行X5 Mを上回る高性能モデルになる見通しです。
Q2. 電動版BMW X5 M G95は4モーターになるのですか?
前後の車軸に2基ずつ、合計4基のモーターを配置するBMW M eDriveが採用されると予想されています。1輪につき1基のモーターを使い、4輪の駆動力や回生、制動力を個別に制御する仕組みです。
Q3. 最新スクープ写真では何が確認できますか?
最新のプロトタイプでは、M専用キドニーグリル、大型の冷却用開口部、前後の穴あきブレーキディスク、大型キャリパーなどが確認できます。高出力EVに必要な冷却性能と制動性能を重視した仕様です。
Q4. 電動版BMW X5 M G95の発売時期はいつですか?
電動版BMW X5 M G95は、2028年4月から米国のスパータンバーグ工場で生産を開始し、同年夏に発売される予定です。次世代X5シリーズの最上位モデルとして投入されます。
Q5. 電動版BMW X5 M G95のバッテリー容量はどれくらいですか?
電動X5には約150kWh級の大容量バッテリーが搭載されると予想されており、電動版X5 M G95にも同等のバッテリーが採用される見通しです。高出力と航続距離を確保する一方、車重の増加が課題になります。






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