BMWはX2 F39のぷちLCIを実施した模様で、特に公式にはアナウンスされていませんが既にぷちLCIされたX2 F39も日本で販売が開始している模様。
BMW X2 F39のぷちLCIでどこが変わったのか?
ドイツでは既にぷちLCIされたX2 F39が販売され、その特別仕様車としてMメッシュエディションなるモデルが販売されています。
今回ぷちLCIされたX2 F39ですが、変更された箇所で1番分かりやすいのがフォグランプが無くなったことです。
X2 F39のフォグランプはヘッドライト下のフロントバンパーに丸型の比較的大きなフォグランプが装備されていました。
しかし、ぷちLCIされたX2 F39においては、そのフォグランプが無くなった仕様で販売されています。
本来フロントバンパーの形状変更という大きな変更を行うのはLCI、つまりマイナーチェンジの際に行うのが通例ですが、今回BMWはX2 F39に関してはLCIという表現は全く行っていません。
よって正確にはLCIではなく単なる仕様変更になりますが、仕様変更にしては大きな変更であり、そこまでしてフォグランプを消滅させる理由がどこにあるのかは不明です。
BMW X2 F39のカタログも大きな変化はない
こちらの写真がBMW公式サイトからダウンロードしたBMW X2 F39の最新のカタログになります。
表紙の写真は一応フォグランプが消滅していますが、写真の構図などから考えてCGで加工した写真では?と思えます。
またカタログを以前と全て比較した訳ではありませんが、装備内容などの大きな違いは無さそう(ワイヤレス充電器がオプションで用意されている程度)なことから、販売面でのテコ入れという観点も無さそうです。
よって、今回のぷちLCIは本当にフォグランプを取り除くことが目的な改良がメインであり、インテリアやエクステリア、エンジンなどの改良はほぼない改良と言えそうです。
ぶっちゃけ、X2はそこまで販売が多い車ではないと思いますので、フロントバンパーを改良する手間とコストをかけてフォグランプを消滅させる理由がどこにあるのか?全く不明な改良と言えると思います。
新しいBMWからフォグランプが消えていく
先日ディーラーでG30型5シリーズのLCIモデルを見る機会がありましたが、こちらもLCIのタイミングでフォグランプが消滅しています。
現在BMWでは各社のフォグランプを削減する動きがあるらしく、今回のX2 F39のフォグランプ削減もその流れに沿ったものと思われます。
フォグランプを削減する理由の詳細は不明ですが、噂ではヘッドライト技術の向上でフォグランプの使用頻度が激減。
よってコスト削減の意味合いもありBMWはフォグランプを順次廃止する予定だと言われています。
日本では確かにフォグランプを点灯する場面は著しく少ないのは現実で、車を購入してから一度もフォグランプを点灯させた事がないドライバーもいると思います。
フォグランプの需要が多いのは霧の発生する頻度が高い欧州だと言われていることから、ヘッドライトの技術の向上で欧州ですらフォグランプの使用頻度が減っていると考えられます。
【引用・参照元】
初めまして。
最近初期型のX2を購入したので情報収集中にこちらを拝見しました。
ディーラーで聞いたのですが2019年にも一部仕様変更がされているみたいですね。
シートの変更、ナビ画面大型化など
にしさん
私が購入した2019年式のX2も納車された時にモニターが大型化されてびっくりしましたね。
ディーラーの展示車と違いましたから。
BMWではあまり目立たない部分の改良は定期的に行われていますので、
中古車で購入した場合は思っていた装備が無かったり、想定していない装備が付いていたりすることがあります。
今回のX2のフォグランプもモニターやシートの変更と同じ扱いになっていると思いますが、
デザイン的にインパクトが大きい部分なのでちょっとびっくりしました。