イタ車は意外と壊れない車だった？
新車で購入して1年間、アバルト595Cと走行距離約5800kmを走行してきましたが、ぶっちゃけもっと不具合箇所が発生するのかな？と思っていました。
イタ車＝壊れるという図式が世間一般に広がっているイタ車の評価だと思いますが、アバルトに関して言えばそれはまったく当てはまらなかったということです。
BMWも同じですが輸入車の欠点は電装系だと思っています。
詳しい原因は分かりませんが、ボッシュやマレリーの部品よりもデンソーやアイシンの部品の方が優秀だと思っています。
またメカニカルな部分、特に私のアバルトはMTA仕様なのでミッションの故障も確率が高い部分。
しかし、こちらも5800km/年ぐらいで悲鳴を上げているようでは、世界中でリコールが発生してしまうので当然異常なしが普通でしょうね。
ちなみに、北米仕様のアバルトのATはMTAではなくトルコンATって聞いたことがあるのでMTAの信頼性はトルコンATよりも劣ることをフィアットは認めているのかもしれませんが。
どっちにしても電装系、メカニカル系の両方に置いて故障らしい故障はこの1年間では皆無だったということです。
アバルト595C 納車1年で体験したちょっとしたトラブル
純正ワイパーブレード交換
トラブルというよりはイタリヤ製のワイパーブレードは日本基準ではダメだったということです。
ビビリ音がひどくてワイパーを使用できないレベルだったので納車後すぐにボッシュ製のワイパーブレードに交換しました。
今ならボッシュよりお高いですがこちらのベロフ製のワイパーブレードが撥水加工もあってお得ですので、今後はベロフ製のワイパーブレードに交換したいと思っています。
ウオッシャーノズル調整
こちらも故障という程でもないですが、まったくウオッシャーがフロントガラスに向いていないのでガラスがきれいにならない。
そこで自分でノズルの角度を調整して今では快適にフロントガラスを清掃できるようになっています。
クリムエアー製サイドバイザーから異音？
このクリムエアー製のバイザーは後付けしたものなので純粋には故障では無いと思いますが、どうもドア、窓付近から異音がします。
異音というのは特定が難しいのですが、この異音も車に乗る度に大きさや場所が変わっている気がするのでサンバイザーが原因なのか？それとも別の原因があるのかは不明です。
ただし、このサンバイザーを取付けた際にパワーウインドウを閉める際に閉まりにくい感じがする（窓ガラスとサッシュの隙間が狭い？）のでサンバイザーが原因の異音である可能性は高いです。
それでもこのクリムエアー製のサンバイザーは大きさ、色が丁度よいので気に入っていますので、なんとか使用し続けたいと考えています。
アバルト595Cの満足度は？
マフラー音が最高
アバルト595系の良さの1つがマフラー音だと思います。
この価格の車、この排気量の車でこのサウンドはアバルトならではだと思います。
ブイブイ言わせたい方にはきっと満足していただける車だと思います。
走っている感が非常に伝わる車
コーナリングがどう？とか、パワーがどう？とかではなくアバルトで走ると車を運転している感というか、車の能力を全て使い切って走っている感を強く感じる車です。
今どきな車からすると電子制御も最小限なので、車という機械を操っている間隔を非常に体験しやすい車だということ。
乗る人を選ぶ車ではありますが、車好き、走り好きな方なら満足度が高いと思います。
安定のMINI、ドタバタなアバルト
アバルトの購入を検討する人は候補にMINIも検討されると思います。
両方に乗ったことがある（アバルト、MINI共に2回以上所有）私から言わせると万人受けならMINIですが、純粋に車を操ることに主眼を置くならアバルトです。
家族や同乗者を気遣うならMINIです、車としての完成度が高いので。
車という工業製品としてはアバルトは一級品ではありません。
長く乗れば故障もそれなりに多くなることが予想できますし、車の作りとしては物足らないところもあります。
最近の軽自動車にも付いている装備が無かったり、室内も鉄板むき出しの部分もあるので。
それ以外の部分、走るという部分に特化して考えれば満足度が高い車がアバルトで、万人向けで優等生、誰に見せても乗ってもらっても困ることがない車がMINI。
車の使い方や使用方法でアバルトなのか？MINIなのか？が分かれます。
週末などにふらっと峠に走りに行ったり、ドライブしたりする、そんな使い方ならアバルトがオススメなのだと個人的には思っています。
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