FlexiSpotの電動昇降デスクは、快適な作業環境を実現する便利なアイテムですが、その重量ゆえに移動が大変という課題があります。
キャスターを取り付ければ移動が楽になりますが、安定性の低下や高さの変化、取り付けの手間などデメリットも少なくありません。
そこでおすすめなのが「カグスベール」の活用です。
これを使えば、デスクの安定性を損なわずに簡単に移動可能。
本記事では、カグスベールを使ったFlexiSpotの手軽な移動方法について詳しく解説します。
- キャスター不要!カグスベールで簡単移動:安定性を保ちながらFlexiSpotをスムーズに移動できる
- 組み立て時に設置すればさらに楽:脚を取り付ける前にセットすれば、持ち上げる手間なし
- 床に優しく、静かに移動できる:フローリングを傷つけず、滑らせるだけでスムーズに移動可能
FlexiSpot(フレキシスポット)を移動する際の一般的な問題点
FlexiSpot(フレキシスポット)の電動昇降デスクは、在宅ワークやオフィスで快適な作業環境を提供する優れたデスクですが、一度設置すると移動が困難になることが大きな課題です。
特に、模様替えや掃除の際に動かそうとしても、その重量のために簡単には移動できません。
この問題を解決するために、多くの人が「キャスター」を取り付ける方法を検討しますが、実はキャスターにはいくつかのデメリットがあり、取り付ける前に慎重に考える必要があります。
1. FlexiSpotは重量があり、簡単には動かせない
FlexiSpotのデスクは、天板の素材やフレームの剛性を確保するために比較的重量があります。
例えば、人気モデルの「E7」シリーズでは、天板とフレームを合わせると40kg以上になることもあります。
この重量があることで、デスクの安定性は確保されますが、一方で簡単に移動できないという問題が発生します。
また、デスクの脚部分がしっかりと床に接しているため、無理に引きずると床を傷つけたり、脚のバランスを崩してしまう可能性もあります。
特にフローリングの上で強引に動かすと、傷や凹みの原因になりかねません。
そのため、何らかの方法で移動を楽にする必要があります。
2. キャスターを取り付けるデメリット
FlexiSpotを移動しやすくする方法として、多くの人がキャスターの取り付けを検討します。
しかし、キャスターを使用することで、以下のようなデメリットが発生します。
安定性の低下
キャスターを取り付けると、デスクが床にしっかりと接地しなくなるため、昇降時に揺れが発生しやすくなります。
特に、重いモニターやPCを載せている場合、昇降時のブレが大きくなり、作業中の快適性が損なわれる可能性があります。
高さが変わる
キャスターを取り付けると、その分デスクの高さが数センチ上がります。(フレキシスポット純正キャスターの場合は約5cm高くなります)
FlexiSpotはもともと高さ調整ができるデスクですが、キャスター分の高さが加わることで、天板の一番低い位置の高さが変わってしまうことがあります。
特に、身長に合わせて細かく調整している人にとっては、微妙な違和感が生じるかもしれません。
デザインが損なわれる
FlexiSpotの洗練されたデザインを気に入っている人にとって、キャスターの追加は見た目のバランスを崩す要因になります。
特に、デスク脚と統一感のないキャスターを取り付けると、デスク全体のデザインが台無しになってしまうこともあります。
このように、キャスターを取り付けることで移動の手間は減るものの、それ以上にデメリットが発生する可能性があります。
そのため、別の方法でFlexiSpot(フレキシスポット)を簡単に移動できる方法を検討することが重要です。
そこでおすすめなのが、「カグスベール」を使った移動方法です。
次の章では、カグスベールの特徴と、FlexiSpot(フレキシスポット)の移動にどのように活用できるかについて詳しく解説していきます。
カグスベールとは?
FlexiSpotの移動には、キャスターを取り付ける方法がよく検討されますが、安定性が低下し、デスクの高さが変わるなどのデメリットがあります。
そこでおすすめなのが「カグスベール」の活用です。
特にFlexiSpot(フレキシスポット)のような重量のあるデスクには「重量用タイプ」が適しており、簡単に移動が可能になります。
1. カグスベールとは?
カグスベールは、家具や重い物の脚の下に敷くだけで、摩擦を軽減し移動をスムーズにするアイテムです。
特にフローリングやクッションフロアでは効果を発揮し、重い家具やデスクでも簡単に動かせるようになります。
FlexiSpotのような重量のあるデスクには、一般的なカグスベールではなく「重量用タイプ」を使用する必要があります。
これは、大型家具やベッドなどの移動に適しており、高い耐荷重性能を持っています。
2. 重量用カグスベールの特徴
FlexiSpotに適した重量用タイプのカグスベールには以下の特徴があります。
高い耐荷重性能
FlexiSpotのデスクは40kg以上になることもありますが、重量用タイプなら十分に支えられる耐久性があります。
脚の下に敷くだけで簡単設置
貼る必要がなく、デスクの脚の下に敷くだけで使用できるため、簡単に導入可能。
床への負担を軽減
フローリングやクッションフロアに傷がつきにくく、安心して使用できる。
3. キャスターとの違い
項目 | キャスター | カグスベール(重量用) |
---|---|---|
安定性 | 低下する(揺れやすい) | 変わらない |
取り付けの手間 | 工具が必要 | 敷くだけでOK |
高さの変化 | 数センチ上がる | 変わらない |
床への影響 | キャスター跡や傷がつく可能性あり | 傷がつきにくい |
キャスターは高さが数センチ高くなるため不安定になりがちですが、カグスベールならほぼ高さは変わらないため安定性を損なうことがありません。
4. FlexiSpotに重量用カグスベールを使うメリット
- 工具不要で設置が簡単:脚の下に敷くだけで使用可能
- デスクの高さを維持:キャスターのように高さが変わらない
- 床を傷つけにくい:フローリングやクッションフロアでも安心
- 安定性を維持しながら移動できる:通常は固定され、移動時だけスムーズに動かせる
FlexiSpotの移動にキャスターを使わず、重量用カグスベールを活用すれば、安定性を損なわずに簡単に動かすことができます。
次の章では、具体的な設置方法について解説します。
カグスベールの設置方法
FlexiSpotの移動を簡単にするには、重量用カグスベールを正しく設置することが重要です。
組み立て済みのデスクに取り付ける場合は少し手間がかかりますが、組み立て時に設置すれば簡単に取り付けられます。
ここでは、それぞれのケースに分けて具体的な設置手順を解説します。
1. 組み立て時に設置する場合
FlexiSpotを組み立てる段階でカグスベールを設置すると、非常に簡単に取り付けられます。
説明書通りに組み立てると写真のように机が逆さまの状態で完成していると思います。
このタイミングでカグスベールを取り付けると簡単です。
カグスベール(重量用)は本来敷くタイプですが、私は両面テープでFlexiSpotの脚に貼り付けています。
そうすることで、机をひっくり返す際にカグスベールが脱落することを防ぐことができます。
また、カグスベールが机を移動させる際に、机の脚から外れてしまう、ズレてしまうことを防止することも可能です。
キャスターと違いカグスベールは写真の通りほぼ机の高さが変化しませんので、机の安定性を確保することができ、かつ移動もスムーズに行うことができるので、便利だと思います。
2. 組み立て済みのデスクに設置する場合
すでに設置済みのFlexiSpotにカグスベールを後付けする場合、以下の手順で設置できます。
① デスク周辺を整理する
FlexiSpotの上に置いているモニターやPC、キーボードなどを一時的に片付ける。
移動時に落下しないようにするための安全対策。
② デスクを持ち上げる
FlexiSpotは40kg以上の重量があるため、一人で無理に持ち上げるのは危険。
二人で作業すると安全。
③ カグスベールを脚の下に敷く
FlexiSpotの脚の下に、重量用カグスベールを均等に配置する。
4つの脚すべてに設置し、バランスよく支えられているか確認する。
④ 移動テストを行う
デスクをゆっくり押し、カグスベールが適切に機能しているか確認。
スムーズに動かない場合は、設置位置を微調整する。
FlexiSpotの移動には、重量用カグスベールを正しく設置することがポイントです。
組み立て時に設置すれば簡単で、デスクを持ち上げる必要がありません。
すでに組み立て済みの場合でも、適切な手順を踏めばスムーズに設置できます。
まとめ:FlexiSpotの移動はカグスベールで解決!
FlexiSpotの電動昇降デスクは、快適な作業環境を提供する優れた製品ですが、一度設置すると移動が難しいという問題があります。
特に、掃除やレイアウト変更の際に動かしたいと考える人は多いでしょう。
従来の方法として「キャスターを取り付ける」ことが考えられますが、キャスターには以下のようなデメリットがあります。
- 安定性が低下し、昇降時にデスクが揺れる
- デスクの高さが変わるため、最適なポジションが崩れる
これらのデメリットを回避しつつ、FlexiSpotを簡単に移動できる方法としておすすめなのが「重量用カグスベール」の活用です。
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