先日FlexiSpot(フレキシスポット)を購入したのですが、自宅2階にある書斎まで私が運ぶのは無理だと思ったので出張組立サービスを依頼。すると納品まで1週間以上もかかってしまいました。
- FlexiSpotの組み立て準備と注意点:部品を分けて運び、床を傷つけない養生を行いながら、テコの原理を活用して安全に作業を進める
- 組み立て手順の概要:支柱や天板、プロペラシャフトの取り付けなど、わかりやすく順序立てて解説し、効率よく組み立てを行う
- 出張組立サービスの活用法:組み立てが難しい場合は、出張組立サービスを利用し、安全かつ確実にデスクを完成させる方法もおすすめ
FlexiSpot(フレキシスポット)電動昇降式デスクは重さが30kg以上
私が購入したFlexiSpot(フレキシスポット)の電動昇降式デスクは「EF1」というシングルモーターの安いタイプです。
それでも重量が20kg以上、天板も10kg近くあると思いますので合計で30kg近くの重さになります。
まだ、シングルモーターなので軽い方ですがデュアル(ダブル)モーターのタイプだとさらに重量が重くなります。
よって、私は腰痛持ちということもあり出張組立サービス(今回は購入特典で無料)を依頼して2階の書斎まで運んでいただき、組み立ては私がDIYで行うことにしました。
運ばれてきた荷姿がTOPの写真です。
床の上にあるのが電動昇降式デスクの脚の部分、正面にあるのが天板(140cm✕70cm)になります。
FlexiSpot(フレキシスポット)の電動昇降式デスクを購入される方は、男性であれば脚の部分をバラして運ぶのであれば一人でも作業ができると思いますが、女性の場合は必ず2人で運ぶ、組み立てるのがおすすめです。
FlexiSpot(フレキシスポット)EF1を1人で組み立てる方法
1.検品
FlexiSpot(フレキシスポット)の脚の部分の箱に入っているものは、このようなものが入っています。
取扱説明書に内容物の詳細が記載されていますので、まずは検品を行って欠品などがないかを確認します。
大きなものですから、組み立て途中で部品が欠品で組み立てられないとなるとかなり邪魔になりますからね。
2.支柱と脚の底面を組み立てる
既に組み上がっていますが、支柱と脚の底面になる板をネジ止めします。
付属の六角レンチや自前の工具でネジを締めるだけですが、支柱、板ともに金属製でずっしりと思いですから注意しながら組み立てる必要があります。
できれば床に何かを敷いて作業することをお勧めします。
3.両脚を連結する
このバーは伸び縮みする仕組みになっていますので、鉄製のバーが組み合わさっていますので見た目よりもずっと重いですから注意が必要です。
左右に2本のネジで取り付けるだけですから、組立自体は難しくはありません。
4.プロペラシャフトの取り付け
この棒はプロペラシャフトですから、写真右の黒いもの(モーター)が動くとこのプロペラシャフトが回転して左右の脚を上下に動かします。
プロペラシャフトは差し込む+小さいネジだけですから取り付け自体は簡単ですが、天板の長さに合わせてプロペラシャフトと先ほど取り付けたバーの長さを後で調整する必要があります。
5.天板を支える支柱の取り付け
写真の両足の上にある板をを脚とネジで固定します。
板の上にある黒い丸は天板を支えるゴム脚です。
この板がここまでの作業でプロペラシャフトの次に軽い部品になると思います。
ここまでくれば、もう既に脚の部分はほぼ完成です。
まあ、ここからが一番大変なんですが。
6.天板を取り付ける(準備)
私の場合は天板が140cm✕70cmですから、大きい、重いで天板を箱から取り出し床の上に置くのも一苦労です。
この天板関係の作業が女性一人だと大変になると思いますので、誰か助っ人を頼んだ方が良いと思います。
まあ、この段階で脚もほぼ組み上がっているので、脚を写真のような位置に配置するのも一苦労です。
ちなみに、天板には脚を取り付ける際のネジ穴が開けてありますので、脚の向きが決まっていますので注意して向きを決める必要があります。
脚を天板の上に乗せてから、向きが反対だと気づくと精神的ダメージが大きいです。
7.脚を天板に乗せる(向きが決まっているので注意が必要)
この際に必ず段ボールなどを下に引いて、脚が床と接触しないように気をつけてください。
1人でこの状態にするためのコツは脚をお持ちあげようとしないことです。
脚の底板を床に付けた状態で脚を回転させるイメージでゆっくりと慎重に倒せばテコの原理で重さをあまり感じることはありません。
写真の向きが変わっていますが、次はもう一度脚を回転させるイメージで天板の上に乗せます。
この時も先ほどと同様に脚の底板の先端を床につけた状態で、持ち上げるのではなく脚を回転させるイメージでゆっくりと下ろせばこの状態にすることができます。
この時に天板に空いているネジ穴と脚のネジ穴を合わせようとしてはいけません。
まずは天板の上に脚を置くことが重要です。
ネジ穴との位置は後から調整すれば大丈夫です。
8.モーターのACアダプターケースの取り付け
次に天板に脚を取り付ける前に写真のプラスチックのパーツを取り付けます。
脚を天板にネジ止めする前にこのプラスチックのケースの一部を脚を連結しているバーの下に滑り込ませます。
脚をネジ止めした後では、このプラスチックのケースをバーの下に滑り込ませることはできませんので注意が必要です。
ちなみに、ここには黒いモーターの電源(ACアダプター)を固定します。
9.脚の幅を固定する
やっと脚を天板に取り付けるのですが、その前に脚の幅を決める必要があります。
まず最初に脚と天板のネジ穴の位置を合わせます。
天板のネジ穴を見るためにライトがあると便利です。
左右の脚の位置が決まったら両足を連結しているバーとプロペラシャフトが伸びていると思いますので、長さを固定するためにネジを順番に締めます。
両足を連結しているバーとプロペラシャフトの長さが決まれば、その両方を隠すための蓋を左右に取り付けます。
写真はその完成形です。
ここまでできて初めて両脚と天板のネジを締めて固定します。
10.コントロールパネルの取り付けと配線
コントロールパネルは天板にネジ穴が空いていますので、その位置に取り付けます。
私は今回ネジでは固定しないのでテープで仮固定しています。
配線は刺さるようにしか刺さりませんので、説明書を見て挿せば完成です。
11.机を起こす
実はここからがFlexiSpot(フレキシ スポット)を一人で組み立てるのが大変であると言われる難所になります。
ひっくり返っている机を起こさないといけないからです。
脚が約20kg、天板が約10kg、合計30kgの机を起こさないといけませんので1人で行うのは大変です。
女性が1人だと危険だと言われるのはこの部分になります。
私も今回は1人組み立てましたが、ここの部分が一番大変だったかもしれません。
まずは写真のような状態にする必要があります。
写真のように天板が入っていた箱の中にある白いビニールの布を床に引いてキズがつかないように養生します。
次にひっくり返っている机の天板に自分の足をかけて机を固定させてゆっくりと机の脚を持って起こします。
この際も机を持ち上げるのではなく、自分の足を支点にして机を回転させるイメージで起こせば、思ったほどの力がなくても机を起こすことは可能です。
しかし、何かあった場合は、床に傷がつく、体に怪我をする可能性もありますのでできるだけ2人で作業することをお勧めします。
写真の状態まで机を起こすことができれば、今度は机の脚を自分の足で抑えながら天板を引き上げれば机を起こすことができます。
勢いよく机を起こそうとすると腰を痛めますので、ゆっくりと起こすのがコツです。
FlexiSpot(フレキシ スポット)を1人で組み立てるのはコツが必要
基本的にはFlexiSpot(フレキシ スポット)を組み立てるのは2人で作業をすることをお勧めします。
しかし、一人暮らしなどで人手が足りない場合は、1人で組み立てるしかありません。
その場合は、今回の私のようにちょっとした工夫やコツが必要です。
FlexiSpot(フレキシ スポット)を1人で組み立てる工夫とコツ
- 商品が重たいので運搬時はパーツごとに運搬する
- 床を傷つけないように毛布や段ボールを引いて作業をする
- 机の脚を組み立てる際に机の向きを変える際には、持ち上げようとせずテコの原理を応用する
このようなコツや工夫を心がけて作業を行うようにすれば、FlexiSpot(フレキシ スポット)の電動昇降式デスクを1人で組み立てることは可能です。
FlexiSpot(フレキシ スポット)の組み立てにはイメージトレーニングも必要
私も今回初めてFlexiSpot(フレキシ スポット)の電動昇降式デスクを1人で組み立てましたが、Youtubeで組み立ての様子を公開している動画を沢山見ることで、予習することができました。
もし、この記事を読んでも組立時のイメージができない場合は、Youtubeで「FlexiSpot(フレキシ スポット) 組み立て」などで検索すれば、たくさん動画が表示されると思います。
それをいくつも見ているとイメージができると思いますので、実際の組立時に役に立つと思います。
無理をせずに出張組立サービスを活用する
それでも組み立てのイメージができない、自信がない場合は購入時に出張組立サービスを依頼することをお勧めします。
私はセールの際に出張組立サービスが無料の商品を購入することができました。
組み立てに自信がない人は、セールの際に購入すれば出張組立サービスが無料の商品もある場合があるのでその様な商品を購入する、または有償で出張組立サービスを依頼する(約6,000円)のが良いと思います。