私は毎朝トーストとコーヒー派なんですが、最近こんな本が流行っている聞いてどうしようかと悩んでいます。さらに、うちの嫁さんがパン教室に通っているので毎回試食させられるのもどうしたものかと思っています・・・。
小麦抜き食事法「グルテンフリー」とは
グルテンフリーという言葉は初めて聞きましたが、テニスプレーヤーのジョコビッチ選手が実践しているということで話題になったようです。簡単に言えば、小麦を出来るだけ食べないようにすれば、病気にもならずに健康的な生活がおくれる健康法のようです。
「パンを食べるな」という本がベストセラーにもなっているようで、このタイトルだけ聞くと糖質ダイエットなのかと勘違いしてしまいそうです。しかし、実際にはそんな単純な話ではないようです。
ちなみに、私も糖質ダイエットに取り組んでいますが、結局は外食が多いのであまり実践できていません。それでも5キロ程度はダイエットに成功しましたが、最近はリバウンドに悩まされています・・・。
小麦に含まれる「グルテン」という成分
小麦に含まれている「グルテン」という成分が体に悪いということです。「グルテン」という成分が脳に炎症を起こし、腸に小さな穴を開けるらしい。そんな話を聞くとものすごく不安になります。
この腸に穴を空く症状を「リーキーガット症候群」というらしいのですが、この症状は出る人と出ない人がいるようです。「グルテン」に耐性がある人は大丈夫なのですが、耐性がない人がアメリカの場合だと20人に1人の確率だそうなので、グルテン耐性がない人も想像以上に多いことが分かります。
簡単に言えば、グルテンアレルギーがあるか、ないかということになりますが、このグルテンアレルギーというのは診断がかなり難しいそうで、多くのグルテンアレルギーの人も自分がグルテンアレルギーなのかどうかもよくわからないというのが、この症状の難しいところです。
症状がわかりにくい原因はグルテンアレルギーが「遅発型のアレルギー」だからと言われています。要するに、花粉症などのアレルギーとは違い、花粉を吸い込んだからすぐにくしゃみが出るのではなく、グルテンを接収してもいつ発症するのかわからない、時間差があるとのこと。
これはかなりめんどくさいアレルギーだということです。
小麦を食べるなと言われても・・・
これは糖質ダイエットを経験したことがある人なら分かると思いますが、糖質を接収しないようにするのはものすごく大変です。
・パン
・麺類(うどん、ラーメン、パスタなど)
・クッキー(菓子)
これって外食が多い人だと何も食べられない状態になりますね。ご飯が含まれないのが唯一の救いですが。これがグルテンアレルギーの耐性がないと診断されれば、まだ本気で小麦を食べないという決意で望めますが、自分が耐性があるのかないのか分からない中で小麦を食べないという選択を維持するのは正直つらい。
なので、できる範囲で小麦を食べないように意識する、というのが現実的な方法でしょうか?パンなどは小麦粉ではなく米粉などで代用するなどの工夫が必要ですね。
一番は外食を出来るだけ控えるようにすること、自宅でも奥さんに協力してもらって献立に工夫をしてもらうことから始めるのが初めの第一歩かもしれませんね。
実は奥さんに協力してもらうのが一番むずかしいかもしれませんが・・・。
【参考図書】