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二代目GRスープラ新型マツダ RX-7(9)にマツダ製6気筒エンジン搭載?

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二代目GRスープラ新型マツダ RX-7(9)にマツダ製6気筒エンジン搭載?

2025年に入り、日本の自動車業界では「次世代GRスープラと新型マツダRX-7(9)に共通のプラットフォームが採用され、6気筒エンジンを搭載する」という驚くべき噂が浮上しています。

この情報の発信源は、日本の自動車専門誌「ベストカー」。

しかし、これまでの報道内容と矛盾する点が多いため、信憑性には疑問が残ります。

これまでGRスープラはBMW製3.0L直列6気筒ターボ(B58エンジン)を搭載してきましたが、今回の噂ではマツダ製の6気筒ターボエンジンが採用される可能性があるとのこと。

一方、マツダはロータリーエンジンの復活を掲げ、次世代スポーツカーを開発中とされており、両社の戦略とは相反する部分も見られます。

本記事では、GRスープラとRX-7の開発に関する過去の情報や、トヨタ・マツダ両社の関係性を踏まえながら、6気筒エンジン搭載の可能性はあるのか?実現するとしたらどのような形になるのか? を詳しく考察していきます。

  1. GRスープラとRX-7が共通プラットフォームを採用?:マツダ開発のFRプラットフォームをGRスープラと共有するとの噂があるが、現実的な可能性は低い
  2. マツダ製6気筒エンジン搭載の可能性は?:3.3L直列6気筒ターボを流用する案があるが、スポーツカー向けの改良が必要
  3. トヨタとマツダの協力関係は?:スポーツカー共同開発の実績はなく、現時点で具体的な計画は不明

新型GRスープラとマツダRX-7に共通プラットフォーム?

近年、スポーツカーの開発はコストの増大や環境規制の影響で単独開発が難しくなっています。

そのため、メーカー同士がプラットフォームやエンジンを共有するケースが増えています。

そんな中、次世代GRスープラと新型マツダRX-7が共通のFR(フロントエンジン・リア駆動)プラットフォームを採用するとの噂が浮上しました。

GRスープラはBMW製プラットフォームを継続?

2019年登場の現行GRスープラ(A90型)はBMW Z4(G29型)とプラットフォームを共有し、エンジンやシャシーもBMW製です。

しかし、次世代モデルではBMWとの提携はないと思われます。

噂では、次世代GRスープラがトヨタ独自のFRプラットフォームを採用するか、マツダ開発のものを利用する可能性があるとされています。

ただし、GRスープラのブランド価値を考えると、トヨタは独自の開発を進める可能性が高いでしょう。

マツダが新型FRスポーツカーを開発?

マツダはかつてRX-7やRX-8を販売していましたが、現在FRスポーツカーはロードスター(MX-5)のみ。

今回の噂では、マツダがRX-7後継車として新型FRスポーツカーを開発し、そのプラットフォームをGRスープラと共有するとされています。

ただし、マツダは直列6気筒エンジンを搭載するFRセダンの開発を中止した経緯があります。

新たなFRスポーツカープラットフォームを作る場合、コストや需要の問題をクリアする必要があります。

6気筒エンジン採用の可能性と課題

GRスープラと新型RX-7がマツダ製6気筒エンジンを搭載するとの噂が広がっています。

しかし、実現の可能性はどの程度あるのでしょうか?

ここでは、そのメリットと課題を検討します。

マツダの直列6気筒エンジンとは?

マツダはCX-60やCX-90に3.3L直列6気筒ターボ(e-SKYACTIV G)を搭載しています。

最大出力280~340馬力、最大トルク500Nmと、トヨタの2JZエンジンやBMW製B58に匹敵する性能を持ちます。

このエンジンをスポーツカー向けに改良し、GRスープラやRX-7に搭載する可能性があるとされていますが、現実的な選択肢なのでしょうか?

6気筒エンジン採用のメリット

  • 伝統の継承:GRスープラは歴代6気筒を採用しており、継続すればブランド価値を維持できる。
  • 高トルク特性:直列6気筒のスムーズな回転フィールと高トルクはスポーツカーに最適。
  • 共同開発によるコスト削減:トヨタとマツダがエンジン開発を共有すればコストを抑えられる。

6気筒エンジン採用の課題

  • サイズと重量:マツダの6気筒はSUV向けで、スポーツカーには軽量化やコンパクト化が必要。
  • 燃費と排ガス規制:環境規制が厳しく、6気筒エンジン単体では不利になりやすい。
  • 電動化の流れとのズレ:トヨタとマツダはハイブリッドやEV開発を進めており、ガソリンエンジンのみの採用は非現実的。

6気筒搭載は現実的か?

結論として、GRスープラや新型RX-7にマツダ製6気筒が採用される可能性は低いでしょう。

トヨタはハイブリッド化した4気筒ターボを開発中で、マツダもロータリーエンジンの復活を進めています。

電動化が進む中、6気筒エンジン搭載は現実的とは言えません。

トヨタとマツダの協力関係はどうなる?

トヨタとマツダはこれまでに複数の分野で協力関係を築いてきた実績があります。

今回の噂のように、スポーツカー開発でも提携する可能性はあるのでしょうか?

これまでの協力事例

両社の提携は長年続いており、以下のような事例があります。

  • トヨタ×マツダ2(ヤリス):マツダ2をトヨタブランドで販売。
  • 工場の共同運営:アメリカ・アラバマ州で合弁工場を稼働。
  • ハイブリッド技術の供給:トヨタがマツダにHV技術を提供。
  • 塗装技術の共有:トヨタのカローラクロスにマツダの「ソウルレッド」技術を採用。

このように、生産・技術面での協力は活発ですが、スポーツカー開発の共同事例はまだありません。

スポーツカー開発での提携はあるか?

トヨタはGR86をスバルと共同開発した実績があり、今後のGRブランド拡大に向けた新たな提携先を探す可能性はあります。

一方、マツダはスポーツカー市場での積極的な展開を控えており、単独で新型RX-7を開発する余裕は少ないでしょう。

もし協力があるとすれば、シャシー技術やエンジン供給の一部を共有する形が現実的です。

しかし、現状ではGRスープラとRX-7が共通プラットフォームを採用する可能性は低いと考えられます。

まとめ:RX-7(9)はロータリーエンジンが必須

GRスープラに6気筒エンジンを採用するのは、伝統の継承という名のブランドを維持する目的が大きいのと同様にRX-7(9)にも伝統の継承としてロータリーエンジンは必須です。

よって、エンジンに関して両者が共通化することは考えにくい。

また、エンジンが6気筒、ロータリーと全く異なる形式になることで、プラットフォームの共通化も難しいと考えます。

かなり突飛な発想を無理やりするのであれば、GRスープラに6気筒エンジンを搭載するために、マツダから6気筒エンジンのみを調達(購入)しGRスープラに搭載する。

マツダはエンジンの見返りにRX-7(9)の開発(支援)をトヨタに依頼する。

このように両者がGRスープラとRX-7(9)という構造が違う車種を共同開発するという話は、かなり無理があるのではないでしょうか?

Reference:carscoops.com

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