私がアバルトの再購入を検討した際に検討した車の1台がスマート・ブラバス ・カブリオレでした。
私がスマート・ブラバス・カブリオレを購入しなかった理由
私がセカンドカーのアウディTT ロードスターからアバルト595Cツーリズモに乗り換える際に候補に上げた車がありました。
1台はルノー・トゥインゴ、もう1台はスマート・ブラバスでした。
理由は簡単で小型車、オープン、である条件を満たしていたからです。
と、言っても2台はシャシーやエンジンを共有している姉妹車なのであとは2シーターなのか、4シーターなのかの違いだけですが。
そこから、ルノー・トゥインゴが候補から外れた理由はルノー・トゥインゴGTにキャンバストップ使用が設定されなかったため。
やはり、ノーマルのトゥインゴよりGTの方が若干早くてカッコいいのでそこは譲れないところでした。
で、最後にスマートを選ばなかった理由は、2シーターではやはり不便な場面が多いと気づいたことと、その時点で現行型のスマートの生産が一時終了する旨が公式に発表されていたからです。
次期スマートは中国で生産されるEV(電気自動車)へシフト
私がスマートの購入を検討していた際にはまさか中国企業にスマート株の半数を売却し、生産、開発までが中国企業で行われるとは想像していませんでした。
あくまでもメルセデス・ベンツグループの企業としてスマートをEVとして再生すると思っていましたし、公式な発表もEV化には言及していましたが、中国を含めた他企業との合弁での開発、生産になるとは思っていませんでした。
今回メルセデス・ベンツがスマート社の株の半数を手放したということは、事実上EVに関してはスマートのようなEV専用車を開発するのではなく、通常のメルセデス・ベンツ車の延長線上でEVを開発することを意味します。
仮に私がアバルトではなくスマートを購入していたとしても、メルセデス・ベンツでは引き続きメンテナンスなどのアフターサービスはしっかりと行われると思います。
しかし、次の車がEV化されガソリンエンジン車が開発されない車に乗り続けるのはリセールバリューを含めた総合的な判断で得策ではないと判断したのが購入に至らなかった最大の理由です。
小型輸入車のEV化で小型輸入車のガソリン車は絶滅の危機?
フィアットも次期500に関してはEV化することを明言しています。
ただし、フィアットの場合は引き続きガソリン車の開発、販売も継続することも合わせて公表しています。
なので、今回私がアバルトを購入しても次期モデルが開発されない、ということは考えられにくくリセールバリューなどを含めた総合的な判断としては影響は軽微と考えています。
とは言え、フィアット500(アバルト595含む)も発売以来ビッグマイナーチェンジはありましたが、基本設計は初代と変わっていないということは、今後も完全なフルモデルチェンジは無いのかもしれません。
まあ、フィアット500(アバルト595含む)の場合は、元々最新の技術がてんこ盛りで販売されている車ではなく、デザインとブランドで売っている車なので、完全なフルモデルチェンジを行わなくても商品価値は下がらない。
これがフィアット500(アバルト595含む)の不思議な魅力であり、私が好きであったBMW MINIとは同じリメイクされた車ですが大きな違いがあります。
今後は輸入車だけではなく多くの小型車がEV化されていくと予想されますが、小さくて早い車が好きな私としてはかなり複雑な心境と言わざるを得ません。