BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | トヨタ スープラ A90のウインカーレバーが右ハンドの日本車なのに左側にある理由

トヨタ スープラ A90は間違いなくトヨタ製の自動車で右ハンドルの車として日本では販売されますが、実は扱いとしては輸入車になります。

トヨタ スープラ A90のウインカーは日本車なので左側

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トヨタ スープラ A90はご存知の通りBMW Z4 G29と共同開発された車になります。

またご存知の通りBMWの右ハンドル車に限らず輸入車の右ハンドル車のウインカーレバーは左ハンドルの車と同様に右側ではなく左側にあるのも周知の事実。

ではBMWと共同開発されたトヨタ スープラ A90のウインカーレバーは左右どちらにあるかというとBMWの右ハンドルと同じ左側にあります。

つまり、普通の日本車とは逆方向にウインカーレバーがあることになります。

これは別にBMWと共同開発された車であるのがその理由ではありません。

トヨタ スープラ A90のウインカーレバーが右ハンドルでも左側にある理由は生産が日本ではなくオーストリアのマグナ社に委託生産しているからです。

オーストラリアの工場ではおそらくBMW Z4 G29とトヨタ スープラ A90は混合生産されると思われますので、できるだけ部品を共通化して生産コストを下げる狙いがあると思われます。

ちなみに、世界的な車の基準としてウインカーレバーはステアリングの位置に関係なく左側に取り付けることになっています。

いわば、日本国内だけが世界基準と逆になっているガラパゴス状態だと言えます。

トヨタ スープラ A90は厳密には輸入車扱い

最近は使いませんが「逆輸入車」という言葉が昔頻繁に使われたことがあります。

 

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BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | トヨタ スープラ A90のウインカーレバーが右ハンドの日本車なのに左側にある理由
1988年にホンダがアメリカ生産の左ハンドルのアコード(それも2ドアクーペ)が日本でも販売されていました。

この時にホンダが宣伝用?に使ったことばが逆輸入車という言葉だったと記憶しています。

日本車を海外へ輸出するのと逆に日本車を海外から輸入するから逆輸入車という今考えると日本語としておかしい感じもしますが、当時はこの逆輸入車という言葉のおかげで予想以上に売れた車だと思います。

これ以降、最近ではシビックやハイラックス、マーチなども日本で販売されていますが生産は海外という車が普通に日本でも販売されるようになりました。

これらは海外の工場で生産されていますので扱いは輸入車になりますが、今回のトヨタ スープラ A90もこれらと同様の扱いです。

右ハンドルでウインカーレバーが左側にあると運転が難しい?

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | トヨタ スープラ A90のウインカーレバーが右ハンドの日本車なのに左側にある理由

私は長年右ハンドルのBMWに乗ってきましたので特に難しいとか、不便だとか思ったことはありません。

以前所有していたアバルト500は右ハンドル、MT、ウインカーレバー左ということで多少左手が忙しく動きますが運転に支障がでることはありませんでした。

強いて言えば、運転しながらパンを食べるのがアクロバット的なテクニックが必要になるぐらいです(笑9

また、嫁さんの車が国産車だった時は車ごとにウインカーレバーの位置が違う環境でしたが、意識さえしていれば間違えることもほぼ無かったです。

人間の適応能力は意外と高く自転車に乗れるようになれば一生自転車に乗れるようにウインカーレバーの位置ぐらいは思っている以上に問題ではありません。

たまに、間違ってワイパーを動かしても笑って誤魔化せば済むことですから気にしすぎないようにすることの方が大切だと思います。

【引用・参照元】

トヨタ 新型「スープラ」は輸入車扱い!? ウインカーレバーが国産車と逆な理由とは

日本車なのに外国生まれ!? 急増した“逆輸入車”の思惑と利点