私は個人的には国産車ではスバルがお気に入りなのですが、その理由はやはりWRCなどで活躍したレガシーやインプレッサの印象が強いからだと思います。私よりもディープなスバリストの方にお勧めの本が限定で販売されています。
STI(スバルテクニカインターナショナル) 特別限定版―スバルと歩んだ激闘の35年
2023年7月発売の『STI スバルと歩んだ激闘の35年 増補四訂版』をベースに製作したコレクターズアイテムとして、350部限定で製作。
専用の外箱の表面には1997年には、スバルのWRC3連覇に貢献した「SUBARU IMPREZA WRC97」の写真を収録し、さらに表紙は特別愛蔵版専用の白基調の装丁とした。特典として、2019年のニュルブルクリンク24時間レースでクラス優勝を果たした「SUBARU WRX STI」の特製カード(総監督を務めた、辰己英治氏の直筆サイン入り)を添付。
最終仕上げは全てハンドメイドで行ない、シリアルナンバーNo.001~No.350の検印が貼付されている。
(引用:Amazonの商品ページより)
このように限定350冊でスバリスト、特にSTI仕様の車に興味がある方、WRCでの活躍に思い入れのある人にはお勧めの一冊というか、コレクターズアイテムの一冊ではないでしょうか?
私がこの記事を書いている段階では在庫ありとなっていますが、いつ売り切れるかも分かりませんので、迷った方はポチっておいて損はないと思います。
限定版購入できなかった人は、通常版の「
1988年に設立されたSTI(スバルテクニカインターナショナル)は、SUBARU独創の技術、水平対向エンジン、AWD(全輪駆動)などを最大限に活用、過酷なモータースポーツ活動でその技術を研鑽し、進化を遂げてきた。
世界の舞台で数々の栄誉ある足跡を残し、躍進を続けるSTIは設立35周年を迎えた。
(引用:Amazonの商品ページより)
こちらは限定版の基になっている通常版です。
内容的にはほぼ同じですが、特典(外箱やサイン入りカード)が付属しないだけなので、内容に興味のある方は、通常版でも問題ないと思います。
しかし、スバルのSTIって35年も歴史があるということに驚きです。
トヨタならTRDが同じ様な組織になると思いますが、TRDは1976年に創設されたそうなので、STIよりも更に古い歴史があるんですね。
やっぱり、トヨタはすごいということが分かりますが、企業規模から考えるとスバルの方がもっとすごいとは思いますが。
そもそもスバル STIってどんな組織なの?
スバルテクニカインターナショナル(STI)は、スバルが展開する高性能車両部門であり、モータースポーツ愛好家やパフォーマンス志向のドライバーから熱い支持を受けています。
STIは1988年に誕生し、テクニカルな革新とモータースポーツへの情熱を融合させ、スバル車に卓越した性能とスポーティな特性を与えています。
特に有名なモデルである「インプレッサWRX STI」は、スバルのコンパクトセダン、インプレッサをベースにしています。
このモデルは、エンジン、サスペンション、ブレーキ、エアロダイナミクスなどが徹底的に強化され、高出力と優れたハンドリング性能を兼ね備えています。
高効率のターボチャージャーや過給機の最適化により、エンジンは高い出力とトルクを実現。サスペンションはコーナリング時の安定性を高める調整が施され、ハンドリングは一段と精密になりました。
また、高性能ブレーキシステムは、高速走行時に安定した制動力を提供し、ドライバーに安心感をもたらします。
モータースポーツ競技においても、インプレッサWRX STIはその実力を証明してきました。
ラリーやサーキットレースでの成功体験を通じて培ったテクノロジーが、市販車にも注ぎ込まれ、普段のドライブでもハイパフォーマンスを実感できる仕上がりとなっています。
さらに、STIは限定モデルや特別仕様車も提供し、コレクターや車の愛好家にも喜ばれています。これらのモデルには、独自のデザインやパフォーマンス向上が施され、スバル車の中でもトップクラスの存在感を示しています。
つまり、スバルSTIは高性能車の開発とモータースポーツ競技への情熱が融合した魅力的な部門です。
その成果は、市販車のエンジン性能、ハンドリング、制動力などさまざまな側面で感じることができ、STI車を通じて驚きと興奮に満ちたドライビング体験を得ることができるでしょう。
今の市販車のスバルの随所にSTIで培われた技術が生かされているってことですね。