BMW B48エンジンのスターターがリコール対象に|GRスープラ含む対象車種を整理

BMW B48エンジンのスターターがリコール対象に|GRスープラ含む対象車種を整理 BMW
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米国で、BMWのB48エンジン搭載車とトヨタGRスープラの一部が「スターター不具合による火災リスク」でリコール対象になりました。

原因がエンジン本体ではなくスターター(始動装置)側にある点、そしてスープラも部品を共用するため対象に含まれる点が要点です。

まずは米国で公表された内容を整理します。

❗️記事3行まとめ

BMW B48リコールの焦点はスターター不具合

駐車中も火災リスク、米国と日本で公式発表

GRスープラも対象、車台番号で要確認

米国:BMW B48エンジン スターターリコール概要

報道によると、BMWは米国で196,355台(2019〜2022年式の一部)をリコールし、対象にはBMW各モデルに加えて2020〜2022年式のトヨタGRスープラの一部も含まれます。

焦点はエンジンスターター(スターターリレー)で、水分が関与して腐食が進むと、リレーの過熱や短絡(ショート)につながり、走行中だけでなく駐車中も火災リスクが高まるとされています。

このためメーカーは、対策が完了するまで建物から離れた屋外への駐車を推奨しています。

なぜスターター不具合が「火災リスク」と判断されたのか

今回のリコールで問題視されているのは、エンジン本体ではなくスターター(始動装置)に起因する不具合です。

米国当局の資料や報道によると、対象車両ではスターター内部に水分が侵入しやすく、長期間の使用で腐食が進行する可能性があるとされています。

この腐食が進むと、スターターリレーの接点が正常に開閉せず、電流が流れ続ける状態になることがあります。

スターターはエンジン始動時のみ作動する部品という印象を持たれがちですが、実際には常時バッテリーと接続されている電装部品です。

そのため、リレーが短絡した状態になると、エンジンが停止している駐車中であっても発熱が続き、最悪の場合は周囲の部材に引火する可能性が指摘されています。

今回、走行中だけでなく駐車中の火災リスクまで考慮されている点が、通常の始動不良とは性質が異なる部分です。

このような理由から、BMWは対策が完了するまで屋外駐車を推奨する異例の注意喚起を行いました。

日本でも同様のスターターリコールは発表されている

この問題はアメリカだけの話ではありません。

日本国内でも、スターターの不具合に起因するリコールが正式に発表されています。

BMWジャパンは、国土交通省に対し、複数のBMW車種についてスターターの防水性不足を理由としたリコールを届け出ています。

対象は3シリーズ、5シリーズ、X3、X4、Z4など幅広く、合計で約4万台規模にのぼります。

届出内容では、スターター内部に水が浸入すると腐食が進み、短絡によってエンジンが始動できなくなる、あるいは過熱によって火災に至るおそれがあると説明されています。

改善措置としては、対策品のスターターへ交換する対応が取られています。

この点は、米国で発表されたリコール内容と技術的な方向性が共通しています。

また、日本ではトヨタからもGRスープラを対象としたリコールが別途届け出されています。

こちらも内容はスターター内部への水分侵入と短絡リスクで、結果として火災のおそれがある点が共通しています。

私としては、日米でほぼ同じ不具合が確認されている以上、地域固有の問題ではなく、部品構造に起因する課題として理解する必要があると考えています。

GRスープラがBMWのリコールに含まれる理由

今回のリコールで特徴的なのは、BMWの不具合でありながらトヨタ GRスープラも対象に含まれている点です。

結論から言えば、これはブランドの問題ではなく、搭載されているエンジンと関連部品が共通であることが理由です。

GRスープラの2.0Lモデルには、BMWが開発した直列4気筒ターボのB48エンジンが搭載されています。

このB48エンジンは、BMWの3シリーズやX3など多数のモデルで使用されており、スターターについてもBMW側の設計・仕様に基づく部品が使われています。

そのため、スターター内部への水分侵入や腐食といった不具合リスクも、BMW車と同一条件で発生する可能性があります。

米国のリコールでは、この部品共通性を根拠に、GRスープラもBMW車と同列でリコール対象に含められました。

今回のリコールで対象となる主な車種

BMW B48エンジン搭載でリコール対象となる車種

米国で発表されたリコールでは、BMWのB48エンジンを搭載する複数のモデルが対象となっています。

具体的には、3シリーズ、4シリーズ、5シリーズ、X3、X4、Z4などが含まれ、年式は主に2019年から2022年にかけて生産された車両です。

ただし、同じ車名であっても生産時期や仕様によって対象外となるケースもあります。

日本国内でも、国土交通省に届け出られたリコールでは、これらのBMW各シリーズが幅広く対象に含まれています。

いずれも共通しているのは、スターターの防水性不足により内部で短絡が起こる可能性が指摘されている点です。

改善措置は対策品への交換で、ディーラーで無償対応が行われます。

また、GRスープラ(2.0Lモデル)も対象車種に含まれています。

こちらも年式や車台番号によって対象が限定されるため、B48エンジン搭載車であっても、必ずしもすべてが該当するわけではありません。

BMW リコール検索

あなたのBMWがリコール対象車なのかを調べる方法
自動車メーカーから数多くのリコール対象車のお知らせが公表されますが、あなたの車がリコールの対象になっているのか?心配ですよね。

BMWの場合は既に対象者にはリコールのお知らせがBMWから届いていると思います。

しかし、ディーラーで整備などを行っていない車両の所有者にはリコールのお知らせは届きません。

そこで、BMWでは上記のリンクから車体番号を入力して検索すると、リコールの対象であることを調べるサイトがあります。

BMWの4気筒エンジン(排気量2,000cc)の車で、かつリコールのお知らせがディーラーから届いていない人は、車検書に記載されている17桁の車体番号で検索してください。

Reference:roadandtrack.com

よくある質問(FAQ)

Q1. 私のBMWはリコール対象かどうか、どこで確認できますか?

国土交通省の「自動車リコール等検索システム」や、メーカー(BMW/トヨタ)のリコール案内で車台番号を照合して確認できます。車名や年式が近くても対象外のケースがあるため、車台番号での確認が確実です。

Q2. スターターの不具合なのに、なぜ火災リスクになるのですか?

スターターはバッテリーと常時接続される電装部品で、内部の腐食や短絡が起きると発熱が続く可能性があります。走行中だけでなく駐車中もリスクがあり得るとして注意喚起が行われています。

Q3. BMWのB48エンジンの問題なのに、GRスープラが対象になる理由は?

GRスープラ(2.0Lの一部)はBMW製B48エンジンを搭載し、関連部品(スターター構造・仕様)も共通しています。そのため、同種の不具合リスクがある車両としてリコール対象に含まれます。

Q4. リコールが出たら、修理費用はかかりますか?

リコールは安全確保を目的とした無償修理です。対象車両であれば、正規ディーラーで対策部品への交換などが無償で実施されます。

Q5. 「屋外に駐車」と言われた場合、必ず従う必要がありますか?

屋外駐車の推奨は、万一の発熱・火災リスクを考慮した注意喚起です。対象車両に該当する可能性がある場合は、公式案内に従い、早めに対象確認とディーラーでの点検・修理手配を行うのが安全です。

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