これまであまり気になることが無かったのですが、今年の夏は例年以上に猛暑になっていることもあり、女性陣たちは日焼け止めクリームを大量に塗り込んで外出しているのでしょうか?おかげで車のレザーシートに日焼け止めクリームの跡がついて白くなっているのですが、これってどうやって拭き取れば良いのでしょうか?
車のレザーシートに日焼け止めが付くとなぜ白くなるのか?
夏場にありがちなトラブルのひとつが、車のレザーシートに日焼け止めが付着し、白く変色してしまう現象です。この原因は、日焼け止めに含まれる成分とレザー表面のコーティングとの化学反応にあります。
多くの日焼け止めには、酸化亜鉛や酸化チタンといった白い無機粉体が含まれています。これらは紫外線をカットする効果がある一方で、皮革製品に付着すると白っぽく残る性質があります。また、レザーの保護剤や染料との相性によっては、変色やしみの原因にもなります。
特にナチュラルレザーや薄い色のシートは影響を受けやすく、拭いても完全に元に戻らない場合もあるため注意が必要です。予防策としては、運転前に日焼け止めをよく肌になじませる、専用のカバーを使用するなどが効果的です。
ダッシュボードなどのプラスチック部分は中性洗剤で拭き取れるらしい
ダッシュボードなどのプラスチック部分や布製のシートなどに付いた日焼け止めクリームは中性洗剤で拭き取れるようです。
中性洗剤と言えば、マジックリンですかね?
ただし、そのまま原液で拭き取るのは危険みたいですので、正しい拭き取り方を知っておいた方が良いと思います。
1. 台所用中性洗剤を10~20倍に希釈した洗浄液(洗面器に対し、1滴程度が目安)に掃除用マイクロファイバークロスをつけて固く絞ります。
2. シワ目や布目に沿ってくるくる回しながら日焼け止めを浮き出させるようなイメージで拭き取っていきます。
3. 日焼け止めが落ちているのを確認したら、新しいクロスにぬるま湯をつけて固く絞り、洗剤分を残さないように複数回「水拭き → 乾拭き」します。
※素材や条件によってはシミになる場合があります。目立たないところで試してから使いましょう。
(引用:https://curama.jp/car-cleaning/magazine/1784/)
ポイントは10倍から20倍に希釈して軽く拭き取るのがコツのようです。
それでも、シミになったりすることがあるみたいですから、最初は目立たない部分でお試しすることも重要の様です。
レザーシートの場合は中性洗剤ではダメらしいです
レザーシートの場合は、中性洗剤などは刺激が強すぎて逆にシミを作る原因になるようです。
レザーシートなどの本皮の部分に関しては、本皮専用の市販のお掃除シートや洗浄液などを使用するしか方法が無さそうです。
その場合でも革の種類などにより拭き取れる、拭き取れない、シミができるなど確実な拭き取り方法は存在しないみたいです。
日焼け止めクリームって油分を含んでいると思いますので、水や乾拭きでは拭き取れないのがやっかいです。
確か最近は学校のプールでも日焼け止めクリームの使用を禁止している学校があるようですが、プールの水が日焼け止めクリームの影響で白く濁ってしまってプールの水を入れ替える必要があり、コストが非常に高くなるためみたいです。
確かにこの猛暑ではかなり日焼けすると思いますので、日焼け止めクリームは必須だと思いますが、できればあまり腕などに塗り過ぎるのは、周りに迷惑をかけることになるので控えてもらった方が良いのですが・・・。
専門業者に日焼け止めクリームの清掃を依頼する
最後の手段は車内清掃の専門業者に依頼して拭き取ってもらうしか方法がありません。
基本的に車内清掃の業者さんはディーラーや中古車屋さんから仕事を依頼されることが多いので、私達にはあまり馴染みがありません。
よって、その場合は車を購入したディーラーや中古車屋さんに相談するのが早いと思います。
ただし、中間手数料が発生する場合もありますので、直接依頼するより価格は高めになることが多いとは思いますが。
特にBMWやメルセデス・ベンツなどの欧州車の場合は、国産車の革とは材質が違う場合もありますので輸入車の場合は輸入車の車内清掃を行っている業者さんに依頼するのが安心です。
その場合、1番確実なのはディーラーに依頼するのが安心ですが価格は高いと思います。
ざっくりと輸入車の車内清掃を行っている業者さんのホームページを見たところ、価格的には2万円から5万円ぐらいが相場のようです。
どこまでやるのか?によって価格が違うようなので、基本的には現車確認を行ってからのお見積りになるのではないでしょうか?
車内の至る所に日焼け止めクリームが不付着すると、特に黒いダッシュボードなどのプラスチック部分は白濁して取れなくなりますので、気になった時に直ぐに清掃することをお奨めします。
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