今年の夏は特に暑い夏ですね。と、最近は毎年夏にこんな話をしているような気がしますが。これも地球温暖化の影響でしょうか?
先日の土曜日は車の温度計がついに40度に届くのではないか?と思った時がありました。
午前中で37度って。午後からは。。。;^_^A pic.twitter.com/PRaMsHSx5G
— syatyou (@syatyou_jp) 2016年7月30日
午前中なのに気温37度ってどうよ、って感じですよね。この時に思ったのですがアバルトのエアコンがまったく涼しくない。エアコンの風が生ぬるい訳ではないのでエアコンが故障しているとは思わなかったのですが念のためディーラーで観てもらうことに。
結局はどこにも異常が無かったのですが、その際にディーラーのメカニックの方にエアコンの風が涼しくないと思った時に、修理や壊れたと考える前にいくつかのチェック方法を教えてもらったのでお伝えします。
1.エアコンの空気導入方法
車のエアコンには外の空気を車内に取り込む外気循環と外の空気を取り込まない内部循環の切り替えスイッチが付いています。通常は外気循環に設定されている場合が多いので、エアコンの風が涼しくないと思った場合は、内部循環に切り替えてください。
外気循環のままだと外の温かい空気が車内に継続的に取り込まれるので車内の温度が下がらない、エアコンの風に外の温かい空気が混ざってエアコンの風が涼しくならないそうです。私の場合はまさにこれで内部循環に切り替えたら思った以上に涼しい風がエアコンから出てきました。
2.エンジンの回転数を上げる
アバルトは小さい車なのでエンジンも小さく馬力も少ない。なのでエアコンの能力も大きくない訳ですが、エアコンはエンジンの力で動いていますので、エンジンの回転数を上げるとエアコンのコンプレッサーも能力が向上するのでエアコンの風も涼しく風も強くなるそうです。
なので、なんだかエアコンの風が涼しくないと思った時やもっと車内を冷やしたいと思った時は車のギアを1段下げて運転するとエアコンの風が涼しくなります。最近はオートマ(AT)の車が多いと思いますがドライブ(D)から1段ギアを下げて運転すると良いと思います。
ただし、この場合はエンジンの回転数があがりますので当然ですが燃費は悪くなりますのでご注意ください。
3.エアコンフィルターの交換
エアコンにはフィルターが付いています。外の空気からゴミなどを除去するためです。室内用のエアコンにも付いていますよね。あれと同じ効果があります。
最近は花粉症やPM2.5の影響でかなりフィルターの目が細かいモノも多いです。なので、あなたの車のエアコンフィルターが花粉症対策用の場合はフィルターを交換すると空気の流入が増えてエアコンの風が涼しくなります。
エアコンのフィルターの目が細かいということはそれだけ目詰まりも早くなるということですから、出来れば毎年エアコンフィルターを交換するぐらいに思っていた方が良いかもしれません。
ちなみに、車の種類にもよりますが、エアコンフィルターはご自分で交換出来る場合が多いので、分からない場合はディーラーやオートバックス等でご確認ください。
(ご参考:自動車用エアコンフィルター一覧はこちらへ)
まずはこの3つを試してください、それでもエアコンの風が涼しくならない場合はディーラーなどで相談してください。おそらくエアコンガスが少なくなっている場合が多いので充填してもらうとかなり改善されます。
以前私の6シリーズグランクーペでエアコンガスを充填してもらったことがありますが、新車の状態でもかなり涼しくなった記憶があります。
そもそもエアコンの風が生暖かいと感じる場合はエアコンのコンプレッサーが壊れている可能性があります。この場合は修理が必要でそれなりの出費になることが想定されます。