車のカスタマイズを行う際の定番の1つがマフラー交換だと思いますが、交換した純正マフラーの保管って結構大変なんです。
マフラー交換した際の純正マフラーの保管方法
私のアバルト595Cのマフラーはアクラポビッチのマフラーに交換をしています。
過去マフラー交換をしたことが何度かありますが、その際に困ったのが純正マフラーの保管方法です。
車のマフラーというのは車に取り付けている時は気になりませんが、取り外した途端に大きくて邪魔な存在だと言うことに気づきます。
私の自宅は一軒家ですがこの大きなマフラーを保管する場所がないので、こちらの記事のように車の部品を保管するためにレンタル倉庫を借りて保管しています。
当然レンタル倉庫なので毎月レンタル料金が発生することになりますので、維持費がかかります。
また私はレンタル倉庫なので屋根付き保管が出来ていますが、もし自宅ガレージなどに保管する場合は雨露をしのげる場所に保管しておかないとサビの原因にもなりますので、保管には注意が必要です。
しかし、一番の問題はこの大きな物体を奥さんに怒られないように保管する方法を考えるのが一番難しいと思います。
純正マフラーを保管する理由:売却時に純正状態に戻す
レンタル倉庫代金が毎月必要になるような純正マフラーをお金を払ってまで保管する必要があるのでしょうか?
私の場合は車を売却する際に、できるだけ純正状態で売却したいと考えているから純正マフラーは保管する必要があると考えています。
車を売却(下取り)する場合、通常はノーマル状態であることが前提で査定が行われることになります。
最近はあまりカスタマイズしていることで減点をされることは減っているように思いますが、基本的にはカスタマイズされている車よりもノーマル状態の車のほうが買取(下取り)価格が高くなる傾向があります。
買い取った車をオークションで売却する、または自店で販売するにしても性能や耐久性などが不明瞭なパーツを付けた車を販売することは、後々故障やクレームの可能性が高くなります。
またカスタマイズはあくまでも自己満足の世界なので、自分ではカッコよくカスタマイズしていると思っていても、他人が見れば気に入らない部分もあるので販売する際に売りにくいという問題もあります。
なので、マフラーに限らずホイールなどの純正パーツを保管して車を売却する際には全て純正に戻す方が得をすると思いますので、純正マフラーやパーツは保管する方が良いと思います。
純正マフラーを保管する理由:車検に通らない(場合がある)
マフラーを交換した場合、車検対応マフラーであっても音量測定などを行った場合に車検に通すことが出来ない場合もあります。
有名メーカー製の車検対応マフラーであれば、車検対応マークの刻印があるだけで音量測定などをイチイチ行う車検場はないと思います。
しかし、車検の基準というのは車検場ごと、ひいては検査官ごとの感覚で基準が変わることもあるため、音量が大きいと判断された場合は音量測定され基準違反となった場合は、車検に通らないという自体になる場合があります。
ホイールなどは経年劣化することがないので、取り付け時に車検対応状態になっていれば車検に通らない状態になることはないと思います。
しかし、マフラーの場合は経年劣化で音量が大きくなる可能性がありますので、その場合は製品が車検対応であった場合でも最悪の場合は車検に通らないことがあります。
ましてや交換したマフラーが車検対応品でない場合は、車検の度に純正マフラーに交換してから車検を受ける必要がありますので、なおさら純正マフラーの保管は必須です。
これらの理由で純正マフラーは保管しておいた方が良い場合がありますので、多少お金がかかっても保管しておく方が良いと考えています。