クラシックミニを現在の技術で蘇らせる「ミニリマスタード」ですが、ついに日本でも販売が開始されました。
リマスタードミニとは?
クラシックミニのホワイトボディをほぼオリジナルで制作し、クラシックミニのエンジンをフルレストア、そして現在の快適装備を組み込んだほぼ新車のクラシックミニがミニリマスタードです。
既にミニは生産終了していますので新車では購入できませんが、ミニリマスタードならその夢が叶います。
価格が1,600万円と非常に高額になるのは、内装などの仕様をオーダーメイドできる仕様であることが原因です。
クラシックミニの中古車は中古車市場に大量に存在し、その車両をレストアしても価格は400万円から500万円もあれば仕上げることが可能です。
しかし、エアコン、パワーウインドウ、AppleCarplayなどの快適安心装備は付きませんので、1,600万円の対価を支払ってそれらを手に入れるのか?
それとも400万円(レストア済車両ならもっと安い程度のものも多い)程度の予算で完全オリジナルを楽しむのかはあなた次第ってことですね。
ミニリマスタードには3つのグレードが設定
ミニリマスタードには3つのグレードが存在ます。
カフェレーサー
一般の人がクラシックミニを想像するとこんな形になるのでは?と設定されているのがカフェレーサー。
定番中の定番って仕様のミニが非常にかわいいですね。
デイトリッパー
昔で言うところの、バンデンプラスプリンセス(バンプリ)の位置に当たりそうなのが、このデイトリッパー。
クラシックミニをちょっと豪華さのある仕様に仕立てられているのが特徴。
これなら高級ホテルの正面玄関に乗り付けてもカッコが付きそうです。
モンテカルロ
クラシックミニと言えば、雪と氷との戦いで知られるモンテカルロラリー。
そのモンテカルロラリー出場車両をイメージした仕様がこのモンテカルロです。
基本モデルの最高出力は71hpだが、「モンテカルロ」はパフォーマンス・アップグレード・キットが組まれ、排気量を1330ccに拡大され83hpを発揮するのが大きな特徴です。
なお、どのグレードを発注しても納期は約1年程度のこと。
さらに現在はイギリスの工場が休業中とのことなので、納期が1年以上先になるのは必然の模様。。。
ミニリマスタードは「買い」なのか?
結論から言えば、価格を気にしないのであれば「買い」だと思います。
私もこの記事を読んで真剣に購入しようかと悩みましたが、価格を見てバツ印でページを閉じました(笑)
昔からクラシックミニは一度所有してみたいと思っていましたが、メンテナンス頻度とそのコスト、そして何よりも信頼性の面で購入には至っていないという経緯があるからです。
例えば、ガレージハウスを作って、一台はクラシックミニをおいて整備の真似事ぐらいはやってみたい、そんなイメージを持っています。
しかし、その代償として1,600万円の価格は非常に高額であり、かつ納期が1年以上ということを考えると現実的ではない、と言わざるを得ません。
なので現実的な話をすれば決して「買い」にはならない、ということになります。
現実的なのは、中古のミニリマスタードって所ですが、価格的に販売台数は伸びないのでやはり程度の良いクラシックミニを中古車市場で探すって所が話しのオチにってところですね。
【引用・参照元】
https://www.autocar.jp/news/2020/08/03/550645/