BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | 車の故障、修理でディーラーとケンカになる原因には理由がある

輸入車関係のSNSの投稿に見かけるディーラーとケンカしている人の投稿。ディーラーの対応がイケていない場合もありますが、ディーラーにも対応できないことはあります。

最近の日本人はすぐにケンカする人が増えた?

個人的な趣味の関係で輸入車関係の話題になりますが、その手のSNSでの投稿でお約束のように定期的に流れてくるディーラーとのケンカしている人の投稿。

多くは修理関係のやり取りでケンカしている人が多い気がしますが、最近の日本人は少しせっかちになっている気がします。

お客様は神様です、と三波春夫が歌っていたことは事実ですが、本当にすべてのお客様が神様か?と問われればそれは違うと思います。

ディーラーと修理、クレームでケンカしている人の多くは、・・・

  • 車のことを理解していない
  • ディーラーのことを理解していない

この2つが主な原因だと思います。

特に輸入車に乗るような人はこの2つは知っておく方が良いと思います。

なぜなら、輸入車は国産車と比べて明らかに故障、クレームになることが多い車だからです。

車のことを理解する

先程も書きましたが輸入車は国産車に比べると確実の故障する確率が高い。

また、クレームになるような不具合も国産車と比べると多くなる確率が高い。

これは輸入車が故障しやすい車という訳ではなく、国産車が故障しない車として作られているからです。

世界中でこれだけ故障しない車を作れるのは日本だけです。

そして、そのことを理解していないのは日本人だけです。

よくガラパゴス現象ということばを聞きますが、まさに車に関してもガラパゴス現象が起こっています。

値段が高い=故障しないという理屈は輸入車には通用しないことを理解して欲しいです。

ディーラーのことを理解する

日本ではどの業種においても人手不足になっています。

その中でも自動車整備士も不足度合いが高い職種と言われています。

そのため自動車整備士の負担を軽減するため(だけではありませんが)に、コンピューターの診断機が用意されています。

しかし、コンピューター診断機が普及した結果、経験値が不足している自動車整備士が増えたことも事実です。

また、車のコンピューター化や電気化によってこれまでの経験が通用しない車が増えたことも事実です。

つまり、昔ほど自動車整備士が人数も熟練者もディーラーには存在しなくなったということです。

だから、サービスの品質が下がっても良いとは思いませんが、昔ほど迅速に細かな対応ができない。

この辺を理解しておけば、そう簡単にはケンカにはならないと思うのですが。

最近はどうもせっかちな人が多くなった、お客様はすべて神様だと思っている人が増えた気がします。

なにか住みづらい世の中になった気がします。

 

注)この記事は私の個人的な主観に基づいて書かれています。また、ディーラー関係者を擁護する意図で書かれたものではありません。