ニッサン ノート e-power

ニッサン自動車が約30年ぶりに月間販売台数1位になったことが話題になりましたが、プリウスやアクアなどトヨタのハイブリッド車を退けて販売台数1位を獲得したニッサン・ノート・e-POWERとはどのような車なんでしょうか?

ニッサン・ノートとはどんな車?

ニッサン・ノートという車はニッサンのベストセラーカーであったニッサン・サニーの後継車種として位置づけられた車。トヨタ自動車で言うところのトヨタ・カローラに相当し、常にライバルとして販売競争を繰り返していました。

しかし、カルロス・ゴーン社長の就任と共にラインナップが一新され、ニッサン・サニーは消滅し新しいミドルクラスの車として登場したのがニッサン・ノートです。

既にノートという車は販売されている車で、ニッサン自動車では軽自動車を除けばマーチと同様に販売台数の多い車になります。

ニッサン・ノートに加わったe-POWERって電気自動車?ハイブリッド車?

結論から言えば、ニッサン・ノート・e-POWERは電気自動車です。ニッサン自動車には既にニッサン・リーフという電気自動車が販売されていますが、それとは全く違った電気自動車の形です。

ニッサン・ノート・e-POWERは走行時には100%電気を使ってモーターで車を走らせます。ただし、ニッサン・ノート・e-POWERにはエンジンも搭載されています。

しかし、このエンジンはプリウスやアクアなどのハイブリッド車と違い、走行時に使用するのではなく、走行時に使用するモーターを駆動させるための電気を発電させるためのエンジンです。

ざっくり言えば、電気自動車のリーフに発電専用のエンジンを搭載することで、バッテリー残量を気にすること無く走り続けることができる電気自動車ということになります。

なので、ニッサン・ノート・e-POWERには充電する必要はありません。発電用のエンジンが消費するガソリンを給油するだけです。

ガソリンスタンドがある場所であれば、どこでも、どこまでも走ることが可能になった、ここが電気自動車としては画期的な仕組みになります。

電気自動車の運転には少しだけコツが必要です

私も以前知人がBMW i3という電気自動車を購入する際に一緒に試乗させてもらいましたが、運転するには少しだけコツというか慣れが必要です。

1.電気自動車にはギアは存在しません

電気自動車はモーターで駆動します。モーターは電気の量で力を変化させることができるのでガソリン車のようなギアは存在しません。ラジコンカーと同じと言えば分かりやすいでしょうか?

アクセルの踏み加減だけで速度を調整ますので基本はオートマ(AT)車と同じですが、アクセルレスポンスが敏感ですので慣れるまではアクセルワークに少しだけコツが必要です。

2.電気自動車は基本的にブレーキは使いません

電気自動車はモーターで駆動しますので、アクセルを踏み込んだ分だけスピードが出る。逆にアクセルを話せば電気がモーターに流れないのでモーターの抵抗だけで減速します。

ガソリン自動車でエンジンブレーキというのがありますが、このエンジンブレーキがもっと強力な感じといえば分かりやすいでしょうか?

よって、運転に慣れれば信号などで停止する際にはフットブレーキを使用すること無く停止させることができます。もちろん、フットブレーキは装備されていますが、運転になれればフットブレーキを使う頻度はほぼなくなると思います。

ニッサン・ノート・e-POWERは画期的な電気自動車

このように、電気自動車には少しコツが必要ですが慣れてしまえば普通の車と同じです。しかも、バッテリー残量を気にすること無く長距離を走ることができる点がすばらしい。

最近は充電スタンドも増えてはいますが、充電には約30分ぐらいが必要です。また、プラグインハイブリッドの場合は自宅のガレージに充電設備が別途必要になりコスト高になります。

その点、ニッサン・ノート・e-POWERはバッテリー残量が減少すれば普通にガソリンスタンドで給油するだけですぐに走り出すことが可能。

また、自宅に充電設備も不要ですので自宅に駐車がない方でも購入可能です。

誰にでも購入できて、今までと同じように使用することができるまったく新しい電気自動車、これがニッサン・ノート・e-POWERという車です。

エコカーに乗り換えを検討されている方は、一度試乗してみればきっと購入動機がグッとアップする車だと思いますよ!

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