テスラっ型式認定取得していないから、自動車任意保険は高くなるのか?

テスラ モデル3が最大156万円も値下げされた

テスラモーターズ ジャパンは2月17日、EV(電気自動車)「モデル 3」の価格改定を発表した。

  • スタンダードレンジ プラス:511万円→82万円引きの429万円
  • ロングレンジ:655万2000円→156万2000円引きの499万円
  • パフォーマンス:717万3000円(値下げなし)

一番の注目は156万円も値下げされたロングレンジモデル。

156万円/655万円なので約24%の値下げです。

24%って約1/4ですよ、こんなに値下げしたら既に購入している顧客が怒ると思いますが、全くそんなことはテスラは気にしていない、ってことですね。

つい先日までより1/4も価格が値下げされるって、元々の655万円という価格設定は何だったのか?と消費者からそっぽを向かれるかもしれないのですが、これもテスラは気にしていない、ってことですね。

テスラ モデル3が大幅値下げされた理由

今回値下げされたテスラ モデル3ですが、値下がされた理由は輸送費が安くなったからだと言われています。

現在テスラではアメリカ以外に中国の上海に新しい生産工場が稼働した模様。

今回値下げされたモデル3はこの上海工場で生産されるので、アメリカよりも輸送費が大幅に安くなることが原因だと思われます。

テスラという車は日本での販売台数がまだまだ少ない車なのでアメリカから輸送する際には、恐らく他の自動車メーカーがチャーターした船の片隅に居候して輸送されていると思います。

なので一般的な輸入車よりも輸送コストが高くなっていると思われますので、上海から輸送することでコストを大幅に圧縮することが出来たのでしょう。

ちなみに、今回値下げされていないモデル3 パフォーマンスは引き続きアメリカの工場で生産される見込みです。

値下げされたテスラ モデル3は「買い」なのか?

現在電気自動車を購入する際には国や地方自治体から補助金が出ているそうです。

なのでテスラ モデル3を購入する際には補助金を活用することでカタログ価格よりも実質さらに安く購入出来る模様。

国や地方自治体の補助金は合計すると60万程度から80万円程度になるそうなので、ロングレンジ(499万円)を購入するのであれば400万円前半で実質購入出来ることになります。

しかし、テスラには問題になる部分があります。

それはテスラは日本で正式に販売される車として国から取得する型式認定を取得していない車種が多いからです。

型式認定を取得されていない車はイレギュラー的な扱いの車になる場合があり、最悪の場合自動車任意保険に加入出来ない恐れがあります。(保険会社に毎に対応がマチマチ)

しかし、モデル3は日本の型式認定を取得しているとのことなので自動車任意保険への可能で困ることは少ないと思います。

また、テスラは販売店を日本では整備していない(ショールームが日本に数店舗のみ)のは、テスラを購入する際にネットで通販的に購入したことでご理解していると思われます。

この場合、一番困るのが修理です。

テスラもサービス工場を今後は整備するつもりでいるようですが、基本的には出張修理車が自宅へ駆けつけて修理をする方法だそうです。

簡単な修理であれば逆に自宅に出張してくれる方が助かる部分もありますが、問題はいつ出張修理が来てくれるのか?です。

出張修理の車が日本で何台稼働しているのかは不明ですが、おそらくは出張修理車は大忙しになっていると思われます。

なので簡単な修理であっても修理が完了するまでに数日必要ということもあると思われます。

テスラ モデル3は電気自動車、自動運転など先進性と高級感が売りである車の価格が下がったことはうれしいことです。

しかし、車は購入後も手間がかかるものなので保険やアフターサービスなどのことも調べて日本車と同じようにはならない、ということを知っておくのが良いと思います。

【引用・参照元】