嫁さんのニッサン・ジュークが2回目の車検になるので、買い替え候補の小型SUVを私の独断と偏見で3台選んだ中の1台がこのフィアット500X。今まで国産車しか乗ったことがないうちの嫁さんがどんな感想を言うのか非常に興味津々です。

最初に候補にしたのはフィアット500xの限定車セーフティパッケージ

私がフィアット500Xを選んだ理由の1つはこ限定者が発売されることを知ったからです。このフィアット500xセーフティパッケージという限定者はベーシックグレードのフィアット500xポップスターに上級グレードのポップスタープラスに装備されている安全装備一式が装備されているからです。

具体的に安全装置としてどんなモノが装備されているかというと・・・

1.レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警報)
2.前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)
3.ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション
4.リアパーキングカメラ
5.アダプティブクルーズコントロール

この5つの装備が付属して通常のフィアット500xポップスターに対してプラス約10万円で購入できるお得性理由です。特に5のアダプティブクルーズコントロールはポップスタープラスにも装備されていないものですから、さらにお得度が高いです。

もちろん、私がアバルト500オーナーであることも大きな理由ですが、ぶっちゃけイタリア車を嫁さんの車として購入するのは勇気が必要です。何かが故障したら全て私の責任になりますから(笑)

しかし、フィアット500xはアメリカのジープという車がベースになっていますので、販売台数も世界的に見ればかなり多い車です。

もちろん、アメリカ車もイタリア車道用に信頼性が低いと思いますが、ジープという信頼性の高いブランドなのでここは一発勝負に出た、というのが本音です(爆)

当然、価格的にも前回試乗したBMW X1 18d xLineよりもお安いので支払いが楽になる、というのも正直ありますが。

フィアット500xセーフティパッケージを試乗

フィアット500xセーフティパッケージ車は限定車でかつ発売間もない車でしたからディーラーには試乗車はありませんでした。記事TOPの写真はまさにフィアット500xセーフティパッケージ車なのですが、ご覧の通りまだナンバーすら取れていません。

なので、今回は上級グレードのフィアット500xポップスタープラスに試乗です。

私は今回も後部座席に乗り、運転は嫁さんが、助手席には営業マンが同乗します。ちなみに、この営業マンは私がアバルト500を購入した営業マンです。

ディーラーが大阪空港の近くということ主な試乗コースは大阪空港内のロータリーと阪神高速空港線下のバイパス道路がメインです。道も広く運転士し易い道路でしたので、嫁さんもあまりビビること無く試乗ができました。

最初はBMW同様にアクセルとブレーキの感覚が違うことでギクシャクしていましたがすぐに慣れることができました。どちらかと言うとBMWの時よりもフィアット500xの方が運転しやすそうに感じられます。

恐らく現在乗っているニッサン・ジュークとボディサイズが同じぐらいだからだと思います。アイポイントも同じように高いので取り回しも楽そうだと嫁さんも運転しながら営業マンと話をしていました。

唯一の不満な点はルームミラーでした。私もアバルト500を初めて運転した時は後続車があまりに大きく見えるのでびっくりしましたが、フィアット500xも同じサイズで後続車が見えるようです。

私の場合はアバルト500のルームミラーを社外品に交換することで改善しましたので、もし購入するなら同じように交換する必要があるかもしれません。

後部座席での乗り心地は私のアバルト500とはまったく違う乗り心地です。実に快適です。下からの突き上げは多少あるものの、BMW X1よりも少ないかもしれません。

また、ニッサン・ジュークとほぼ同じボディサイズですが後部座席の足元と頭上は身長180cmの私でも余裕の広さなのでBMW X1ほど広くはありませんが、家族3人で乗る分には丁度よいサイズという感じです。

フィアット500xセーフティパッケージの見積もりとニッサン・ジュークの下取り査定

試乗後にフィアット500xセーフティパッケージの見積もりとニッサン・ジュークの下取り査定をお願いしました。結論から言えば、想像通り渋い回答だったと言わざるを得ません。

もともと限定車というのはお得度が高い価格設定なので値引きはあまり期待できません。実際に最初に書かれた見積もりに値引き額は記載がありませんでした。

嫁さんが席を外した際に営業マンにこっそり聞いた感じでは現金値引きは端数程度、オプションの中から高価そうなものをサービスします、という感じの返答です。

こういう場合は下取り車がモノを言う訳ですが、最初に提示された金額は片手プラスαという感じ。BMWの時の約半値です。これにはさすがにがっかりしましたが、営業マン曰くはここから各方面を当たってみて下取り価格を引き上げますとのこと。

なので、この日はそれ以上は突っ込むことをせずに次の目的地であるトヨタのディーラへ向かうことにします。まだどの車を本気で購入するのか決めていませんから、あまり無理を言っても仕方がありませんので。

次はトヨタのディーラで話題の新型車C-HRハイブリッドの試乗&見積もりですが、その話は後日の記事で報告します。