最近ニュースなどで報じられているサラリーマンの副業禁止事項の撤廃の可否。そもそも会社はなぜ副業を禁止しているのか?そして、今でも副業禁止事項を撤廃しないのか?を考えたことがありますか?
そもそも副業とは?
副業(ふくぎょう)は収入を得るために携わる本業以外の仕事を指す。サイドビジネス、兼業ともよばれる。副業は就労形態によって、アルバイト(常用)、日雇い派遣、在宅ビジネス、内職などに分類される。また、収入形態によって給料収入、事業収入、雑収入に分類される。
(引用元:wikipediaより抜粋)
要するに、本業以外に収入を得るような経済行為という解釈です。しかし、投資や家賃収入などの不労所得に関しては副業とはみなされない場合が一般的です。
例えば、本業が終わった後に夜のお店でホステスとして働く女性社員がいた場合は副業禁止事項に該当するでしょう。しかし、親から譲り受けた不動産を相続し家賃収入を得る場合は、副業とはみなされない、そんな感じです。
そんな感じという曖昧な表現をしているのは、規定と現実に乖離があるため、実態と即していないことが原因です。また、民間企業ではOKでも公務員の場合はNGなど身分によって判断基準は違います。
なぜ副業を禁止してきたのか?
多くの経営者は本業に支障がでるから、と思っています。確かに本業よりも副業に注力する従業員が現れる可能性があります。
現にこちらの著者である小玉氏は一部上場企業に勤務しながら初めた副業が大成功した結果、会社をクビになったご経験のある方です。
このような状態になることは珍しいと思いますが、勤務態度が悪くなる、本業に身が入らなくなる従業員が出現する可能性はあります。なので、会社は副業を禁止してきた訳では本当に本業に支障がでるのでしょうか?
副業で成功する従業員を育てたい
そもそも上記のような勤務態度が悪い、本業に身が入らない従業員はどこの会社にも一定数存在します。それらがすべて副業が理由ではありません。
逆に副業に取り組もうと思う人は優秀な従業員か、経済的に困窮している従業員だと思います。先程のような従業員はそもそも副業することすらできない人たちだと思います。または、副業してもやりきれない、失敗する人たちです。
優秀な社員が副業を行った場合、そこそこの確率で成功することが予想されます。また、そういう従業員ほど副業が忙しくても本業を疎かにしません。なぜなら、本業を疎かにすることが自分自身にとってマイナスであることを知っているからです。
また、経済的に困窮している社員に副業を禁止しても隠れて副業はするだろうし、そんな人に本業でがんばれば経済的な困窮を解消できると今の会社では約束できません。
なのであれば、副業で成果をだせるように環境を整えてあげる方が、会社に対してのロイヤリティーがアップすると私は思います。また、副業で得られた経験、知識が本業でも活かせることの方が、よほど本業に対してよい影響がでると考えます。
私がお薦めする副業
私がお勧めする副業はネットビジネスです。もっと簡単に言えば「ブログを書く」それが副業のネットビジネスの入り口だと思います。
ネットビジネスを理解することで本業に活かせない事業はほぼありません。というかネットビジネスに精通している人間が今後の会社には必要な人材です。
モノを売る、サービスを提供する、宣伝する、営業する。これらのことがすべてインターネットでできる時代になりました。いや、インターネットを活用しないとこれらのことができないような社会になりつつあります。
なので、私はうちの会社の従業員には副業でネットビジネスを勧めています。とくに初心者はブログでのアフィリエイトを勧めています。私の現在のインターネットマーケティングの知識の基礎はすべてアフィリエイトで得た知識です。
なので、このブログもその知識のアップデートを行うために行っています。私の会社でもインターネットを活用した営業活動を積極的に行っています。だから、従業員にもブログアフィリエイトを勧めています。
もし、あなたが副業を考えているのなら、または会社の就業規則から副業禁止規定の廃止を考えているのなら、ご参考になれば幸いです。
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