今回私は中古車のZ4 G29を購入したのですが、納車される前にいくつかのカスタマイズをすることにしました。
中古車と言えどもそれなるに高額な車両ですから、購入時にさらにカスタマイズするのは金銭的に痛いのですが、それでもカスタマイズすることになった理由とカスタマイズの内容をお伝えします。
タイヤ:シバタイヤ(F:255/35/19 R:275/35/19)
Z4 G29の19インチタイヤは高額
今回のZ4 G29はオークションで仕入れていただいた車両。
よって、細かなコンディションは現車を見るまで分かりません。
タイヤは納車時の車検は通るギリギリのラインしか溝がありません。
近い将来ホイールを交換する予定ですが、インチアップはこれ以上する予定はないので、19インチのタイヤを購入しても問題はありません。
通常であればサイズの関係で銘柄はピレリやコンチネンタル、そしてミシュランとなるのですが19インチのタイヤは軒並み8万円から10万円/1本という価格になります。
国産であればファルケンがサイズがあれば数万円/1本ぐらいは安くなりますが、それでも高額になります。
シバタイヤはドリフト専用タイヤ
そんな高額な見積もりをいくつか計算してもらっている間に、私が冗談半分で「シバタイヤならもっと安くなる?」と聞いてみました。
私はシバタイヤはドリフトする人の専用のタイヤだと思い込んでいましたので、Z4にシバタイヤはあり得ないと思っていたので、冗談のつもりで話をしただけなのですが。
しかし、実際に調べてみるとシバタイヤにはZ4用のサイズが設定されていることがわかり、価格を調べてもらうと・・・
- 欧州製タイヤ:約8万円/本
- シバタイヤ:約3万円/本
確かにシバタイヤは安くて高性能なタイヤを作るために作られたメーカーですが、ここまで安いとは思いませんでした。
そして、色々調べた結果、シバタイヤを通勤車に履かせている人の話も聞くことができたので、今回シバタイヤデビューさせてもらいました。
総額40万円を覚悟していたところが、15万円程度でタイヤを購入することができました。
また、シバタイヤの乗り心地、音、走りに関しては、走行距離が増えた時点でまたレビューできればと思います。
低ダストブレーキパッド:DIXCEL x Studie AG SR4
新車で低ダストブレーキパッドに交換する理由
私は新車を購入しても中古車を購入しても速攻でブレーキパッドを低ダストブレーキパッドに交換しています。
新車でもブレーキパッド交換するのはもったいない、と思う人もいると思いますが、純正のブレーキパッドで数万km走る間に、あの真っ黒なブレーキダストで汚れたホイールを何回洗うことになるでしょうか?
そう思えば新車で低ダストブレーキパッドに交換することも納得だと思います。
また、ブレーキディスクの摩耗状態によっては、低ダストブレーキパッドを交換する際に、ブレーキディスクも交換する場合もあります。
だから、費用的なことを考えても新車で低ダストブレーキパッドに交換するのはコスト面でも有利です。
Z4 G29の走行距離は2.4万キロ
今回の中古車のZ4は走行距離2.4万キロと6年落ちを考えると走行距離は短めです。
とは言え6年落ちなのでブレーキディスクは交換しないとブレーキ鳴きなどの原因になるかな?と思っていました。
しかし、ショップの人からギリギリブレーキディスクは交換しなくても大丈夫とのこと。
このZ4は2オーナー車ですが、以前のオーナーはあまり無茶な運転はされていなかった模様。
今回はブレーキディスクは交換せずに済みましたが、私が走行距離を伸ばすと今度はまだ摩耗していない低ダストブレーキパッド+ブレーキディスクの交換になるかもですが。
ローダウンサス:3Dデザイン
ローダウンしたらディーラー出禁になるのでは?
この写真の状態が3Dデザインのローダウンサスが取り付けられた状態です。
Z4は純正サスでもかなり車高が低い車です。
初めてこのZ4を見たときにあまりの車高の低さに足回りが純正なのか?ショップで確認してもらったぐらいです。
そして、その低い車高でさらにローダウンしたらディーラーに出入り禁止になってしまう、とかなり心配になりました。
3Dデザインの販売ページには・・・
- ダウン値:フロントマイナス15mm、リアマイナス10mm
と記載されています。
大丈夫かな?と思いましたが、取り付けてみると車検対応の車高に収まっています。
ホイールアーチの隙間と車高はあまり関係性はないのでしょうか?
なぜ3Dデザインのローダウンサスを選んだのか?
Z4 G29にはローダウンサスの選択肢が3つあります。
この中で一番最初に候補から除外されるのは、H&Rになります。
理由はH&Rだけは20iとM40iが共通の設定しか販売がされていません。
つまり共通と言いながら厳密にはM40i用の設定しかないことになります。
ダウン値が前後35mmと書かれていますが4気筒の20iでは車重が軽いためどのぐらい車高が下がるのか?も未知数ですので、今回の候補からは脱落します。
結局3Dデザインとアイバッハの一騎打ちになるのですが、アイバッハのダウン値は前後とも25mm、3Dデザインは前15mm、後ろ10mm。
アイバッハにすると車高が下がりすぎてしまうのではないか疑惑があったので、安全パイの3Dを選びました。

メインカーのX4 G02にも3Dデザインのダウンサスを取り付けているので、3Dデザインの乗り心地の良さも決め手になりました。
番外編:GRスープラ ブリッツ ストラットタワーバー
納車前というより購入時に取り付けられていたストラットタワーバー。
ブリッツ製ということなのでGRスープラ用のタワーバーがZ4 G29にも取り付けできるみたいです。
ノーマルのストラットタワーバーが付いていないので違いを比較することはできませんが、たぶん効果はあると思います。
個人的にはストラットタワーバーの効果よりも、サンフランシスコレッドのボディカラーとストラットタワーバーの赤がマッチしているので意味なくボンネットを開けています。
納車前にカスタマイズをした理由とは?
これだけのカスタマイズを納車前にすると、車両価格にカスタマイズ代金がプラスされます。

今回このような理由もあり急いでZ4を購入したため、資金的にも無理して購入しています。
それでも今回カスタマイズすることにしたのは、私がこのZ4の中古車を購入したショップは納車時のカスタマイズ工賃が無料になるから。
- タイヤ交換
- タイヤ組み換え
- ブレーキパッド交換
- ローダウンサス交換
これらの部品代金もそれなりの金額になりますが、通常はそれに工賃がプラスされます。
少しでも安くカスタマイズする、どうせ納車後にカスタマイズするのであれば工賃が無料になるタイミングでカスタマイズするのがお得です。
すべての中古車販売店やショップで同じサービスがあるわけではありませんが、中古車の販売価格の高い、安いだけで販売店を選んではいけません。
このようなサービスの有無も中古車販売店を選ぶポイントではないでしょうか?
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