BMWのフラッグシップモデルである8シリーズクーペ G15のLCI(マイナーチェンジ)モデルがスクープされています。

BMW8シリーズクーペ G15のLCI変更ポイント(フロント)

BMWのフラッグシップモデルである8シリーズにはクーペ、カブリオレ、グランクーペの3つのボディが用意されていますが、今回LCI(マイナーチェンジ)モデルがスクープされたのがクーペモデル。

クーペとカブリオレは基本的に同じボディなので今回のLCIの変更ポイントは基本的に同じものになると思われます。

まずフロント部分ですが、流石に大きなキドニーグリルが設置されている8シリーズですので、今回のLCIではあまり変更点は無さそうです。

それでも多少全体的に大きくなった印象を与えられているのは偽装のカムフラージュのためでしょうか?

偽装のカムフラージュという点で考えるならば、ヘッドライトが若干細くなっているように見えるのも偽装の影響なのか?本当に形状が変更されているのかは今の所は不明です。

おそらくフロントバンパー下部にも大きな偽装が施されているので、この部分の形状も変更されていると思われますが、現状の分厚い偽装ではその中身まで推測するのは難しい感じがします。

BMW8シリーズクーペ G15のLCI変更ポイント(リア)

リア周りに関してはテールライトの形状が若干変更されているようにも見えます。

基本的には横長のテールライトですが、サイドに回り込む部分のデザインが現行型と違うようにも見えます。

またG30型5シリーズのように全体的にスモークが付いているようにも見えますが、まだこの辺もハッキリと違いを語ることは出来無さそうです。

マフラーの出口形状は相変わらず台形のままのようですが、フロントバンパー同様に下部まで全て偽装が施されていることを考えると、この部分もデザインが変更されている可能性が高いです。

8シリーズのリアバンパー上部の造形は元々かなりダイナミックな造形になっているのがポイント。

そこの部分を大きく変更することは考えにくいので、マフラー付近のバンパー下部のデザイン変更に留まるものと思われます。

元々8シリーズのデザインは現在のBMWのデザイントレンドを真っ先に取り入れたものになっているので、LCIと言えどもあまり大きな変更を加える部分が少ないという感じでしょうか?

BMW8シリーズクーペ G15のLCI変更ポイント(インテリア)

インテリアに関してはiDriveのバージョンが7から8へ移行されるのでは?と考えられましたが、写真から判断すると基本的にはiDrive7のままで変更は無さそうです。

F56系 BMW MINI LCI 2018年に発売決定?

先日発表されたBMW i4には新型のiDrive8が搭載される見通しであることから、その後に発売されるiDriveは全てiDrive8へ移行するのではないということでしょうか?

またはiDrive8に関しては今後発売される電気自動車(i系)にのみ搭載されることになるのでしょうか?

今回はiDriveに関してはモニターの大きさ程度が変更されるに留まるのでは?というのが現状の推測です。

iDrive以外にもいくつかの内装部品の変更もあるのかもしれませんが、今の所は変更される部品は見つかっていないことから、外装と同様にLCIでの大きな変更はないのかもしれません。

なお、8シリーズのLCIの実施次期は2022年前半と予想され、グレードに関しても840i、840d、M850iが継続されて販売される見込みである。

8シリーズにはグランクーペもありますが、そちらに関しては発売時期が1年程度遅れての販売であったことから、クーペ、カブリオレから1年程度遅れてLCIが実施されると思われます。

【引用・参照元】